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第四十九話 ダンジョンアターーック⑫。ボスがすごく・・・と叫びたくなる問題なんですわ~!

ここまで持ってきてネタ切れが!?もともと無かったんですけど

がんばります。

 サチが自分の職業の説明をし、ビャッコ達やシズル達に理解してもらいボス部屋へ進む準備が整いつつあった。



 「ということで、私のステータスは2倍以上に強化されてますし、皆さんのステータスもあがっていることと思います。後はボス戦時の回復アイテムについてですが、私達は補充したばかりでまだ余分がありますので、もし足りないパーティの方がいらっしゃいましたらお売りしますよ」


 売るというとビャッコたちからは、えーという不満そうな声が上がったがタダで回復アイテムをあげるわけ無いじゃないですか。ねぇ?みなさん。


 サチが所持していた大量の回復アイテムを現金もしくは素材アイテムで交換していくのを横目に

リーシャは交換の終わったシズルと話をしていた。


 「ねぇシズル達が今日ここで狩りしてたのって偶然?」


 「ん?偶然ではないですよ。ちゃんと掲示板を見てきましたから」


 「あぁ、やっぱりリリーナさんが書込みしてた件でだよね?」


「そそ。行動方針が書き込まれてたので、何人かは向おうとしてたみたいですが結局来たのは私達と

ビャッコさんたちだけだったようですね。ドン=ファンさんも自分達の仲間が渋ったとかでビャッコさんのPTについてきたって言ってましたし」


 「おねぇちゃんは掲示板めったに見ない人だから、知らないだろうけど日に日に掲示板で人気が上昇してるもんね。それもギルド作ってから圧倒的に」

 そういい、リーシャはハァっとため息をつく。


 「まあいいじゃないですか。それにこのダンジョン後に向うオーファンではきっとダンジョンに来なかった人たちが待ち構えてるのは想像に難く無いですよ。今のうちから覚悟しておいたほうがいいんじゃないの?」


 シズルの言うように、今この瞬間もオーファンにはサチがギルドの名前を決める際に気づかずに見せていたウンウン考え込む姿(題目 女神様のため息?)がアップされ掲示板の住人の大半が萌えたのだ。


 「まあ、おねぇちゃんなら何とかするだろうから大丈夫。っと、そろそろおねぇちゃんの方も片がつく頃かな?」


 リーシャたち二人がサチのほうを見るとサチが最後の一人への補充作業を終えるところだった。



 全員が装備や回復アイテム、食料の補充を終えて明らかに異質なボス部屋へ入る時がきた。


 「えっと、ほんとにこのレイドのリーダーが私でいいの?リーダーらしい事なんてほとんどできないよ?」


 サチは全員を見ながらきくと

 「サチさんがリーダーの方が補正効果含めて私達にも都合がいいんですからお願いします!」

といわれたのだ。


 そういうことで今回のレイドのパーティ別役割はこうなった


 レイドリーダー       総合    サチ

 1部隊/メインアタッカー   リーダー  サチ

 2部隊/遊撃・サブアタッカー リーダー  ビャッコ

 3部隊/タンク・アタッカー  リーダー  シズル=シズハ



 「どんな威力の攻撃が来るのか不明ですのでシズルさん達武器ガード持ち、リュウとドンさん達盾もちの方は防御・パリィに重点を置いて敵の火力を測ってください。

 魔法職の方は弱点属性があるか試せる範囲で確認お願いします。一人はダメージ値を見ていてくださいね。

 マトイはいつもどおりボスにも弱点箇所はあるはずだから見極めをよろしく。

 私も女帝で攻撃スキルは多くは無いけど、支援していくからね。

後は各自臨機応変に対応して頑張ろう!」


 「「「了解っ」」」




 ボス部屋に入ると撤退防止のためか扉が閉まっていく。


 「逃げられないみたいねぇ」

ユーリアさんが呟き、他の面々は神妙な面持ちになる。


 「まあ何とかなるんじゃないかな?そもそもここって適正LV30以下だしね?

見たことが無いボスだとしてもせいぜい30超えるくらいまでの強さじゃないと割に合わないじゃない。

 それにまだ見ぬ新しいボスのドロップと魔石楽しみじゃなーい?」


 サチがメンバーのテンションを上げようと目の前の利益を示唆すると空気を読んだ面々のテンションが上がり始める。



 ボス部屋の中央まで進んだところでサチたちはクラっと浮遊感に襲われたが何とか持ちこたえ

そこにあったうごめく黒い塊の全容を知ることになる。


 「人型……よねどうみても」


 そこにいたのはエメラルドグリーンの騎士鎧を来た超イケメン男性と肩が露出された艶っぽい神話の女神が着ていそうな神衣を纏った人外の美しさの女性が二人サチたちを待ち構えていたのだ。



