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第四十三話 ダンジョンアターーック⑥ナゾクエスト消化とナゾの条件称号取得・・それはすばらしい問題です!

予定より5時間ほど遅れてしまいましたが2話目投稿します


このダンジョンアタック編は多分12話位まで行っちゃうかもしれない・・・。


 次話予定は明後日には何とか・・・。

 アイスゴーレムを倒し、突発で発生?したレベリングを終えたサチたちは、引き続き探索をしていない北エリアへ向かう。北西方向から来たエリアへ続く小さな洞窟を抜け北エリアへ北サチたちは驚く。


 「・・うわぁぁぁ・・絶景・・・」

北エリアは雪は降っておらずマップの見通しがかなり良く美しい風景が広がっている。

雪の渓谷に、目下に広がる大きな湖、その周囲に生える雪で飾られた森・・・そしてなによりも・・

光に反射され美しく輝く氷の城・・・・。


 「って・・・えぇ!?氷の城?ここダンジョンの中だよね?何で城があるの!?」

サチの叫びに全員同意したことは間違いなかろう・・。

 「景観は綺麗だけど・・・場違いな気もするような・・・」


 「とりあえずお城に行こうよ。おねぇちゃんのクエスト目的って今となっては、あのお城しか考えられないし。」

 たしかに・・この来たエリア以外はマップ踏破しているのでサチのクエストが進行するとすればここしかないだろう。

 そしてサチたちは氷の城へ向かい歩き出した。



 『はーっはっはっは!よくきたな!我が名はキング・エレフ!我が領域を穢すものたちよ。

死して後悔するが良いわぁ!!』

 と問答無用で戦闘開始です。・・・説得ってさ・・会話から始めるものじゃないの?


 キング・エレフは歓迎の言葉?を吐くなり、巨大な氷の剣を召喚し切りかかってきた。

盾で受け止めるリュウだったがキング・エレフの腕力が高かったようで押し切られ吹き飛ばされる。


 リーシャやユーリアさんも魔法を放っているが、キング・エレフが振るう剣で斬り飛ばされたり、弾き返されたりと反則級な反応をしてくる。


 後日検証結果を調べるとこのキング・エレフは魔法探知型のクエストボスということで自分に向かってくる魔法攻撃に必ず反応し防御姿勢をとり、よほど近距離で隙を付かないと当てられないということだった。


 もちろんこの戦闘時にその事を知るはずがないサチたちだったが、直接魔法を当てる目的ではなく隙を作る為に放つ様に切り替えると物理攻撃で相手を傷つけることができると知る。


 『ぬぬぅ!!穢れし種族どもめぇ!我が領域をこれ以上汚させはせぬぅ~』


 キング・エレフの体力が75%をきった頃にキング・エレフは形態を変化。人型から狼型に変化して人型時に持っていた剣は、狼の周囲を回り魔法攻撃への自動防御を行った。


 狼形態になり、素早さと攻撃力が増したキング・エレフの攻撃を必死にかわしながら反撃を試みるが、

隙を付いたつもりでも獣の俊敏さで回避され、逆に隙を突かれる始末である。


 「マジこれ危険すぎる!?こっちの攻撃は全部かわされるのにあっちの攻撃は何度も当たっちゃう。

なにか良い手はないの?」


 「私のスキルで狙ってみる!」そういうのはマトイだ。


 「マトイ?できるの?」

問うサチにあまり自信は無さそうだがやってみる・・という視線を向ける。


 マトイはキング・エレフのいる位置からかなり離れた場所へ移動しPTチャットで

「敵の視界に私を入れないように誘導して!」その言葉にサチやリュウ、リーシャが動く。

幼馴染で何か通じるものがあったのだろうか、マトイの狙いが分かった気がした。


 「はぁぁ!!」サチが声を上げ、キング・エレフの注意を引き攻める。掠る程度はあるが直撃は相変わらずない。続けてリュウの槍による連突き、リーシャによる弾幕で漸くキング・エレフの視界から、マトイが消える。


 それを感じたマトイはスキルを発動。

 「アサシンスロウ!」影の短剣がいくつも発生しキング・エレフへ向け飛んでいく。

このスキルは投擲スキルのなかで使う条件が厳しくソロではほぼ間違いなく使えないスキルだが攻撃力は初期クラスの中で一番高いのだった。


 マトイの投げた影の短剣は魔法攻撃ではない為キング・エレフの剣は反応しない。

そのうえキング・エレフは視界外にマトイがいるので狙われているという感覚はないのだ。

 全くの視界外から来る攻撃に反応できずに全ての短剣をその身に食らうキング・エレフは悲鳴を上げた。


 『グワァァァァ。ばかな・・・この私が攻撃を食らうなどあってはならぬのだ!』


 そういうキング・エレフの体力は50%をきっている。アサシンスロウの高威力もだが、狼形態では攻撃と速度に力を割いている為守備力が下がっているのだろう。自分の速さに自信があるからこそできるということか・・。人型であればここまでダメージは耐えられないだろう。


