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第九話 初のPTプレイ。問題なんてない!ないっ!ない~。

すいません。自分で書いてて8話と9話の展開はないわぁとか思ってますがこのままご都合主義でがんばってあわせます・・・

 サチとリュウは、周囲に注意(主にプレイヤーに対して)しながら、森を目指していた。

サチの目的はクエストの消化、リュウの目的は戦闘職のLVあげ、ということもあり、最初の目的地として先ほどサチがゴブゴブを倒していたポイント(即沸き)である。


 目的地に近づくにつれて、ゴブゴブやワードッグが2~3体の群れで襲い掛かってくることもあり、初心者のリュウとしてはいきなりこれか!?と思わないでもなかったが、ゴブゴブとワードッグを倒す事に慣れてしまったサチがいた為安定して一体ずつ確実に倒していくことができた。

 1時間も狩りつづければリュウもLV5へ到達し、この辺りのモンスターなら危なげなく倒せるようになったころに、サチはリュウにクエストで奥に行きたい事をいうと、リュウは了解と周りのモンスターを掃討した。



 「奥のほうでクエスト消化したいから一緒に来て。奥にも多分モンスターがいると思うから」


 「そうだな~。ゴブゴブも飽きたし他のモンスターの相手でもしてもっと経験値稼ぐとするか~」


 このときサチはPTボーナス等が加わり格闘家がLV7になっており、例の称号によりアイテムドロップ数がとんでもない事になっていたがそれは割愛する。リュウの方のドロップはお察しである……。


 その後も二人は森の奥へ進み、ツインスネークという二股の頭の蛇やスロウモンキーという遠距離から木の実や石を投擲してくる猿のモンスターと遭遇したが、リュウと協力し挟み撃ちなどで何とか討伐することができた。


 「おかしいなぁ……ここはさっき薬草採取に来たんだけどあんな強いモンスターいなかったよ」


 現在サチたちがいる場所は、サチが壱薬草採取を探す際に立ち入った群生地である。ソロで迷い込んだ時は、今のようにモンスターの出現どころか気配すら全く感じなかったのだ。しかし今は昼間に来たときと比べ、モンスターの気配が多いため二人は慎重に周辺の探索をすることを決めた。


 しばらく探索していると、サチのクエストウィンドウが開き、《アニエラの森の調査(1/1)完了》となり、緊急クエスト1の達成となった。サチはそろそろ町に戻ろうと提案するが、リュウはもう少しLVをあげたいというため、じゃあ戻りながら少しだけという約束でLVあげに付き合うサチだった。その結果町の手前に戻ってきたのはあの提案から少しというには長く2時間も経過していた……。結果サチはLV8へリュウはLV7へ達していた。


 二人が町に入る直前、前方に立ちふさがる存在が現れた。


 「よーぅ。まってたぜ、ねえちゃんたちよぉ」

 「さっきはよくも逃げてくれたなぁ。あの借りはきっちりかえしてもらうぜぇ?もちろんねぇちゃんには体でなぁ……へへへ」


 下卑た言葉で寄ってきたのは町を出る前に絡んできたナンパ3人衆だった。

 名前 サチ(♀) 

 種族 獣人種猫又族

 職業 格闘家LV8・鍛冶師LV4・錬金術師LV4

 称号 〈駆け出しの〉・★〈絶対的幸運の〉・〈無望な〉・〈姫の〉 

 スキル 格闘家 ;〈ラッシュ〉・〈ダッシュ〉・〈コンボ〉 

     鍛冶師 ;〈鑑定〉・〈鍛冶〉・〈採掘〉

     錬金術師;〈鑑定〉・〈錬金〉・〈採取〉


ステータス   格闘家(補正値)

耐久力 (HP)   49 (-6)

精神力 (SP)    18 

筋力  (STR)   24 (-3)

敏捷  (AGI)   23 (+6)

知力  (INT)   14 

器用さ (DEX)   19 (+3)

運   (LUK)   17 

魅力  (cha)   14 

装備 武器:鉄のトンファー

    頭:鉄のはちがね

    体:布の服

    腕:鉄の腕輪

    足:革の靴

    アクセサリ:なし

    アクセサリ:なし

 所持金45200R


称号欄の★はその話の終わりについている称号です

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