栄養的な意味で、懺悔の時間
「北斎、写楽、百合。そこに座って。正座で」
『はい……』
私は、怒っている。
戻ってきたら、冷蔵庫が空っぽで、私がいない間、食べ物とか生活はどうしていたかと聞けば、食事は各々各自で済ませていたって聞いたけど内容が酷い。
写楽と北斎の食事は、大体が飲むゼリータイプの食事。
百合はケータリングでも、サラダオンリー。
偶に来る甫坂さんが料理が出来るらしくて、お願いしていたという。
「まったく……それで?」
「それで、とは。何かしら、薫?」
百合が上目遣いでおろおろしながら見上げる。
「皆は今日何が食べたいの?」
皆の顔色がわっと明るくなって、それぞれが好みの食べ物をあげてくる。
「僕は海老チリ! 青椒肉絲でもいいな!」
「あ、あたしはボルシチ。あと後日でもイイから、薫の手作りのスイーツが食べたいですわ!」
「鳥と大根の煮物……」
若干写楽が遠慮してるけれど、少しそわそわしてる様子からして、煮物は食べたいのは確実っぽいね。
「スイーツはそうね、うーん、プリンにしようかな」
「! 美味しそう……薫の手料理が食べられる……! 嬉しいですわ!」
「買い物! 買い物いこう、皆で買い物行こう! いいだろう、写楽!?」
「良いだろう、車はオレが運転しよう」
「それなら僕は料理手伝おう!」
「あたしは荷物持ちますわ!」
嬉しげににこにこする百合に、胸を張って張り切る北斎に、許された安堵で笑っている写楽。
やっぱり皆といると、何処か心が落ち着くね。
ここから先、ちょっとメインストーリー絡ませつつ、「北斎編」「写楽編」「百合編」「甫坂編」「美鶴編」をいれていこうと思います(`・ω・´)暫く、このキャラばかりでてくるなーって時があるかもしれませんが、お付き合いくださいませ。




