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仲間

・・・スプラッシュです。

・・・はい。私、今回ばかりはもの凄く反省しています。約二週間ですね。はい。これは流石に開けすぎたと。ついさっき邪神にも説教されました。はい。次はきっと開けすぎないように気を付けます。

こうなったのは私の責任だ。だが私は謝らない。あ、ちょっと止めて、本当に反省してるかr

「・・・王よ、私に用とは一体何が?」

「ガント、そなたを読んだのは迷いの森で勇者が次々と行方不明になっている事じゃ。」

「・・・お言葉ですが王よ。彼らは勇者であって勇者でない者です。王が気にする事では無いと思いますが。」

「・・・お主の言っている事はよく分からぬがとにかく勇者が大量に消えているのだ。調査してきてくれ。」

「・・・分かりました。調べて来ましょう。」




・・・王は何を気にしているのだろうか。あんな奴等の事など無視していればいいものを。ただ王に調べてこいと言われたからには何もしない訳にもいかない。アイツに頼んでみるか・・・




あれから絶えずに勇者が来る。次から次へと。全部始末するだけだが、今回は仲間を紹介しよう。強さをね。




俺はエイト。親友がこの森に行ったきり帰って来ない。最近この森に行く勇者が急増している。そしてこの森に行った勇者は誰一人として帰って来ない。俺の親友もこの森に行き、そして帰って来なかった。俺はアイツより弱い。いつも模擬戦で負けていた。でもアイツの事を考えるといてもたってもいられなくなって。そして俺は森に来た。

「今のところ敵はいないけど・・・。何処なんだアイツは?」

途端、後ろから草木の音がする。俺は後ろを振り向いて剣を構える。影に潜む何かはゆっくりと出てくる。そこから出て来たのは、ゾンビだった。体が腐り、赤く光る眼をこちらに向けている。森の中は暗く、より一層不気味さが増す。とにかく鑑定だ、鑑定をしないと。




ゾンビ

レベル15

HP

MP0

攻撃力250

守備力250

素早さ50

魔力0




強い。強すぎる。こんな化け物がこの森にいたなんて聞いた事もない。そもそもこの森から生きて帰った者は俺の知る限り居なかった筈だ。こんな奴、勝てる筈がない。親友の事で頭がいっぱいだったが、この化け物と相対して、急に冷静になった。親友の事しか考えて居なかったお陰で、自分が森の何処にいるのかもわからない。どの方向に行けば出られるのか分からない。絶望的な状況だということを理解する。どうすれば、どうすればいい。考えているその時、ゾンビが俺に拳を降り下ろしてくる。俺は剣で拳を受け止めた、


筈だった。拳は、剣を折って、無慈悲に俺に迫って来る。この森から脱出した者が一人もいない理由が分かった気がした。こんな化け物がいるからだと俺は理解した。




と言うわけで、現時点で一番強いゾンビです。攻撃力と守備力が凄い。見ての通り、こいつの拳は鉄の剣を折る程の威力がある。俺の足元にはこいつの餌食になった人だった物がある。グチャグチャで、原型が分からない程で、全体が赤く染まっている。これは凄い力だ。期待大だ。

後、話が逸れるが、勇者の死体で気になるものを見つけた。水色に光る玉と紫に光る玉だ。鑑定すると、これはそれぞれ水色が『スキルオーブ』、紫が『マジックオーブ』というらしい。これはスキルの持ち主が死ぬと、出てくるという物らしいが、どうやら今まで見つけられなかったのは、俺は持ち物を確認する前に、先にアンデッドにするんだ。その時に出来たアンデッドがオーブを取得して、スキルや魔法を覚えてしまう。そのため、今まで俺が見つけられなかったのだ。俺がこれに気づいたのは、スケルトンの戦いを見ていた時だ。そのスケルトンが持っていた剣が、突然白く輝くと、その剣で切りつけても貫通しなかった鉄の鎧が、バッサリと綺麗に切れたのだ。そのまま敵は死んだが、俺はスケルトンに聞いてみた。今の技何?、と。するとスケルトンがその冒険者(勇者ではない)の懐から水色のオーブ、まあ、言ってしまうとこれがスキルオーブなんだが、それを、俺に差し出して来たんだ。俺はそれを手に取った。すると、オーブが、光になって俺の体に入っていった。そしたらアナウンスが俺の頭でなった。


「スキル、『ウインドカット』を習得しました。」


こういう感じだ。それから俺は、敵からオーブを取ってからアンデッドにしている。覚えたスキルや魔法は使うときに説明しよう。ただし、勇者が始め(転生するとき)に、女神に貰うスキルや魔法は入手出来ないらしい。まあ、入手出来たら、スキルチートになるからな。仲間紹介まだまだ続くよ!

・・・邪神だ。・・・作者の事は本当にすまない。・・・俺からも謝罪しよう。・・・諸事情と言うものがあるんだ。・・・次は遅れないようにする。

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