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第109話 競泳水着

 夜。


 舞が帰ってきた。


「今日はサンマ買ってきたからね」


「おお、楽しみだよ。早く焼いて〜」


「ふふ、ちょっと待っててね。着替えてくるから」


「おう」




「お待たせ〜」


「お、おおっ!」


 舞はなぜか競泳水着に着替えてきた。しかも、めちゃくちゃセクシーなデザインだ。


「なんで競泳水着?」


「せっかくだから、料理している間も公介をよろこばせてあげようと思ってね」


「なるほど、ナイスアイデアだぞ、舞!」


「うふふ、じゃあサンマ焼くわね」


 競泳水着を着た国民的アイドルが、旬のサンマを焼いてくれる。


「う〜ん、いい匂いだな」


「ふふ、そうでしょ。もうすぐだから待っててね」


「は〜い」




「はい、できましたよ〜」


「うわ〜い、それじゃ、いただきま〜す!」


「あ、ちょっと待って、骨取ってあげるわ」


「ああ、頼むぜ」


 舞が丁寧に骨を取ってくれる。


 俺はその間、競泳水着を着たアイドルの身体をなでなでして楽しむ。


「あん、ふふ、取れたわよ、はあん」


「ありがと。それじゃ、あらためていただきま〜す!」


「どうぞ召し上がれ〜」


 サンマに大根おろしと醤油をかけて食べる。


「うん、美味しい! 美味しいぞ、舞!」


「ふふ、よかったわ」


 旬のサンマを食べた……。




「はい、お茶です」


 舞が食後のお茶を用意してくれた。


「サンキュー」


「この後はどうする? ゲームする? 映画観る?」


「いや、そんな競泳水着姿をずっと見せられて、もう我慢できるわけないだろ!」


 俺はお茶を飲み干すと、舞を抱きしめる。


「あん、うふふ、我慢してたのね」


「当たり前だよ。さあ、舞〜!」


「公介〜!」


 競泳水着を着た国民的アイドルと、愛し合った……。

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