プロローグ
初書きの小説です!
楽しんで読んでもらえたら幸いです(^ω^)
pipipipi pipipipi
...カチッ
『はぁー、もう朝か。』
重たい体を起こしながら誰もいない部屋で、俺は一人呟いた。
__今日もこの世界は廻っている。
カーテンを開けながらそう思った。
俺の両親は5歳の時に他界しており、母方の祖母に愛情を注がれて育ってきたが...そんな祖母も先日亡くなってしまった。
葬儀に出席していた人達は泣いていたが、不思議なことに俺は涙がでなかった。
周りの人から見たら、薄情な人だと思われるだろうが...さっきも言ったとおり俺は幼くして両親を亡くした為、変な免疫がついてしまったのかもしれない。
だが、人の死については敏感だ。
__世界は人の事などお構いなしに表面だけ平和面して廻っている。
俺はこんな世界に満足感をおぼえた事がない。
『いっそ、この世界からいなくなりたい』
誰もいない部屋でそう呟いた。
最近、独り言が増えた気がする。
まぁ、そんな事はどうでもいいが。
一日ダラダラ過ごすのも、もったいないと思い近くの図書館に行くことにした。
図書館で、一人本を読んでる時がなんだか落ち着く。
友達にそんな事を話したら『なんだなんだ、文学男子か?文学少女ならぬ』と馬鹿にされた。
よく考えると確かに、文学男子なのかもしれない...。
そんな事を考えながら読みたい本を手に取ろうとしたとき、同じ年くらいの女性と手が触れた。
漫画の世界では、ここから恋が始まるのだろうが...その女性は「あっ...すみません...」と言って去ってしまった。
女性に譲るべきだったかと思ったが、結局俺はその本を手に取って読んだ。
あれから、どれくらい時間がたったのだろうか。
気が付いたら、閉館の7時になっていた。
俺は、今日の晩ご飯のメニューを考えながら図書館をでようとした...
『なんだか、外が騒がしいな...』
また独り言を言ってしまった。癖になりつつありのかもしれない。
外に出てみると、黒いフードを深った人が次々に通行人を襲っている。
コンクリートには、血が飛び散っている。
俺は、恐怖心でいっぱいになった。
『人が...死んでる...』
俺は、身がすくんで動けなくなった。
その時、黒フードと目があった。
一歩また一歩と近づいてくる。
その時。
【マスター....マスター!お迎えに参りました】
透き通るような水色の髪の女性が俺の前に現れた。
俺は、救われた気持ちでいっぱいだった『(これで救われた!)』と勝手に安堵していたが結末は違ったのだ。
その女性は、何か呪文みたいなものを唱え黒フードではなく俺に向って二丁拳銃を撃った。
即死だっただろう。
俺の短い人生はこれで終わったのだ。
でも、あの女性を恨んだりはしない。俺は、この世界が嫌いだったから,,,
__俺が死んでもこの世界は廻っている
【..マス..t...マスタ...マスター!!!】
『うわぁぁぁぁdvldxyんm!!』
【やっと起きましたねっ、マスター!どんだけ寝てるんっすか~】
『おいおい、なんなんだ。
朝っぱらから、ってか俺死んだんじゃなかったのかよ...どうなってるんだよ!!』
【もう、マスター。朝から五月蝿いっすよ~】
『朝から五月蝿いのはお前の方だよっ....ってあああああああああ!!!!!』
【あ~、もう五月蝿いなーまったくもー!!】
『お前、俺を殺したy【殺したなんて聞き捨てなりませんね~!私はアナタ様を迎えに来たまでです!!】
『いやだって、俺のこと撃ったじゃねぇか!二丁拳銃で!!』
【おれは、転送弾って言うんですよっマスター!だから、私はマスターを殺したんではなくこっちの世界に転送したまでです!!】
『てんそうだん?...ん?こっちの世界??』
俺は窓の外を見た。
そこには、見たことのない世界が広がっていた。
__もうひとつの世界は知らぬ顔で俺の事を迎えた
まだ、この時は何も知らなかった...
はいっ!
プロローグ読んでいただきありがとうございます!
まだ、『俺』と『メイド』の名前が出てきてないですが次回は2人の事をもっと詳しく書いていこうと思ってますっ!!
感想等、書いていただけると嬉しいです(^ω^)




