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誕生

どうもスプラッシュです。

やはり二ページで止まる。難しい。

・・・ん?ここどこだ?

気が付くと俺は洞窟の中にいた。ここが何処の洞窟なのか、ここはフーリス大陸のどの辺りなのか、そこら辺教えて頂きたいものだ。仕方が無いので洞窟を見回して見る。


洞窟はそこまで深くはないが、入り口が狭い上に、蔦で覆われているから外から見つかる心配はあまりないはずだ。まあ、見つかったときは見つかったときだ。奥を見れば、壁際に机があり、その上に本が乗っている。

・・・最後に言われた本とは十中八九この事だろう。話によると、本に詳しいことが書いてあるっぽいので、まあ読むしかないのである。机に近づき本を手に取る。表紙は何も書いていない。取り合えず開いてみる。



『よう、邪神だ。すまない、あのときは興奮してついノリが軽くなってしまった。』

おい、興奮したらノリが軽くなるのかよ。なんだそれは。

『じゃあ早速説明していこうか。まずお前が今いる洞窟は森の中だ。ジュノの森という。この森はフーリス大陸の右下にある。村も近くにはないから探索はあまり進んでないんだ。その洞窟はまず見つからないだろう。そこを拠点にするといい。とういか、そこ以外拠点候補はないだろう。』

半ば強制だなオイ。まあ別にいいが。

『地形については一旦このくらいでいいか。さて、次はお前の能力だ。まず、心の中で ステータス と念じてみろ。よくあるやつだ。』

少しメタイがまあ気にしないでおこう。俺はステータスと念じてみた。すると、頭の中に、何かが鮮明に写し出される。



テッド

レベル1

魔王

HP30

MP20

攻撃力20

守備力60

素早さ10

魔力30



おおう、防御高いな。流石半人半霊と言ったところか。あと、今気づいたが、俺の手が少し薄くなって、色が青くなっていた。青と言っても薄い水色みたいなものだ。手を見たら、地面が透けて見えた。やはり霊だ。薄い。この世界で言えばレイスか。まあ半分なんだけど。そのせいか、本は取れたしな。完全なレイスだと物とかは触ることが出来ないんじゃないだろうか。そこも半分で良かったと思う部分だ。てか、本取った時何故気づかなかったのか。まあいいや。邪神に感謝感謝。

『次に特殊能力を見てみるぞ。転生者には、必ず一つ能力が与えられるんだ。スキルと言った方が正しいだろう。』

おお!来たぜスキル!やっぱ転生にはこれが無いとな。どんなスキルか期待。

『スキルは、【アンデッドの王】と言うスキルだ。効果は、<アンデッド召喚系の魔法を始めから覚え、無所属のアンデッドを、自分よりレベルが低い場合に限り、配下に入れることが出来る。>と言う内容だ。配下と言うのは、主な効果を挙げれば、

配下は主に攻撃出来ない。

配下は主の命令に逆らえない

主が死ぬと無所属になる。

と言ったところだ。まあお前の場合は、アンデッドだから一切文句を言わずに、疲れることなく命令に従い続ける、ゴーレムのようなものだ。疲れないから、かなり使えるぞ。』

結構ヤバいの来たな。アンデッド達を従えて人間を殺し続ける魔王・・・


心踊るなオイ。

『まあスキルについては、自分で覚えてくれ。見て覚えるより実際にやった方が早い。断じて書くのが面倒だったとかでは(ry

さて、魔法とかも、まあステータスみたいに念じれば出るから。』

なんで最後投げやりになったんだ・・・

考えても仕方がない。早速やってみよう。

魔法!

するとまたステータスの時のアレが出てきた。マジで魔法と念じるだけで出てきたな。魔法!てなあ・・・



魔法一覧

ゾンビ召喚

スケルトン召喚

レイス召喚



流石【アンデッドの王】。見事にアンデッドだな。なんとなくスケルトン召喚をやってみる。


スケルトン召喚!


『元となる死体が無いので召喚出来ません。』


しばらくして無機質な声でそんなことを告げられた。死体がいるのか・・・

死体は狩るしかないだろ。俺は何故か机の下にあった俺の腕くらいの長さの剣(多分邪神が用意したのだろう。)を持って外に出ることにした。剣は不思議と重くなかった。いや、違う。俺の力が上がっている。人じゃないからな。そういう事だろう。俺は蔦を掻き分け、外に出た。

とうとう外です!ここからの描写が難しい。

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