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第110話 猫4

 舞が主役をつとめて社会現象レベルの大ヒットをした女子高生探偵ドラマ。


 そのシーズン2がついに放送開始した!


 さっそくすごい話題になっているな。


 これはまた社会現象レベルの大ヒットになるかもしれない。




 舞が帰宅。


「おかえり、舞〜!」


「ただいま〜、公介」


 俺はさっそく舞に甘える。


「ああ、舞、舞、舞〜!」


「うふふ、よーしよし、いい子いい子」


 舞も嬉しそうに可愛いがってくれた。


「それじゃあ、今からコスプレしてサービスしてあげるわね」


「やった〜!」


「ふふ、じゃあ着替えてきま〜す」




「お待たせだにゃん」


「お、おおっ!」


 舞が猫のコスプレをしてきた。それも露出度の高いセクシーキャットだ!


「これはまた、セクシーな猫ちゃんだね〜」


「にゃうん」


 舞がよつんばいになって、猫のように俺の足に身体をこすりつける。


「よしよし、ほら、こっちおいで」


 俺はソファーに座る。


 舞もソファーに上がってくると、猫のように甘えてくる。


「すごい綺麗な猫だな〜。ほ〜ら、いい子いい子」


 舞の身体をなでなでしてあげる。


「うにゃん、はあん」


「気持ちいいか?」


「にゃは〜ん!」


 今話題のドラマのヒロインが、家では猫になって可愛がられていると知ったら、みんな驚くだろうな。


「よーしよし、もっとしてやるぞ〜」


「ふにゃ〜ん」


「それそれ〜」


「ふにゃん、はふう……く〜」


「ん? 舞?」


 舞が寝てしまった。


 仕事で疲れていたようだ。


 このままちょっと寝かせてあげよう。


 俺は美しすぎる猫の身体を撫で続けた……。




「ん……」


 舞が起きた。


「おはよう、舞」


「私、寝てたのね」


「ちょっとだけだよ」


「ふにゃ〜ん」


 舞は猫になっていたことを思い出したようだ。


「寝ちゃってごめんにゃん、今からたくさんイチャイチャするにゃん」


「ま、舞……わかった、たくさん可愛いがるよ、舞〜!」


「にゃ〜ん!」


 猫になってくれた国民的アイドルと、愛し合った……。

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