ゾンビとレイス
・・・ん?ああ、スプラッシュですが・・・
駄目だ、一話分の記憶がない。
ああ、すみません。投稿が遅れました。不定期なのでこういうことがまたあるかも知れません。なるべく遅れないようにしますがね。ステータス書くのが結構面倒だったので、次回からステータスが結構省かれると思います。まあ重要な所はちゃんと書くので、話が分からなくなることは無いと思います。ではどうぞ。
頭が痛い・・・
結局あれから何もすることが無く、洞窟で寝たんだ。半レイスだからか、下が岩でも体は痛く無かったな。死んでるから睡眠は必要無いが、一応眠ることが出来るらしい。後、食事も必要無いようだ。一晩寝たが、一切腹が空くことはない。やはりこの体は便利だ。
さて、暇なのでスケルトン達の様子でも見てこようか。スケルトン達は、ゴブリン共の家(と言う名の廃墟)に置いている。ゴブリンの集落は意外と近く、約二十分程で着いた。
スケルトン達の様子を見てみると、皆色々な事をしていた。武器の手入れをしていたり、家を修理していたり、
・・・何故か転がっている骨を片付けていたり。
何故骨が転がっている?恐らく、ゴブリンの残党だろう。そうだとすれば、ゴブリンの死体があるはずだ。所詮はゴブリンだ。倒せていない事は無いだろう。
ゴブリンの死体は他のスケルトンが保管してくれていたようだ。俺はこのまま死体に魔法を使うのだが、今回はレイス召喚を使おうと思う。ちなみに、昨日召喚したゾンビだが、何もせず棒立ちしている。ステータスはこちら。
ゾンビ
レベル1
HP20
MP0
攻撃力20
守備力20
素早さ10
魔力0
・・・まあアンデッドだしね?こんなもんだろう。後、ゾンビは武器を使わないようだ。ゾンビ召喚はMPは5減った。さて、レイス召喚と行こうか。
レイス召喚!
すると、まあ、いつもの霧が死体を包んで。霧が晴れると、そこには青い霧のような物がある。霧は、透けている。後ろの壁が見えている。コイツがレイスなんだろうな。何かが違う気がしてならない。
レイス
レベル1
HP5
MP5
攻撃力5
守備力5
素早さ10
魔力5
弱い。これでMP10も使うんだぜ?何かあるだろう。おい、お前何かやってみろ。
するとレイスが横に落ちていた錆びたナイフに入った。
入った?
何がどう入ったかは余りよく分からない。とにかくレイスが入ったんだ。うん。
で、そのレイスが入ったナイフ(錆)何だけどどういう原理か俺の前に浮いてるんだよね。この世界に原理を求めるのもどうかと思うが。まあこのナイフ(錆)が浮いてるのは十中八九レイスのおかげだろう。一応ステータスも見てみた。
レイス
ナイフ
レベル1
HP10
MP0
攻撃力10
守備力10
素早さ30
魔力0
あぁ、そういう系ね。レイスを使えば、疑似ゴーレムが出来るって事ね。これは使えるな。役に立つぞ。錆は取れてないが。錆が取れたら強化されると思う。取り憑く武器によってステータスが変わるシステムらしいな。丁度いい、このナイフの錆をスケルトンに落として貰おう。
あれからスケルトン達の様子を見てたらレベル2のスケルトンがいたんだよ。ゴブリンの死体は全てスケルトンにしました。はい。
スケルトン
レベル2
HP20
MP20
攻撃力20
守備力20
素早さ20
魔力20
凄く分かりやすいステータスである。レベル×10とは恐れ入った。
普通に強いな。オールラウンダーでこのステータスは強いだろう。数で攻めるものだと思っていたが(それも間違って無いと思うが)、一体一体が強いって言うのは良いね。数+質という、二つの長所を持ち合わせている。やっぱ全部スケルトンでいい気がしてきた。まあ、一応ゾンビとかも生産するがな。
ここはスクバ村。ジュノの森のすぐ近くにある村。迷いの森の近くだけあって、大きな建物もなく、のどかな風景があるのみ。そこに、一人の勇者がいた。
「皆!ここがジュノの森だよ!」
「やっとか!長かったな。」
「今日は宿で休みましょう。明日はとうとう迷いの森よ!」
「ああ、心配です・・・」
死へのカウントダウンは始まっている・・・
次回かその次くらいには、VS勇者になると思いますよ。ちなみにあの勇者は、勇者(笑)なので、強くないです。また戦闘シーンはあっさり終わるのかな・・・