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ミラーコロ魔法学園

しばらくして、"空に浮かぶ島"・・・、魔法界に到着した。

虹色に光るまっすぐな橋の先に、空に浮かぶ島があった。

橋の上に着陸・・・

正確には着空すると、

「さあ、つきましたよ」

小取さんがほうきから降りて言った。

私にもほうきから降りるよう手で示し、私もほうきから降りた。

橋の上をそっと歩くと、鉄琴のような心地よい音がする。

私たちは、ゆっくりと橋の上を歩いて行った。



しばらく歩くと、ミラーコロ魔法学園にたどり着いた。

大きな黒い門を目の前に、思わず深呼吸をする。


「亜夢さん」

小取さんに名前を呼ばれ、

「はいっ!」

と慌てて返事をした。

「部屋に荷物を置いてから、校長先生に会いに行きましょう」

「わかりました!」


見ているだけで吸い込まれそうな大きな門に向かい、小取さんが魔法の杖を向けた。

星を描くように杖を振ると、ギギギィと音を立て、

門が開いた。



中に入ると、校舎と寮が分かれており、さらに進むと大きなお屋敷があるのが見えた。

寮の自分の部屋に入ると、思ったよりも狭いが温かな雰囲気の内装であることに胸が踊った。


「可愛い!」

「気に入ってくださったようで嬉しいです」


木でできているしっかりとしたベッドもあるし、キッチンもあるし、自分の力でちゃんと生きていけそうだ。

荷物を置いて、ドアの方に向かった。

「私は隣の部屋に住んでますから、いつでも呼んでくださいね」

「はい!」

「では、校長先生のところへ行きましょうか」

「はっ、はい!」

少し緊張するが、これから始まる新たな生活にワクワクする気持ちもあった。


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