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プロローグ


【グラスコールヴ】


 その名はこの地に生きる者にとって(あらが)うことさえ許されぬ禁域の大陸のことである。

 

 ――古の伝承に曰く、かの地は天より降りし『神々のまう大地』――

 

 人々はその地に触れてはならぬ聖なる領域として畏れと共に崇めていた。

 しかし、どの世界にあっても人の欲望というものは果てがない。

 

 幾百年前頃から冒険者なるものが次々と現れ、神々が棲まう大陸を目指し、その地にのみ存在する資源を求め、多くの冒険者たちが大陸へと足を踏み入れる。

 されど、そのほとんどの冒険者は再び人々の前に姿を現すことはなかった。

 

 未知なる大陸に挑み、敗れ去ることを幾度も繰り返す内に、やがて冒険者たちの間で死地の大陸として噂が広まり、挑戦する者は次第に減っていく。

 

 今では、グラスコールヴという名を口にする者など滅多にいない。


 のちに生還した稀なる冒険者に神々の大陸グラスコールヴについて聞くと。

 

「あの地には確かに神が存在していた。ただし、あの地に棲んでいたのは『しき神』だ」

 

 その者は震えながら語っていた。


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