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原点復帰のスタット街冒険者ギルドで一休憩

「おーししばらくぶりの原点復帰だな。」


「そうだね、ライリィー正直うれしいんじゃない?」


「私はここであなたたちパーティーに正式加入して冒険が始まったんだわ。」


マットを先頭にトゥリーヤ、ムクトがそれぞれ口にする。


「そうか・・・僕は一番最後にパーティーに加入したからその辺の事はよく知らないけどライリィーにとっては故郷みたいなところなのかな?」


馬車の運転をしながらアークが私に訊ねてくる。


「そ・そうなの、トゥリーヤの言う通り私今正直うれしい気持ちでいる。」


私はワクワクする胸に手を当てながらうれしさに表情が綻ぶ。


地上に戻った私たちはそこから元来た道を馬車で途中の街や村には寄らずたまに出現するモンスターなどを倒しながら馬車で休み、約5日かけてある場所へと戻って来た。


「ただいまスクーマさん!!」


私はしばらくぶりにスタット街の冒険者ギルドの扉を開けた。


「おやライリィーしばらくぶりだね!!」


スクーマさんはなつかしそうに私の身体を受け止めた。


「ちょっとちょっとライリィーだけじゃなくて私たちもいるよ。」


「ただいまスクーマのおばば!!!」


「トゥリーヤにマットあんたらもかい。」


「スクーマさん私もいるわ。」


「おっムクト・・・てかあんた大分かわったね。」


「あのお初にお目に掛かります僕はアーク・ヴィルトと申す者です。いろいろあってこのパーティーに参加する事になりました。」


「なるほどようこそスタット街の冒険者ギルドへ私はこのギルドのマスタースクーマ・ドレッドアだよ。ささ皆つもる話もあるだろうから後で一緒に食事でもしようじゃないか。」


「スクーマのおばば!!俺の新作料理を披露してやるから楽しみにしてろよ!!」


「あーたのむよマット!!それじゃ2階の2部屋を使って皆休んでおいで。」


「はーい!!スクーマさん、それじゃムクト、ライリィー行こう。」


「マット、僕らも行こう。」


こうして私たち5人は少しの間休息をとるのであった。







「へぇー防風族の次期王と闘ったって勝ったのかい!!アークとやらあんた結構すごいね。」


スクーマさんはそう言うアークの肩を少し強めに叩いた。


「いえ、ライリィーの力があったからこそ出来た勝利です。」


「それでアークの故郷であるセイエス街から馬車で旅している途中によった緑色の洞窟で手にしたのが世界五大宝石のホルスカ緑柱石エメラルドでそこからサーシェル街の海底洞窟に住む人魚族の守るお宝であった、サーシェル真珠パールを手にしたと。」


「はい、本当はセイエスの街に行く前のペタン村でもいろいろあったんですけど、アークがパーティーに加入してからは世界五大宝石を集めて納品すると言う目標に向かって冒険を行ってる感じなんです。」


私はスクーマさんの方を見て説明する。


「それで今は残りの世界五大宝石探しとして人魚族マーメイドの長クインシア様の1人娘であるシーフィリア様からレイテル蒼玉石サファイアを世界五大種族の流水族が手にしていると言う情報が手に入ったんですけど、それ以上の情報がなくて、それで原点復帰のためスタット街に返ってきたと言うわけなの。」


私の説明にムクトがさらに説明を加える。


「なるほどそうだったのかい。世界五大宝石はすでに知ってるかもしれないが5つ揃って初めて値段の着くものだ。そのためその希少さと収集の困難さ故はなから集めようと言う冒険者はいない。」


「えっそれじゃ私たちはかなり無謀な事をやってるって事ですか?」


「ライリィーそうじゃない。そんな収集困難な世界五大宝石をすでに二つも手にしてさらに三つ目の情報を持っていると言う時点であんたたちパーティーはかなりの力を持っていると言う事になるのさ。」


「そう言えばたしかに私たち全員知らない間にかなり冒険者としての実力があがったかもしれない。マット含めてね。」


「ハックショーン!!」


トゥリーヤがそういったとほぼ同時に厨房の方で新作料理を作っているマットがくしゃみをするのが聞こえる。


「さて、積る話はまだまだあると思うが、とりあえず私も料理を作りにいって来るとしよう。」


スクーマさんはそう言うと立ち上がってマットのいる厨房の方へと向かって行った。


「やったー!!やっぱりスクーマさんの料理がなくっちゃね。マットの試作料理だけじゃ正直心元ないよ。ねームクト、ライリィー。」


「まあたしかにトゥリーヤの言う通りだわ。」


「あははそれはマットに悪いよ。ムクト・・・だけどスクーマさんの手料理は正直うれしい。」


「3人ともそんな事言ってるとまた厨房の方か・・・・。」


「ハックショーン!!!!!」


「こらマット料理に鼻水を入れるんじゃないよ!!」


「う・うるせー。分かってるよスクーマのおばば!!」


厨房の方からマットとスクーマさんのそんなやり取りの言葉が聞こえてきたのだった。


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