番外編☆ エピソード① 携帯
前回予告したとおり、本編との季節事情の関係で今回から特別編としてバラエティ企画を投稿していきます!
彩月ちゃん不在時のカルテットスタ―の日常、みたいな感じになってます!
少しでも楽しんでいただけるとありがたいです!
牙「えいっ! やぁっ! 動けっ! ああ~~~~もうどうしよ~~~!」
雪「うるせぇよ、牙狼! 少しは静かにしろ!!!」
希「何事ですか? ユキ、牙狼」
竜「あんまり大声で叫ぶと、のどによくないよ?」
牙「きいてよ! ノンちゃん、ロン、ユッキー! 今日知り合った女の子のメアドを登録しようとしたら、携帯が動かなくなっちゃった!!」
雪「また女かよ」
牙「オレの携帯を何とかしてよ!!」
希「ないと困るんですか?」
牙「困る困る! ちょ~~~~困る! 携帯がなきゃ、メール、電話その他もろもろぜ~~~んぶ出来ないんだよ!?」
雪「お前の場合は全部女にだろーが」
牙「ユッキー達とも連絡取れないじゃん!」
雪「別にお前と連絡取れなくても困んねぇよ」
牙「ひどいっ!!」
希「それなら僕の超能力で……」
竜「ノンちゃん。そのことは僕達だけの内緒って決まりでしょ? 女の子達に使ったら、だめだよ?」
希「あ、そうでした。すみません」
竜「とりあえず、直せるかどうか試してみたら? ユキ、頼める?」
雪「容量を増やすぐらいは、多分……」
竜「お願いしていい? 今度の夜ご飯、ユキが好きな焼き肉にしてあげるから」
雪「や、焼き肉!? ……ごほんっ。ま、まあ、竜駕がそこまでいうなら、直してやってもいいけど?」
牙「やった~~~~! ユッキー、サンキュー!」
雪「言っとくけど、お前のためじゃねぇからな!?」
希「僕も竜駕のごちそう、食べたいです」
竜「うん。ノンちゃんの好きなものも、たくさん作ってあげるね」
・・・数分後・・・。
雪「あとはここをこうして……よし、ほれできたぞ」
牙「うぇ~~~~~い! ウェルカムバック、マイケ~タイ!」
希「お疲れ様です、ユキ」
竜「よかったね、牙狼」
雪「あ、喜んでる中ちょっといいか? 牙狼」
牙「ん? なあに、ユッキー」
雪「容量増やすために、全データ消しといた」
牙「え? ……ほんとだ! メアドが物の見事に消えてる!!」
竜「し、仕方ないよ。牙狼のことだし、またすぐ増えるんじゃないかな?」
希「どんまいです、牙狼」
牙「ひどいよ、ユッキー! なにも全部消すことないじゃん!」
雪「うっせぇな! 大量にメアド登録してんのが悪いんだろ!? ゆーちゃんとかみーちゃんとか誰だよ!」
牙「え!? ユッキーってば中身見たの!? キャー! 変態!」
雪「気色悪い声出してんじゃねぇ! 直す時に見ただけだ!」
竜「二人とも落ち着いて。けんかはだめだよ?」
希「では僕は、牙狼に僕の携帯アドレス送っておきますね」
竜「ノンちゃんもスルーしてないで、止めるの手伝ってよ~」
fin
(次回! 四人の恋愛事情に迫ります!)