 「マトイ。また隙を作るから狙って!!精神力は足りてる?回復しながらで良いから頑張ってね!」

サチが精神力を使い切りフラ付くマトイに声を掛け発奮させる。長年の付き合いによる以心伝心なその様子を見たリリーナやユーリアたちは少し羨ましそうだ。


 「頑張ったらごほうび頂戴ね!サチちゃん!」精神ポーションを使用し最大値まで回復したマトイのこえに親指を立て答えるサチ。


 キング・エレフは先ほどの攻撃をしたマトイに注意を向けるが虎視眈々と攻撃を当てようと狙ってくるサチたちを意識から外すことができずにいるのだ。そして隙ができればアサシンスロウが飛んでくる。


 『おのれぇ・・・こうなれば我が最大の力を解放するしかあるまい・・』


 とうとうキング・エレフの耐久力が2割をきった頃に最後の形態変化を行った。

その姿は圧巻である。大きなとぐろを巻くその姿・・ドラゴン・・・ではなく東洋の龍である。


 『まさか我がこの姿を見せることになるとは思わなんだぞ。穢れしものたちよ!ここまで我を追い詰めたことは誇っても良い・・・がこの姿を見て我から逃れられるもの・・無し!』


 ぶっちゃけ敵ながらカッコイイ姿です。思わず見惚れるほどに・・・。その長い体(しっぽ?)で攻撃されたので・・見惚れてる時間はほとんどなかったですけどね・・。


 龍形態になったキング・エレフはブレスは吐いてくるわ、近寄ろうとしたら尾?による攻撃で迎撃されるわ、魔法は相変わらず剣ではじき返されるわで攻撃を当てる隙間がない・・・。

 マトイのアサシンスロウも敵の守備が高くなったためかダメージが大きくないですし、せいぜい0.5%くらいですね・・。

 多分私のスキル【発頸】なら守備力貫通のはずですし、相手は肉が詰まってますからダメージは期待できるのですがねぇ・・。先も述べたとおり近寄れないのがきついですね。


 しかしそこで起死回生の策を思いつくのは我らがユーリアさんだった。

私が発頸なら・・と呟いたのをきいて思いついたようです。というよりもその魔法は闇魔術師には逃げるときに使うという概念しかなかったという・・。


 その魔法とは闇魔法の【 影の使徒シャドウサーバント】という一度だけ攻撃を食らわないようにしてくれる魔法です。


 それを私にかけることでキング・エレフの迎撃を一回だけ無効化し発頸を当てるというお仕事・・。

確かに今はそれしか思いつきませんからやってみる価値はあります。ただしクールタイムは1時間あるので失敗したら大変なことになりそうです。


 流れとしてはリュウが盾を構えつつキング・エレフへ接近し迎撃行動を誘発させる。マトイは投擲による移動阻害、リーシャはわざと攻撃魔法を使いはじき返す性能を持つ剣を封じる。リリーナは私へ知力と腕力が上がる補助魔法の使用。


 リュウの決死の特攻型防御で尾の攻撃後の体勢が大きく崩れるキング・エレフ。

そこへ【影の使徒】の補助を受けたサチが接近し、スキル【発頸】をぶちこむ。


 『グゥフゥエェェ・・・このような事が・・・・し・・信じられぬ・・・我が・・・我が負けるなどと・・・は・・・。』キング・エレフの耐久力は振り切れて消失。龍形態の肉体の中から最初に遭遇した人型のキング・エレフが現れ言う。


 『我の負けである・・・貴様らの手にかかるのが口惜しいがな・・・。』

今なら会話が成立するかもと思ったサチはクエストで立ち寄っただけで荒らすつもりはなかったと説明。

 そのことを信じられないという目つきをするが敗者の弁など意味を成さない。


 『貴様らの物言いが事実だとして我に何を望む?』

そういうキング・エレフに領地に執着し過ぎないように説得したことでクエストクリアの報告が響く。


 ピーンポーン

 ※※『ダンジョンクエスト:氷の王を説得(討伐)せよ!のクリア条件を満たしました。』


 称号【氷の王の加護】を取得しました。


 予想はしてましたけど称号ゲットですね。リーシャたちにも同じ称号が入ったようです。


 【氷の王の加護 (パッシブ):属性を司る王の加護の一つ。自分の存在を進化させる条件の一つ。

知力補正+中】


 自分の存在の進化・・?なんでしょうね・・気になります・・・。まあ今は判らないことを気にしても仕方ありませんし、龍形態のキング・エレフの死骸から剥ぎ取りでもしましょうか・・・。


