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作者: しぇりー

あまりにも近すぎる

だけど遠いと見えないじゃない

言いたいことは分かるけど

近すぎて苦しい


水色に澄んだ湖に

大きな石を投げたように

大きく広がった波紋は

なかなか

余韻から目覚めさせてくれない


あなたがいるのが当たり前で

私ばっかり近づきに行ってる

それは思い込みだったのかも


ぼんやりとしていて

ピントを合わせられなかった湖を

やっと見られるようになった

私は

こんな方法でしか気づけない


何で来てくれないの

そんなに好きじゃないんじゃない?

ずっと不信感しかなくて

心は遠いままだったの



湖の色が濃くなって

前とは違う色になっても

この湖そのものは

ずっと

この湖のままなんだよね


押し付けられた私の心を

何も言わずに受け止めて

あなたも愛してくれていたんだ


驚くほど長い

時間が流れてしまったけれど

きっと湖は枯れていない

また

心地良い距離で会えるかも


あまりにも近すぎる

だけど遠いと見えないじゃない

言いたいことは分かるけど

近すぎて苦しかった



君が連絡をくれなくなって

それぞれの生活を送って

時間が流れた今

やっと気づいた

君が必要なんだ



何で来てくれないの

そんなに好きじゃないんじゃない?

ずっと不信感しかなくて

心は遠いままだったの

距離を離して

心が見えたんだ

やっぱり会いたい

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