勇者
くそう邪神の奴・・・
ああ、どうもスプラッシュです。
記憶が無いと思ったら、邪神の仕業だったのか。前書きに出たければ、私に言えば出してあげたのに。まあいいです。本編をどうぞ。
あれからやったことと言えば、ゴブリンの残党を狩りだして、スケルトンに変えていった位だ。スケルトンは15体程になった。これから何をやろうかね。
と思っていたら、トラブルが起きた。
勇者が来たのだ。勇者。うん勇者。四人組で、勇者は、若い男だ。俺と同じ位かな?で、やけにデカい盾を持った、こちらも若い男だ。後、魔法使い系×2だ。
・・・すまん、俺が悪かった。正確に言うと、紫色のマントを付けた女と、白いローブを付けた女だ。ド○クエ風に言えば、
勇者
戦士
魔法使い
僧侶
と言ったところだろう。四人のステータスをあげよう。
クリス
勇者
レベル5
HP50
MP30
攻撃力40
守備力30
素早さ30
魔力20
ウゾー
戦士
レベル5
HP40
MP0
攻撃力30
守備力80
素早さ10
魔力0
シーラ
魔道士
レベル5
HP40
MP70
攻撃力10
守備力10
素早さ20
魔力60
ミラ
聖魔道士
レベル5
HP20
MP80
攻撃力10
守備力10
素早さ10
魔力80
レベルは全員俺より低い。だが四人まとめて相手するのは難しい。どの世界も数が物を言うものだ。戦いにルールは無い。勝てば良いのだ。
(勝てばよかろうなのd(ry
・・・何かアウトな言葉が聞こえた気がする。まあいい。命あるものはここから返す訳にはいかない。
「クリス、こっちで合ってるんでしょうね。」
「迷いの森でも無限じゃない。探せば何処かにいるはずさ。」
「廃墟の中に人骨が転がってるだけじゃねえか。何もねえぞここには。」
「いや、人骨ってことは行方不明になった人達だよ。探せば何か手掛かりがあるはず・・・」
その瞬間後ろからグシャというまるで肉が裂けるような音が聞こえた。
後ろへ振り向くと、そこには透けた青い人型の何かに首を貫かれたミラがいた。
「ミラ!?・・・皆!敵だ!」
「なっ・・・ミラ・・・」
「おいおい、マジかよ・・・」
僕は仲間の命を奪った憎き敵を鑑定で見る。
テッド
魔王
レベル8
HP70
MP35/60
攻撃力70
守備力110
素早さ50
魔力50
強い。そして、回復魔法が使えるミラがやられている。一応皆回復薬を持っているが、あまり心許ない。
「あいつの守備力どうなってやがんだ!?俺より高いぞ!?」
「MPと魔力も私とほとんど変わらないじゃない!?」
恐らくこいつが親玉だ。こいつを倒せば村の皆が救われる。倒そう、そして僕は英雄になるんだ!
さっきの聖魔道士の不意打ちは簡単だ。家の上から真上に飛び降りて、首を貫いた。それだけだ。後、腰のベルトにはレイス入りのナイフをつけている。錆はスケルトンにとってもらった。俺の剣も一応手入れしてもらった。武器の手入れなんてやり方知らないしな。まあいい、それより今の戦いだ。回復役を潰したのはいいスタートだ。そして戦士や魔道士の発言から、鑑定はほとんどの奴が使えると見て間違い無いだろう。ということは魔王だと言うこともバレている。バレた事などどうでもいい。どうせ生きて返すつもりは一切無いからな。
先頭開始!
次話くらいで終わると思います(戦闘が)。
まあ頑張りますか。