第二十八話 え?またですか・・・新しい情報とか・・・問題がおきそうでこわーい
本日連投2話目です
3本目は夜には書けてるといいな~程度です
同じゲームをやっているといっていたストーカーっぽい男の子と別れた後も、優未は後ろを気にしつつ家路に付いた。男の子は約束を守った様であの後は付いてくる気配もなく、街中で優未がいつも感じる視線程度に収まっていた。
「ふ~、もし家にまで付いてこられたらどうしようかとおもったぁ・・・」なんとなくフレンドコードを渡してしまったが、サチから連絡を取ることはない。親衛隊のリーダーだという以外相手の名前も知らないし・・。自室にて今更ながら公開している優未。そうこうしてウジウジしていると美希がドアをノックする。
「おねぇーちゃーん、かえってるぅ~?」美希のわかってて聞いてくる口調に笑みを浮かべながら、
帰ってるよと返すとドアを開けて美希が入って来る。
「おねぇちゃん!。早く狩りいこうよ!!もう待ちくたびれたよ?」
満面の笑みを浮かべながら優未のVR機器を差し出してくる美希。
「はいはい。準備するから待ってね。待ち合わせはいつもどおり噴水前でいいわね?」と優未が確認を取ると「もちろん!」と返事が返ってくる。優未はお花摘みを済ませ、VR機器を起動した。
アニエス噴水広場
ログインするとちょうど隣に同じようにログインしたリーシャの姿があったので今日の目的を聞くことにする。
「ねぇリーシャ。今日はどこ行きたいの?」
「んっとねぇ、今日は荒野エリアにいる羽系素材がほしいんだけどいいかな?」
「荒野?私は行った事ないけど大丈夫かな?敵の強さはどのくらいなの?」大事なことなので聞いてみると、アニマ洞穴と同じくらいの強さだというので安心する。
「ただね~、フィールド系にはレアモンスターというかフィールドボスがいるからそこだけは注意かな~」
「フィールドボス?そんなのいるんだね~、私って今まで森とアニマ洞穴くらいしか行った事ないから知らなかったよ~」というとリーシャはなにか変なものを見る視線でサチを見る。
「え・・?おねぇちゃん。いままでフィールドエリアで戦ったことないの?」
「ん?あ~ダンジョンに向かうときに多少は戦ったけどそのくらいだよ?」
「おねぇちゃん・・・もっとゲーム楽しもうよ~。いろんなエリアのモンスターと戦ってこそのゲームの面白さが分かるんだからー。それにモンスター素材だって効果がいろいろ違って来るんだよ?」とリーシャは非常に残念そうに言う。
「あ~うん・・そうだよねぇ。私も同じ所ばっかり行くのもどうなのかなって思ってはいたんだけどね~。素材集めの旅に出る目標もあるんだし、自分の国のエリアくらいは回らないとダメよね。」と、最近TCOで出不精になっていることに気づき、一通り落ち着いたらちゃんとしようと心に決めておく。
簡単な説明を聞きながらも回復アイテムの準備をし、作ってあった何種類かのポーションをリーシャに渡す。ポーションを受け取りながらリーシャはふと感じたことをサチへ聞いてみた。
「そういえばおねぇちゃんは結構LV高いのに4つ目の職業決めてないんだよね?どうして?」
「4つ目?あ~、あれはちょっとなってみたい職業が思いつかなかったし、初期職業を極めてからでも良いかなぁって思ったからね。決めずにおいてあるのよ。」
「おねぇちゃん、次は職業LV合計が50をこえたら5つ目の職業スロット出るから4つ目を空欄でおいておくメリットはあまりないと思うよ?」
どうやらリーシャはサチに取得してほしい職業があるようでしきりに4つ目の取得を勧めてくる。
それを長年の付き合いで感じ取ったサチは直球勝負で聞いてみる。
「リーシャ?私にどんな職業を取得させようと思ってるのかな?」
「え?そ・・そんなこと考えてないよ??ゃだなぁ~おねぇちゃん。アハハハー。」
なにやら口笛を吹くように口を尖らせながら明後日の方向を向くリーシャ。
その態度にますます怪しさを感じたサチは追求を強める。
「ん~。私今日は気分がいいから、リーシャのお願い聞いちゃうかもしれないんだけどなぁ~?」
リーシャをチラチラ見ながら行ってみると、リーシャはすごく迷っているようでソワソワしだしている。
「あ・・あのねおねぇちゃん・・・・」そういって切り出すリーシャ。
やはり私にさせたい職業があったのねと思い、一応聞いてみることにした。
話を聞くと私がリアルの方で纏ちゃんと会っている間に、ログインして町を探索していたリーシャは隠し職業のクエストを発見したそうだ。ただリーシャはすでに職業枠が5つ埋まってしまっている為当分取得できない為、もうすぐ5つ目の枠が出るサチにクエストの受注をして検証してもらいたいということだった。
