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超人種族の異世界英雄記  作者: 至田真一
超闘祭 前編
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選手入場

 超闘祭初日の朝。

 宿泊先の宿の前に、全生徒が集まっている。


「それじゃあ今からコロシアムに向かう。はぐれんなよ?」

『はーい』


 光の兄弟を先頭に、コロシアムへと向かった。


「コロシアムに向かってる人大分いるな」


 ガネンの言う通り、今は朝の八時ぐらいだが、街道を歩いている人の殆どはコロシアムの方面へ歩いていた。


「今年は魔王が倒されて初だからな。去年より見に来る人は多いだろ」


 そんなガクラを含めた光の兄弟を歩いている人々は注目していた。

 二百人近くの生徒達が歩いているのもあるが、一番はやはり光の兄弟を含めた予選を通過した超闘祭の参加冒険者だ。

 ガクラ達の他にも、ブラークやユール、キルカと言った参加パーティーも一緒に歩いているから人々が注目するのは当然だった。

 人々に注目されながら歩いて行くと、ガクラ達はコロシアムに辿り着いた。


「おはようございます、皆さん」


 挨拶をしてきたのは、リューロン王国の騎士団長のラゴムだ。


「騎士団長か。どうしたんだ?」

「生徒の皆様を用意した席まで案内するようにと陛下からご命令されたのだ」

「そりゃあありがてぇな」


 ガクラがそう言うと、今度は運営の人が近づいてきた。


「失礼します。参加選手の方々は、控室までご案内いたしますので、こちらにお集まり下さい」

「俺等はあっちか」


 ガクラ達参加選手は運営の人の所に集まった。


「んじゃあ行ってくる」

「ああ」

「じゃあねー」


 ガネンとクラカが手を上げて見送ると、生徒達も何人かが同じように見送った。


――――――――――――――――――――


「あそこの兵士達が囲んでいる場所が陛下がご用意してくれた席だ。自由に座ってくれ」


 ラゴムに案内された生徒達は、言われたとおりに兵士達が囲っている観客席に座った。


「それにしても凄いわね。もう他の席埋まっちゃてるわよ」


 セーユは用意された場所以外の席がすでに埋まっている事に驚いている。

 現在は八時半。開会式は九時からなので、観客は皆朝早くに来たというのが分かる。


「それほど盛り上がるってことですよ。私も実際に見るのは初めてです」

「私達の場合そうでしょ。島から出ることすら出来なかったんだから」

「そうでしたね」


 セーユとシフールは話しながら始まるのを待っていた。


――――――――――――――――――――


「それではお呼びになるまでお待ちください」


 運営に案内された俺達は、時間になるまで控室で待機した。


「一年ぶりだなこういうの」

「ああ。しかし……グリーフさん、帰るんなら超闘祭見てからでも良かった気がすんだが?」

「確かにな」


 今朝、グリーフさんはライテストに帰ってしまった。

 ちなみに帰ることになった理由は俺達がいるからだ。

 グリーフさんがこの世界にいた理由は、光闇戦争の後、この世界がどう進んで行くのかを見守るためだ。

 魔王騒動が分かったのも、グリーフさんがこの世界にいたお陰だ。

 もしいなかったら間に合わず、アスタラードは魔王に支配されていたかもしれない。

 そして俺達がこの世界を拠点にするため、もう自分はいなくても大丈夫だということで、帰ることを決めたらしい。


(グリーフさん。この世界のことは任せてくれ)


――――――――――――――――――――


『皆さん! お待たせしました! ただいまより、第二回超闘祭開会式を始めます!』


 コロシアムの審判の男がマイクで言うと、観客は歓声を上げた。


『まず始めに、リューロン王国国王、ドラスナー陛下より開会のお言葉を』


 国王専用の席に座っているドラスナー王は立ち上がって前に出た。


「今年は魔王が倒され、初の大会である。まだ二回目だが、これほど嬉しいことはない。皆、大いに楽しんでくれ。これより、第二回超闘祭の開催をここに宣言する!」


 開会の言葉が終わると、観客席から拍手が鳴り響いた。


『ドラスナー陛下、ありがとうございます。今大会の解説には去年に引き続き、こちらのお二人がお勤めいたします。元SSランクの冒険者のガインさん』

『よろしくぅ』


 褐色肌の人間の男が腕を組んで挨拶する。


『そして同じく解説のリューロン王国王子、ラバルト王子です』

『皆さん、よろしくお願いします』


 茶髪の髪を一つ結びした竜人族の少年が頭を下げる。


『司会と審判は私、クランクが務めさせていただきます。では続きまして、選手入場です。予選を通過した八組のパーティーが順番に入場します。空中に投影されているマジックビジョンに選手の皆さんの簡単な情報が表示されますので、ぜひご参考にしてください。それでは、最初のパーティーの入場です。予選八位。燃える熱血チーム、ファイヤーズ』


 フィールドに五人の男冒険者が現れると、マジックビジョンに名前、ランク、種族、性別が表示された。

 バースト S 魚竜族(竜人族+魚人族) 男

 ウォーカ A 竜人族          男

 ノバル  A 小人族          男

 イガァ  A ドワーフ         男

 ピエラ  A 鬼人族          男


『続きまして予選七位。煌めくフェイス、ゴールドスマイル』


 次に出たのはイケメン……と言えるか微妙なドワーフを真ん中にした美男美女のチームだ。

 イテツ  S ドワーフ 男

 ヒビィ  A 魚人族  男

 レェーン A 鬼人族  男

 コリア  A エルフ  男

 ジェア  A 魚人族  女


『予選六位。戦う乙女達、戦乙女』


 今度は女冒険者五人のチームが出てきた。

 カタナ  SS 魚人族  女

 ミリーア S  獣人族  女

 グランタ A  ドワーフ 女

 スパラ  A  鬼人族  女

 ヤラ   A  小人族  女


『予選五位。三パーティー合同チーム、アルティメット』


 究極という意味のチーム名で出たのは、ブラーク達だ。

 ブラーク SS ドワーフ 男

 カゲキリ SS エルフ  女

 ダンガン SS 鬼人族  男

 ソルラ  S  魚人族  男

 マルナ  S  魚人族  女


『予選四位。初参加ながら四位に通過、チームソード』


 初参加のキルカ達が入場する。ちなみにキルカ以外全員女性だ。

 キルカ  SS エルフ 男

 コユ   SS 人間  女

 ユアーナ S  エルフ 女

 リフェア S  エルフ 女

 シノア  S  獣人族 女


『予選三位。こちらも強者が集まっています、エテア』


 滅んでしまった故郷の村をチーム名にしたユールのチームが出てきた。

 ユール  SS 人間   男

 ヨルナ  S  ドワーフ 女

 アモセ  S  エルフ  男

 シーシア S  人間   女

 ユキル  A  人間   女


『予選二位。全員が竜装の使い手の有名パーティー、ドラゴンナイトズ』


 スイン達が出てくると、これまでよりも大きな歓声が上がった。

 スイン  SS 魚人族 男

 ログラス SS 鬼人族 男

 シロン  S  人間  女

 ルーフー S  エルフ 男

 オルグア S  土鬼族 男


『さぁ皆さん! お待たせしました!! 最後は説明不要。予選一位、光の兄弟!!』


 観客からこれまで以上の歓声が響き渡ると、五人が姿を現した。

 ガクラ   SS 光族 男

 エスティ― SS 光族 男

 アスレル  SS 光族 女

 メイト   SS 光族 男

 ウルファー SS 光族 男


『今年はこの八チームが出場します。皆さん、乞うご期待下さい』

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