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アイテムを育てて納品するやり方

「よし、絵画、猫妖精ケットシィーの涙の納品もあって私の口座にあるお金は総額1千750万パシットになった理由だけど・・・。」


「ライリィーの中ではまだ全然足りてない感じなのかしら?」


考え込む私にムクトが声をかける。


「そうなのムクト恐らくまだ全然足りてないと思う。」


「そうなんだ。でもスクーマさんが見つけてくれた依頼はある意味特別だったからね。何とか僕らでお金を稼ぐ方法を考えないと。」


「って言ってもアーク正直俺もその事考えてみたけど中々良い案が浮かばないんだよな。」


アークに続きマットも深く考え込む。


「あんたらちょっと視点を変えてみたらどうだい?」


スクーマさんがそう言ってアドバイスをする。


「どう言う事ですかスクーマさん?」


スクーマさんに対して私は疑問で質問する。


「あんたらは、モンスターが落としたアイテムや、世界五大宝石みたいにセットになって価値が出たり、絵画や美術品なんかが主にアイテムだと思ってはいないかい?」


「ええーそうですけどその考え方は違うのかしら?」


スクーマさんに対してムクトが違うんですかと言った顔で見る。


「例えばマットがよく食材アイテムと言うのを手にしているだろう?果たして食材アイテムはモンスターを倒す事だけで手に入る物なのかねえ?」


「あっ!!」


スクーマさんのこの言葉を聞き私はふとある事に気がついた。


「ようするに食材になる野菜や果実を育てて採集してアイテムとして納品してみるって事ですか?」


「ライリィー正解その通りだよ。」


私の答えにスクーマさんがにっこりとした表情で笑う。


「たしかにそれなら、ある程度安定した収入が手に入るかもしれないわ。」


「ムクトの言う通りたしかにそうだね。だけどそれには野菜や果実を育てられる環境がなくちゃ難しいよね。」


「そんな都合がよいところそんなに簡単にはねーぞ。」


「あっ!!」


「どうしたんだよトゥリーヤ急に何か思いついたような声を出して。」


驚いたような声を挙げるトゥリーヤに対してマットが怪訝な顔をする。


「あるじゃん!!野菜や果実を育てられるのに適した環境。」


トゥリーヤはそう言うと私たちに向かって自分の考えを話すのであった。






「ただいまー皆!!」


「おうトゥリーヤじゃないかしばらくぶり!!」


トゥリーヤの提案それはプラタナの森の中に存在する緑樹族の郷で食材アイテムである野菜や果実を育てると言う物だった。


「へぇートゥリーヤが緑樹族だって事は知ってたけどまさかその郷でっ食材アイテムを育てる事になるなんてね、僕にはちょっと想像できなかったよ。」


「あーそうだな、俺もそこの所まで頭が回らなかったよ。基本俺は食材アイテムをモンスターを倒して手に入れた物しか使ってないから。」


「緑樹族の郷まさかこんな近くの森の中に存在してたなんて、結界バリアを使える私でもここの結界(バリアには気がつかなかったわ。」


「そう言えばトゥリーヤは練南瓜ペーストパンプキンの種を伝書鳩メールピジョンで郷に送ってたっけ?」


「そうそうその事を思い出して緑樹族の郷に返って来たって事なんだよ。」


私の言葉にトゥリーヤがうれしそうに反応する。


「おうー愛しの我が娘トゥリーヤよ!!」


「姉上お帰りなさい。あっライリィーさんにマットさんお久しぶりです。」


郷の奥の方から緑樹族族長であるグラドさんと時期族長であるパウム君がやってきた。


「お久しぶりです。グラドさん。」


私はグラドさんに向かって頭を下げた。


「おーライリィー殿、マット殿、あとえーとそれからそちらの青年とお嬢ちゃんは?」


グラドさんがアークとムクトの方を見ながら私に訊ねる。


「あっ2人は私たちと同じパーティーのメンバーです。」


「は・はじめましてアーク・ヴィルトと申します。よ・よろしくお願い・・します。」


「私はムクト・ハーパーです。お初にお目に掛かりまして光栄です、緑樹族の皆様。」


緊張気味のアークに対してムクトは落ち着いた感じで緑樹族の民全員に挨拶をする。


「ほうそう言う事でしたか・・・こちらこそ以後よろしくたのみます。」


グラドさんはそう言うと2人に頭を下げた。


「ところで姉上、突然の帰郷とは何か目的でもあるのですか?」


パウム君がトゥリーヤに訊ねる。


「あっそうだ、パウム、以前私が伝書鳩メールピジョンで届けた練南瓜ペーストパンプキンって育ててる?」


「えっはい姉上、緑樹族にとって食材アイテムの野菜や果実を育てるのは生活を送って行く上で必要不可欠な事ですからね。もちろん育ててますよ。」


「そ・その事で相談があるんだけど・・・。」


トゥリーヤはそう言うとパウム君を始め緑樹族の民たちに話をするのであった。






「なるほど、ライリィー殿のお金集めのために、食材アイテムの野菜や果実を育てて売りたいのでその場所を貸してほしいと・・・そう言う事ですね?」


「は・はい都合が良いと言う事は分かってるんですけどお願い出来ませんか?」


私は緑樹族の民全員に頭を下げた。


「よし分かりました。ライリィー殿には以前の件の恩もありますし協力しましょう。」


「あっありがとうございます。皆さん!!」


私は感謝の気持ちをこめて再び頭を下げた。


「それでは皆さんこちらに来て下さい。開いている畑を紹介します。」


パウム君の案内の元私たちは後に続いて行くのだった。


こうして私たちの食材アイテム栽培お金集め計画がスタートするのであった。

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