My マスターベーション
マスターベーション。
性欲を振り返り理性を
覚えたいですね。
僕は時々思うことがある。少しの間、性欲というものが恐ろしい、そう思う。誰かが言っていた、戦争がないと男は性欲が無くなると。その通りだと思う。しかし、内情は性欲が押さえられない、そんな感じだ。僕には春というものが物足りない、そんな感覚があり夏が恋しかった。女という存在がいたたまれず、いいものに見えていた。そんな夏の始まりだった。
「最低な人間というのは性欲を振り返らない男よ」
その時、レイプされたことのある教師が僕にいった。その日は晴れで僕は生きていた。僕はその通りだとも思ったし、納得したわけでもなかった。恋というものにあるいは性欲に理屈はなかったし、性欲に理性は覚えない、そんなおとなしい頃で僕は春を振り返っていた。そんな折り、僕に変化が起こった。理性をあらゆる意味で覚えたのだ。今年こそ彼女を作る、そういう意味で理性は覚えなかった。しかし、理性を覚えた、そんな夏だった。一番はじめにそう思ったのはある女の子を見てからだ。その子はレイプされた経験があり、そんな自分に滑落を覚えていた。そんな自分が嫌いだったのだ。
その頃僕は中学3年生で幼稚な性を無くした頃だった。
今の時期、汗をかく。女の子にもそういう生理があるのだと思った頃だ。僕は興奮して寝れないことがあった。ある朝、登校すると女の子が背中を見せて汗を拭いていたのだ。それにとてつもなく興味を引かれた。僕はそんな自分を観察していた。
その時思ったことがある。女の子の生理現象は男を興奮させると。僕はその事について理性を覚えていた。つまりマスターベーションをしなかったのだ。その事が自分で不思議だった。この事が僕を辟易とさせた。頭の中で僕は理性を考えて生きていた。少しの間、それは収まったこともない。ある日から女の子に興味がなくなっていた。それが僕の感覚であり、一概に夏の終わりそれは完結していた。
それが僕の話だ。
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読んでくれて有り難う。