ファイル⑧ これまでのあらすじ
月陸歴1515年
エーコと 沙耶が8歳時
- アーク達がウルールカ女王国と縁を持つ
- アーク → 孤児院で闇抱えた少年ライオスを発見し、『復讐考えてるなコイツ』と見抜く
- アーク → ダークの過去から放っておけず、孤児院から引き取り鍛え始める
月陸歴1516年
- アーク達はスイースレン公国へ渡る
- ライオス → 公爵令嬢を助ける → 褒美に『貴族学園に入学できるぞ(平民が貴族様と同じ場所にいられるぞ)」と上から目線で言われる(後のウルールカ女王国との亀裂の一要因)
- スイースレン公国の国柄 → 男尊女卑 & 平民蔑視
学園入り前後
- アーク → ウルールカ女王国に頼み、エーコと沙耶を『名誉伯爵』にして留学生扱いに。実際はライオスを見守る役目も持たせる
学園生活
- 学園は3つ(総合/武技/魔導)
- ライオス → 平民なので浮く。
- 一部貴族生徒 → 『家畜が同じ学び舎にいるなんて』と敵意を向ける
- ライオス → 読み書きできないので教師ルリシアの部屋で勉強。
- ルリシアの部屋 → 学園内での心の拠り所になり、たまにエーコ・沙耶も来る
- 沙耶&ライオスは10歳から全学園武術大会で好成績
月陸歴1620年
エーコ、沙耶、ライオスが14歳・学園5学年目
- エーコ、初参加で優勝かっさらう
- 全学園合同野外演習開始
野外演習中の事件
- エーコ:後ろから刺される → 近くの人が応急回復 → 自己回復 → 報復成功。草でアークと繋がっており一部始終を見ていた
- ライオス&沙耶:魔獣襲撃 → 巨大なタイタンオーガ出現
- ハンネル(公爵令息):混乱しクリースティアラ公女を突き飛ばす → 危険に晒す
- ライオス:公女救出するがタイタンオーガに吹っ飛ばされ戦線離脱
- 沙耶:草を破壊される → 単独でオーガ撃破する → 力尽きて気絶 → 行方不明
(尚、このエーコ達が学園に通ってる間は、アークは修行に入っていた)
その後の余波
- 沙耶との草破壊されアークからの観測不可能になり行方不明
- 生徒間で『誰が公女を危険に晒したか』議論 → ハンネルがライオスに罪なすりつけ
- ライオス:会話を聞き逃亡 → 草を自ら破壊しアークとの視界共有を絶つ(迷惑をかけたくないため)
[ウルールカ女王に2人からの報告]
アーク → 伝心魔道具でウルールカ女王国へライオス冤罪事件の詳細を報告。
学園長 → 伝心魔道具で女王に直電、**『沙耶は学園でストレスを感じ逃亡』『ライオスは公女を危険に晒し逃亡』**と虚言上申
[女王の応対]
女王:エーコ&沙耶は我が国の貴族、ライオスは重要人物の被後見という認識
保護者に事前確認を取らず“褒美入学”を決めたこと自体が非常識。保護者の名前は出さないが、調べなかったそちらの落ち度という態度
→ まず**“筋違い”の指弾**。虚言まで重なったため、国交断絶する事を決定
発端:ライオス冤罪事件
ハンネルの父が主導する貴族派の貴族が国交断絶で、政争に事実上は敗北する事になる
これには根底に『平民は家畜同然』という価値観が染み付いている事から
やらかしの中心人物:公爵令息ハンネル
事件のほとんどはハンネルの独断・暴挙が原因。
だが、それを国として通すと決定したのはハンネルの父
その結果ウルールカ女王国が『全部虚言』と断言 → 国交断絶を宣言
――――亡命する事に繋がる
また、アークも修行を終え再び物語は動き出す