第102話 シーズン2
舞が主役をつとめて、社会現象レベルで大ヒットしたドラマのシーズン2が、もうすぐ始まる。
ああ、また舞の女子高生探偵姿が観られるのか……最高だな!
シーズン1を観直す。
「あ〜、舞、綺麗だ……お前は本当に綺麗だ」
「ただいま〜」
「あ、舞、おかえり〜!」
帰ってきた舞に甘える。
「うふふ、ただいま、公介」
舞も嬉しそうに俺を可愛がってくれる。
「あら、私のドラマを観てたのね」
「ああ、もうすぐこのドラマのシーズン2が始まるだろ。だから、もう待ちきれなくてシーズン1を何回も観てるよ」
「ふふ、まだ撮影している途中だけど、すごくおもしろいから期待してていいわよ」
「舞がそう言うなら、本当に期待してよさそうだな」
「そうだわ、ちょっと待ってて」
舞が寝室へ行く。
これは……コスプレか?
エッチなコスプレをした国民的アイドルとイチャイチャできるのか?
「お待たせ〜」
「お、おおっ!」
舞がセーラー服を着てきた。それも、露出度の高いセクシーなセーラー服だ。
もちろんドラマで着ているセーラー服は、こんなにエロくない。
「ああ、舞、綺麗だよ、セクシーだよ! こんなエッチな名探偵なら、犯人じゃなくても自首しちゃうよ」
「ふふ、ありがと」
「ああ、舞……」
さっきまでテレビで観ていた女子高生探偵が、エッチなセーラー服を着て目の前にいるようで、俺はすごい興奮してしまう。
「ふふ、公介……どうする? ドラマの続きを観る?」
「い、いや、明日も観るからいいよ……」
「じゃあ、これから何したい?」
「エ、エッチなセーラー服を着た舞と、イチャイチャしたいです!」
「うふふ、いいですよ。はい、どうぞ」
「うおーっ、舞〜!」
セクシーなセーラー服を着てくれた国民的アイドルと、愛し合った……。
翌日。
ドラマの撮影で、早朝から仕事に行く舞を見送る。
「舞、仕事頑張ってな」
「ええ、公介にいっぱい愛してもらって、元気いっぱいだから大丈夫よ」
「そ、そうか。それじゃあ、行ってらっしゃ〜い、チュッ」
「チュッ、はい、行ってきま〜す!」