 『来たな選ばれし者たちよ。我が名は破竜のジークフリード。コチラにおわすパラスアテネ様の神託オラクルにより我らの世界の助けになるモノ達の力を確かめに参った。

 それに当たりこの場にいた堕龍は私が倒しておいたので安心するといい』


 このジークフリードという人がここのボス、ニーズヘッグを勝手に倒したあげくそれを押し付けがましく発言した上で私達を待っていたという。うん、意味不明ですよね。

 そこまで整理していた所でパラスアテネとか言う女性が続きを話し始める。



 『私達が治める世界に強大な魔が迫っており、ジークや他の騎士たちだけでは対処が追いつかず、

力を持つ戦士を探していた所、アナタの世界の【ゲーム】?というシステムの中に素晴らしい力を秘めた存在を見つけたのです。

 ……貴女の事ですよ?猫又のお嬢さん。あなたの心力は私達の世界でも十分通用します。

一通りの力を確認させてもらった後に私達と共に魔の者と戦って頂きます。コチラの用事が終わりましたら送り返しますのでご安心を』


 ちょっとまって!なんか勝手に話が進んでるんですけど!これって突発イベントか何かなのかな。

でもその割にはアナウンスが聞こえないし、どうなってるの。


 サチが内心混乱しているのを見たパラスアテネが続ける。


 『申し訳ありませんがもう皆さんは既にゲーム?とやらの中ではなくこの部屋へ入った時に私達の世界へ転移済みです。

システム?とかいうものをフルコピーしましたので、今までと同じような行動ができるようになっておりますのであなた達が殺されるということはありませんがしばらくの間能力が減衰されます』


 また何か大変なことが聞こえましたよ。入った時に感じた違和感がそれだったんだね。

私はすぐにシステムメニューを呼び出した。(ここまでは問題ないわね)ログアウトの文字を探すが

定位置にあったはずのその文字は見つけられなかった。

ついでにいうとGMコールの文字もなくなっていた。


 「………マジデスカ」

ついつい本音が出てしまいました。いや普通こんなことになったら本音出ますよね?

 リーシャたちにも目配せをして確認してもらうが全員同じ状況のようだ。

現状を少しなりとも理解したと判断したパラスアテネにより爆弾発言を受ける。



 『皆さんの現状を理解いただけたところで、早速ですがあなた達の力を見せて頂こうと思います。

まずはそうですね。ジークフリード。本来の20%の力でいいので彼女達の力を測りなさい』


 パラスアテネの指示によりジークフリードが前に進み出る。

予想はしていたけどジークフリードはものすごく強いだろう。パラスアテネの言う20%でも私達を圧倒できると確信しているのだ。


 『そういうわけだ。どちらにしても君たちは堕龍がいなかった時点で引き返すこともできたにもかかわらず、この部屋へ入り戦いの道を選んだのだから異論はあるまい?』


 確かにそうだ。私達はボスがいない時点で引き返すことはできたのに、敢えて中にいたジークフリード達と戦うことを選んだのだから。



 「みんな、混乱してるのは私も同じだけど今は目の前のジークフリードさんを倒す気で頑張りましょう。20%で相手するとかふざけるな!って事思い知らせてあげるんだよ!」


 サチの声でとりあえずは纏まりジークフリードとの戦いへ突入した。

戦いは熾烈だった。サチはレイドPTにより能力が底上げされているにもかかわらず、ジークフリードを捉えることができないのだ。【ひれ伏しなさい】もレジストされるし、他のスキルも同様全て完全にレジストされている為サチは攻撃に参加するしかなかった。


 爪装備で追い詰めようにも格闘家のようなスキルが使えないため、向上した身体能力に頼りきりの大振りになり歴戦の猛者であるジークフリードには避けられてしまう。

 そのくせジークフリードの攻撃は私達の防御などをすり抜けあっさりとダメージを与えてくる始末。


 開始5分もしないうち第3部隊のタンカーパーティはシズル以外は倒れている。

次に狙われたのがサチのパーティの後衛職で最初に戦闘不能になったのはユーリアさんだった。

魔法職メインである後衛陣がジークフリードの素早さを生かした攻撃を避けきることができず次々と剣のさびになっていく。


 『ふっ、パラスアテネ様が期待しているわりにはこの程度なのか。がっかりだな』

ジークフリードの嘲笑が聞こえてくる。非常に腹が立つ男である。


 「こうなったら……奥の手を出すしか!」

私は爪装備から暗器装備に変更、そして9階で覚えた新スキルを使う決断をしたのだ。


予定では次話が最終話となりますが一部として終了するので

運がよければこっそりと2部開始することがあるかもしれません。


最終話の投稿は今日中にする予定だったのですが

いかんせん終わりにふさわしい文章にならないので

もう少し時間を頂きたいと思います。


それでもいい終わりにはならないかもしれませんが。

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