「もう・・そんなことくらいなら聞いてあげるわよ。いつもどおり遠慮しないでおねえちゃんに甘えればいいのよ?」サチは思ったよりもたいしたことではないお願いだったので、リーシャのお願いを聞く事にした。
「で・・そのクエストから済ませる?それとも狩りからするの?」
リーシャは少し迷っていたが、クエストがどのくらい時間がかかるか分からない為まずは狩することを選びサチとリーシャは荒野エリアへ向かって歩き出したのだった。
フェロウズ荒野
ここは大型の鳥系モンスターが跋扈する不毛の荒野・・・という設定。
荒野エリアに着いたサチたちは、すぐにモンスターに取り囲まれてしまう。ダチョウのようなモンスター《ダチョーン》2羽、カルガモの親子のようにズラリと縦一列にきっちりと並んでいる《オヤガモー》2羽と《コガモー》10羽、それを指揮するゴブリンテイマーが一体だ。
「お~?荒野に来て早々レアモンのゴブリンテイマーだね。コイツのドロップは武器素材になる鉱石を複数種類落とすんだよ~」
現れたモンスターを見てリーシャが説明してくれる。
「て言うか数が多いけど・・大丈夫かな?」
「大丈夫だよ!おねぇちゃんが突っ込んでモンスターを纏めてほしいの。そうしたら私が大きいので
ドッカーンとやっちゃうから残るのはテイマーだけだよ。」
たしかにアニマ洞穴で見た範囲魔法はすごかった。サチは了解すると群れへ突っ込みタゲととりつつ打撃を与えていく。
「グワワワァァァ?」とか「チチチチチチチッ」とか大合唱ですごくうるさかった・・。
1分もすると詠唱が完了したリーシャが一声。
「おねぇちゃんいくよ~」
「わかった!」 サチは返事をしてすぐにスキル〈ダッシュ〉を使い高速で群れを離れるとそこへ大きな火球が飛来した。
!!【灼熱の爆撃】!」
ズドォォォォォォォーーーーン
大きな音の後には粒子化していくモンスターの姿しかなかった。そしてリーシャの予定通りゴブリンテイマーだけが生き残り取り巻きを倒されたからか顔を真っ赤にして怒っている。
しかしいくら怒っても、1VS2ではどうしようもなくゴブリンテイマーはサチの打撃とリーシャの威力特化単体火魔法であえなく粒子化していった。
「やっぱり余裕だったね!おねぇちゃん。この調子でもっと羽素材集めようね~。あと・・テイマーのドロップはっと・・・・?なにこれぇ?」
倒したゴブリンテイマーのドロップを確認しているリーシャが驚きの声を上げたのでサチは何事かと思いリーシャの元へ駆け寄る。
『テイマー王の証:従魔の王の証。間もなく従魔の王が現れるだろう。品質80』
・・・・・マタデスカ・・・・
サチは天を仰ぐ。その様子を見たリーシャが聞いてくる。
「おねぇちゃん?このアイテムの事知ってるの?」リーシャは教えて教えてオーラを出している。
「あー・・うん・・えっとこれはボスが復活する緊急クエストの発生条件のアイテムだね。初日に私が森でゴブ王の証って言うアイテムを手に入れたことがあるから見るのは二回目かな・・・。あと品質が高いわね・・意味あるのかしら・・」
「そうなんだ~。じゃあこれをギルドに出してクエスト受ければ強いボスと戦えるんだね。ワクワクしてきたー。」とリーシャは嬉しそうに飛び跳ねている。
「前回のゴブ王の時はいろいろあってクエスト中断しちゃったから今回は最後までできるといいな。」
とりあえずギルドに出さない限りは緊急クエストが発行されない為、サチたちは荒野で鳥の群れを蹂躙し続けた。
夕食が近い時間となったので、清算して一旦切り上げようということになりアニエスの町へ戻るサチたち。ギルドにいくと非常に嫌な予感がするので、素材を分配を先に済ませることにした。
今回の荒野でのドロップアイテムの成果は、ダチョウの羽80、ダチョウの卵25、ダチョウの尾羽30
鴨肉100、鴨の卵60、鴨の羽毛90、蒼錆鉱石10、赤錆鉱石10、黄錆鉱石10、テイマー王の証1
採取成果は、仙草ハグルマが3、秘薬草100、鮮魚草65、魅力草35となった。
この中から羽系素材全般とテイマー王の証はリーシャ、それ以外の肉や薬草素材、鉱石素材はサチがもらうことになる。そこまで済ませるとサチはリ-シャに夕食食べてから続きにしようといい、ログアウトしたのだった。
名前 サチ(♀)
種族 獣人種猫又族
職業 格闘家LV20・鍛冶師LV18・錬金術師LV12・〈空き〉
控え職業:投擲具職人・投擲手
称号 〈熟練の〉・〈絶対的幸運の〉・〈無望な〉・★〈姫の〉
〈森の守護者の〉
スキル 格闘家 ;〈ラッシュ〉・〈ダッシュ〉・〈コンボ〉・〈ロック〉・〈エアリアル〉New
鍛冶師 ;〈鑑定〉・〈鍛冶〉・〈採掘〉・〈固定レシピ化〉
〈看破〉
錬金術師;〈鑑定〉・〈錬金〉・〈採取〉・〈分離〉
装備 武器:真鋼鉄爪
頭:なし
体:真鋼の胸当て
腕:真鋼の手甲
足:真鋼の脛当て
アクセサリ:真鋼のリング
アクセサリ:なし
所持金385450R




