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超人種族の異世界英雄記  作者: 至田真一
超闘祭 前編
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超闘祭、二日目②

 昼休憩が終わり、二日目の午後の競技が始まろうとしていた。

 競技に参加する選手が発表されると、選手達はフィールドに集まった。

 ファイヤーズ   バースト

 ゴールドスマイル コリア

 戦乙女      ミリーア

 アルティメット  ブラーク

 チームソード   コユ

 エテア      ユール

 ドラゴンナイトズ スイン

 光の兄弟     エスティー


『それでは二日目、午後の競技を発表致します。競技名は、VSバーサスモンスター。内容は大体予想できると思いますが説明します。一人ずつ異空間へ向かい、そこで魔物と戦ってもらいます。制限時間の20分以内に倒せれば10ポイントが入りますが、時間以内に倒せなかったら半分の五ポイントが入ります。残念ながら負けてしまいましたら〇ポイントです。戦う魔物は順位によって違います。詳しくはこちらを参考にしてください』


 マジックビジョンが出ると、そこに現在の順位のチームが戦う魔物の強さが表示されていた。

 一位 一級×1

 二位 二級×2

 三位 二級×1三級×1

 四位、五位 三級×2

 六位、七位、八位 三級×1


「ちょっと待て。俺は一級を20分以内に一人で倒せって言うのか?」


 現在一位の光の兄弟のエスティーでも驚いていた。


「一級なんて高ランク四人掛かりでの討伐でも30分以上は掛かるからな。流石のエスティーさんでも時間内は無理か?」

「難しいが、やるだけやってみるさ。本音を言えば俺も二級二体が良かったがな」


 エスティーがスインとそんな話をしていると、王宮魔術師がやって来て呪文を唱えると、魔法陣が出現した。


『魔方陣の先が戦いの舞台となっております。それでは八位の選手、魔方陣で移動をお願いします』


 現在八位、ファイヤーズのバーストが楽しそうな顔で魔方陣に乗ると、魔方陣が光り、戦いの場へと移動した。


『競技の様子は、マジックビジョンでご覧ください。それでは、VSモンスター……始め!』


 最初の挑戦者は現在八位のファイヤーズのリーダー、バーストが戦ったのは、四本の足が生えたワーム、ドラゴワームだ。

 Sランクのバーストにとって三級のドラゴワームは強敵ではなかったため時間内に倒すことが出来た。

 次の挑戦者の六位のゴールドスマイルのコリアは、予選でガクラ達が追いかけられていたロックリザードが相手だ。

 岩の体のロックリザードに、コリアは得意の氷の魔法で攻撃していき、何とか時間内に倒すことが出来た。

 次の挑戦者、同列六位の戦乙女のミリアは頭に傘の様に開くトサカが生えた大傘鳥という魔物と戦った。

 空中から襲い来る大傘鳥に対して、ミリアは武器である鞭とツメを使い分けて、時間内に倒した。

 続いて五位のエテアのリーダー、ユールはキングビートルとクインビートルという二体の甲虫の魔物と戦った。

 二体係でも、SSランクのユールにとって三級の魔物はあまり相手にならず、あっという間に倒してしまった。

 次の挑戦者は、同列三位の為、両チーム二級と三級の魔物を一体ずつ相手にすることになった。最初に挑戦したアルティメットのブラークは、大きな蟹の姿をした三級の魔物、キングクラブと、手が鎌になっている蟹の姿をした二級の魔物、サイスクラブの二体を相手にした。

 ブラークはキングクラブをすぐに倒した後、サイスクラブの鎌に気を付けながら得意の拳を当てていき、最後に渾身のパンチで吹き飛ばして倒した。

 同じく三位のチームソードのコユは、三級のボーンナイトと二級のボーンジェネラルという二体の鎧を身に付けた骸骨の魔物と戦った。

 流石にガクラといい勝負をしたことがあるだけはあって、二体を相手に善戦をし、制限時間の半分ぐらいの時間で倒した。

 次に二位のドラゴンナイトズのスインの挑戦が始まった。

 スインが戦うのは二体の二級の魔物、午前の競技に出てきたキングワイバーンと、その雌の個体クインワイバーンの二体だ。

 二体とも空を飛んでいるだけあって、攻撃を当てるのが流石のスインでも難しく、残り時間五分程でようやく倒すことが出来た。

 そしてついに、最後の挑戦者である、エスティーの番がやって来た。


「他は全員クリアしてるからなー。俺もクリアしてぇんだが……」


 エスティーが戦うのは魔物の中で最高の危険度を持つ一級の魔物。

 本来大人数での討伐が推奨の魔物を一人で倒さなければいけないからか、少しかったるそうに見えた。

 エスティーは魔方陣に乗って戦いの場へ移動すると、そこは古びた廃城の様なところだった。


「魔物は何処だ?」


 エスティーが周りを見渡していると、上から気配を感じて上空を見上げた。

 太陽の光で反射したのか、一瞬何かが光ってサッと手で視界を塞いだ。

 手を動かし、光ったところを確認しようとすると、そこから青白い火球がエスティーに目掛けて降ってきた。


「うおっ!?」


 エスティーは後ろに飛び退いて火球を躱すと、火球が着弾したところに、一体の魔物が降り立った。


「こいつかよ」


 現れたのは、金色の鱗に覆われたとても珍しいキングワイバーンの突然変異種、ゴールドワイバーンだ。

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