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第十一話 新たな依頼。こんなの無理だってばぁ!ていう問題です

日付変わっちゃいましたが投稿いたしました。

前回が長くなった分今回はちょっと短い・・・

前話から引き継がせるには長い文章が難しかったのですいません。


 ではどーぞよろしくおねがいします!

 「はい。クエスト終了を確認しました。こちらが報酬の800Rになります。素材売却につきましては計算中ですのでお待ちください。

 冒険者サチさんは、ギルドマスターがお呼びですので執務室へお向かいください。お連れの方は申し訳ありませんがご遠慮ください」



 ギルドへクエストの終了報告が終わり一息つけると思った所へまたしても嫌な予感。

リュウは王の証から連なる緊急クエストを受けていないため執務室へは入れないようなので、装備を整えるなり好きなことをしてもらっておくことにし、サチは嫌々ながらもギルドマスターのいる執務室へ向かった。執務室のドアをノックし許可を得て入室すると、ギルドマスターランドルが声をかけてきた。


 「まずはクエストの達成ご苦労であった。おぬしに森の調査をしてもらっているうちにギルドで王の証について解析した結果、王の誕生まで後わずかと分かった。

今回の規模はゴブゴブ族一部隊500体の3部隊編成の物量作戦でくるようだ。そこでおぬしに頼みたいのが薬品と武器もしくは防具の調達である」



 ≪『緊急連鎖クエスト:ゴブ王掃討戦2 (回復アイテムの納品0/50)・(兵達の控え用武器もしくは防具の納品(0/30)品質により報酬額上下あり 報酬10000R~』が発生しました。≫



 はい……またしても強制受注です……その上ピンポイントで私の職業で作れそうなクエスト内容とか。その上納品数が鬼畜……ポーションにしても武器にしても作る為の素材がぜんぜん足りないわ。しばらくは森と生産施設の往復になりそう……。


 ランドルとの話が終わり受付で素材販売の報酬を受け取るとリュウへしばらく生産にかかりきりになりそうだから自由にしててと伝え、ついでに鉱石系素材があまったらこちらにくれる様にお願いしておいた。

 その時リュウの声のテンションが上がっていたようだけど、どうしたんだろう?まぁいいか……。



 伝えることを伝え終わったサチは手持ちで作れる分を作る為生産施設へ行き、ふと考えた。


 「〈絶対的幸運の〉称号つけたまま作ると失敗はない代わりに品質が高すぎるのができちゃうし、当面は〈駆け出しの〉称号で生産した方がいいよね。美希も作りすぎたりNPCに流したりしない方が良いっていってたし……よし……がんばろう!」


 カーンカァーンカァーン!!ボキッ(クホホ~


 「10本中3本かあぁ……だめねぇ……インゴットから武器にする過程でどうしてもミスが増えちゃう……どうしたらいいんだろう。美希に相談にのってもらうしかないかなぁ」


 そこまで考えた頃に寝る時間が近づいてきたため、宿屋へ戻りログアウトすることにした。

今回の獲得アイテム

 800R(クエスト報酬)・4000R(素材売却報酬)

 名前 サチ(♀) 

 種族 獣人種猫又族

 職業 格闘家LV8・鍛冶師LV4・錬金術師LV4

控え職業:投擲具職人New・投擲手New 

称号 ★〈駆け出しの〉・〈絶対的幸運の〉・〈無望な〉・〈姫の〉 

 スキル 格闘家 ;〈ラッシュ〉・〈ダッシュ〉・〈コンボ〉 

     鍛冶師 ;〈鑑定〉・〈鍛冶〉・〈採掘〉

     錬金術師;〈鑑定〉・〈錬金〉・〈採取〉

装備 武器:鉄のトンファー

    頭:鉄のはちがね

    体:布の服

    腕:鉄の腕輪

    足:革の靴

    アクセサリ:なし

    アクセサリ:なし

 所持金51000R(+4000R+800R)


称号欄の★はその話の終わりについている称号です

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