 『R氷龍のウロコ:氷を司る龍のうろこ。武器には向かないが防具にアクセントとしてつけるだけでもすばらしい効果が得られる。品質100』


 『R氷龍のひげ:氷を司る龍のひげ。しなやかで丈夫なひげは切れることがない。加工は難しいが使い勝手は良い。品質100』


 『SR氷龍の魔石:氷龍の力が封じ込められた魔石。魔力が高い上硬度が半端ないので生半可な腕では加工できない。

武器へ合成すると【アイスブレス(小)】が使用可能になる。防具に合成すると【氷無効】【氷龍の加護】が付く。品質110』


 思わぬ所で魔石ゲットですね。それも品質が高いし特殊効果もきっちりつくと・・・。

ユーリアさんが目を輝かせているが今のLVじゃあ使えないだろうから他の魔石でレベリングしてからにしてもらいましょう。


 この情報を掲示板に上げるとしてもクエスト受注条件が分からないんじゃどうしようもないですし、

この話は今はまだ隠しておこうと思います。もちろんメンバーにも言い含めています。


 そして氷の城の採取ポイントも回り素材をゲットした私達は氷の城を後にして5階のマップ踏破率を100%にしたのだった。


 「それじゃあ・・一旦4階に戻りましょう!」そういうのはもちろんユーリアさんだ。

その一声で私達は4階の最初エリア(3階への階段がある場所)へもどり、5階で手に入れた日記を元にループ回路を歩く。


 『一本目から北・北・南・南・東・西・東・西(獅)・東』

 『一本目から南・西・北・西・南・東・東(竜)・南・東』

 『一本目から南・南・東・東・北・西・西・北・東』   =済


この情報からまずは一番上から情報の検証を行う。

一本目から北・北・南・南・東・西・東ときたので、次は西(獅)へ・・

行ったがそこには獅子の石像があるだけで通常と変わらなかったのだ。雑魚モンスターもいるし道案内の石碑もある。


 「なぁ・・この獅子の石像・・何かはめれるスペースがあるぜ?」

獅子の石像を調べていたリュウが全員に声を掛けるとユーリアさんは急いでその石像とスペースを調べ始めた。


 「うーん・・・多分メダルか何かをはめる場所だと思うんだけど、そんなもの持ってないわよねぇ。」

もちろんそんなもの誰も持っていないのでしばらく調べていたが今は用事の無い場所と判断して、2本目の通路を調べにいくことにする一行。



 2本目の東(竜)のマップまでやってきたサチたちは先ほどと同じように調べるがここにも竜の石像と何かをはめるスペースと道案内の石碑だけだった。


 「折角戻ってきたのに無駄足だったみたいね・・ごめんなさいね皆さん。」

ユーリアさんが頭を下げて謝るが全く迷惑とも思ってない私達は

「そんなことは気にしないで先に進みましょう」と励まし4階を抜け、5階もさっさと通り抜けて6階へ向かうのだった。

名前 サチ(♀) 

 種族 獣人種猫又族


 職業 格闘家LV29・鍛冶師LV28・錬金術師LV30・女帝LV21・〈空き〉


 称号 アクティブ

 〈駆け出しの〉・〈絶対的幸運の〉・〈無望な〉・〈姫の〉・〈覇者の〉 ・〈怪しさ満点の)


 称号 パッシブ

 〈試練を超えし者 (パッシブ)〉・〈氷の王の加護 (パッシブ)〉


 スキル 格闘家 ;〈ラッシュ〉・〈ダッシュ〉・〈コンボ〉

          〈ロック〉・〈エアリアル〉・〈発頸〉

 

     鍛冶師 ;〈鑑定〉・〈鍛冶〉・〈採掘〉・〈固定レシピ化〉

     〈看破〉・〈渾身の一打〉


     錬金術師;〈鑑定〉・〈錬金〉・〈採取〉・〈分離〉

          〈素材属性委譲〉・〈素材合成〉


     女帝  :〈ひれ伏しなさい〉・〈オーホッホッホ〉・〈貴女何様なのかしら?〉・〈あんたの物はあたしの物〉


装備 武器:真鋼鉄爪

    頭:なし

    体:真鋼の胸当て

    腕:真鋼の手甲

    足:真鋼の脛当て

    アクセサリ:試練のネックレス

    アクセサリ:無骨な三錆ラスティーリング(赤)

 所持金185450R


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