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ファイル① アークス=アローラ -Dark-

 ダーク(本名アークス=アローラ)


 ・見た目:灰色の髪、灰色の瞳


 ・幼少期(5歳~8歳)—森での生存と能力の芽生え


 一般人の家に生まれるが、金銭的に困窮しており、5歳で森に捨てられる。


 最初は動物に襲われることもあり、死の恐怖を体感。


 そこで気配を消すことを覚え、身を守るために隠密性が向上。


 次に、動物の存在や動きを気配で察知する能力を習得。


 この隠密+気配察知の能力が、後の暗殺や潜入の基盤になる。


 森を出てコソ泥生活、金の概念はなく、常識も乏しい。



 ・親との再会(8歳)—帰宅・家族との衝突


 親は新しい子供を作って自分の存在を忘れていた。


 怒りで新しい子供を殺す。


 謝罪され『もうじゃあどうでも良いや』と冷めた態度で去ろうとし、背を見せた瞬間に父が逆上し襲いかかる。


 アークスは気配察知を使い、あっさりナイフで撃退。


 その後の父の罵詈雑言がうざくなり殺す。


 母が悲鳴をあげ叫ぶため、煩くてナイフで手足を突き刺して瀕死にし、金を全て奪って生かす。



 ・能力と心理の整理


 森での経験+親との事件で、隠密・気配察知能力が極まる。


 人を殺す感覚が麻痺、倫理観が歪む。合理性重視で冷酷。



 ・ダームエルとの師弟関係(8歳~15歳)


 アークスが父を殺し母を瀕死にした時に、ダームエルに見られてた。


 そして、愉快そうに笑い『組まないか?』と誘われる。


 子供好きで、アークスを守りつつ将来的に『まともな道』へ戻す希望を持つ。


 しかし、アークスの能力が高すぎるため、つい金稼ぎや汚れ仕事に走ることに。


 暗殺・潜入・情報収集・毒物などの技術を教えつつ、本来教わるべき基礎教養も少しずつ伝える。


 目的は、アークスが学びながらも、将来的には『まともな道』に進めるようにすること。



 ・仕事と現状への葛藤


 アークスの能力が高く、暗殺や汚れ仕事で金を稼ぐことに向いていることを理解。


 ダームエルは止めることもできず、アークスが自発的にその道を選ぶのを見守ることになる。


 それでもアークス15歳の元服をした時に、護衛や安全な生き方の提案をするが、アークスが『このままで良い』と言ったことで、強く止められない。



 ・師としての想いと関係の継続


 アークスといる時間は楽しく、ずるずると一緒に過ごすようになる。


 その裏で、アークスが能力を活かしつつも危険に晒されないよう保護する意識は常に持っている。



 ・アークスとダームエルの活動


 アークスが実行班、ダームエルが情報収集や仕事発注役。


 アークスとダームエルの名前からチーム名『ダーク』を設立


 アークスが実行する際、顔を隠すよう指示され、覆面や鉄仮面を使用する。



 ・悲劇と復活


 町ぐるみの罠によりダームエル死亡、アークス瀕死。


 死の間際、ダームエルは『一緒にいるのが楽しくてずるずる来てしまった。でも本当はまともな道に戻してやりたかった』と吐露。


 瀕死で倒れていたところを、魔導士の村の村娘グランティーヌ=ビューティエルカに助けられる。


 自暴自棄になって食事を食べないアークスに、死ぬよと指摘。


 挑発的に『だったら口移しで食べさせれば?』と返せば黙るだろうと思った。が、予想に反し口移しで食べさせられる。


 グランティーヌに『馬鹿か』と言うが、『心も体も元気になるなら馬鹿で結構』と返す(これはグランティーヌの口癖)。


 その態度にイラッと来たアークスが押し倒すが、グランティーヌは嫌がらず受け入れる姿勢。


 アークスは、その素直さに更にキレてしまい、自暴自棄もあり体を重ねる。


 情事後、ダームエルを『親であり師だった』と泣きながら吐露。



 ・グランティーヌの死


 エーコが誕生。自分と違い『ええ娘』に育って欲しいという名付け。


 グランティーヌは出産後の弱った体で、知らずに病を撒く薪を燃やした事で1年後に死亡。


 この薪を商人が売りに来たが、ラフラカ帝国が裏で仕組んだものだった。



 ・ダークとしての復讐(16歳~25歳)


 ダームエル、グランティーヌの死を経て、アークスは『ダーク』の仮面を被る事に。


 物理的にも鉄仮面を被り顔を隠す事で、自分の正体を徹底的に隠す。


 後に、ダームエルとグランティーヌを殺した黒幕はラフラカ帝国と判明


 しかし、強大なラフラカ帝国相手に1人では太刀打ちできず、過去の仕事で知り合った者も含む9人の仲間と共に戦う。



 ・仲間との関係


 9人の仲間の中で、フィックス国の王子エドワード(後に国王)とは唯一、素顔で会った経験がある。


 ダームエルが死んだ町はフィックス領内。後にエドワードから謝罪を受け、町長は処刑されたと告げられる。



 ・復讐の旅と帝国打倒(25歳)


 隠密・気配察知・暗殺・潜入・毒物技術を駆使し、9人の仲間と協力して帝国を討つ。


 復讐達成後、虚無に陥り死を選ぶ。



 ・星々(スターライト)世界への転移


 星々(スターライト)世界への転移事件が起こる。


 このままダークに死なれたら、この大陸…ひいては世界がまずいと星々(神々のような存在)が判断。


 日本から高梨 治を召喚し、その魂がアークスに宿す。


 こうして治の『ダーク』として星々の(スターライト)世界での日々が始まる――――。

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