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第112話 総合格闘技2

 舞がアイドルになる前の日常。中学生の頃の話。




 今日は楽しみにしていた総合格闘技の試合がある。


 アメリカのラスベガスでやる試合で、時差があるので日本ではお昼くらいに中継される。




 というわけで、俺の部屋で舞と一緒に試合を観た。


「ふ〜、判定決着になったけど、見応えのある試合だったな」


「そうね。チャンピオンの後半の追い上げがすごかったわ」


「そうだよな。あの打たれ強さとスタミナは本当にすごいよな〜」


 舞と感想を言い合って楽しんだ……。




「ふわ〜っ、舞、ちょっとお昼寝しよ〜」


「いいわよ」


 二人でベッドに上がる。


「うおりゃー」


 俺は舞に軽くタックルして、格闘技ごっこをする。


「あん、ふふ、それ!」


 舞がギロチンチョークで反撃してくる。


「く……それならっ」


 俺は舞の身体をくすぐった。


「あははっ、だめ、あはん」


 舞が笑って俺を離してしまう。


「もう、反則よ、公介」


「いや、くすぐるのは反則じゃないだろ」


「ふふ、どっちでもいいわ。ほら、今度こそおいで、公介」


 舞が両手を広げて俺を誘う。


 俺は今度こそ昼寝する……と見せかけて、また軽くタックルした。


「とりゃー」


「あん、もう公介ったら、あははっ」


「ははっ、今度こそ本当に寝るよ」


「うふふ、じゃあ、ギュッてして」


「舞〜」


 舞とくっついてお昼寝した。




「それじゃ、また夜に公介の部屋に行くわね」


「おう」


 夕方になり、舞はいったん自宅に戻る。


 俺はお風呂に入ってから、夜ご飯を食べる。




 夜。


 舞が俺の部屋に遊びに来る。


「よし、総合格闘技のゲームやるぞ、舞」


「ふふ、いい試合を観ると、やりたくなるわよね」


「そういうことだ」


 美しすぎる幼馴染と、総合格闘技の試合を楽しんだ……。

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