いざ突入!!魔魚族(サハギン)たちのアジトへ
「よし、これからシーフィリア様の救出作戦を行う。まず正面は我ら人魚族部隊が引き受ける。」
「その隙に俺らは警備の薄い裏門から忍びこめば良いって事だよな?」
バットスの説明に対してマットが確認をする。
「あー・・・ただし裏門の方も警備が薄いとは言えそれなりの者たちが配備されているはずだ。」
「ははは大丈夫!!大丈夫!!私たち3人、模擬戦闘で一通りの魔魚族たちとの対策はとったからさ。」
「うん!!トゥリーヤの言う通り僕たちは模擬戦闘で対策は練れた。それにライリィーやムクトも一緒だ。5人で協力してクインシアさんの娘さんを救出しよう。」
「私たちは後衛から皆の事を一生懸命援護するよ。ねっ!!ムクト。」
「ええ言われなくてもそのつもりよ。そのために私たちはクインシア様から直々にスキルを学んだんだから!!」
「よし!!それではシーフィリア様救出作戦開始!!」
バットスが掛け声をかけるとと人魚族部隊は魔魚族たちのアジトの正面へと飛び出して行った。
「よし俺たちは裏門の方へ回ろう!!」
マットの掛け声の元私たちは魔魚族たちのアジトの裏門へと回るのであった。
「おいおい嘘だろう!!裏門だって言うから警備が薄いってバットスが言ってたけどかなりの数いるじゃねーか!!」
バットスの言葉とは裏腹に裏門には必ずかなりの数の魔魚族たちが待機していた。
「うーんこの数をどうにかして裏門から入るのは正直厄介だね。」
マットに続いてアークも渋い顔をする。
「ははは大丈夫だってどうせなら私の閉眼射で奇襲でもかけようか!!」
「あのなトゥリーヤそれはあまりにもむちゃだ・・・。」
「いえ、トゥリーヤの言うように奇襲をかけましょう。アーク、マット一気に飛び出して。」
「なっ!!ムクトまでそんな事したら・・・。」
「大丈夫だよマット、私とムクトがしっかり援護するから。」
私は優しくもしかりはっきりとした口調でマットの方を見る。
「そこまで言われたなら僕たちが期待に応えない理由にはいかないよね?マット僕らで先陣を切ろう!!ライリィー、ムクト援護はよろしくたのむよ!!」
「ったくしょうがねーな。たのむぜ!!2人とも!!」
アークとマットはそれぞれそう言うと魔魚族たちの目の前と飛び出していった。
「うん?何だプク?」
「さては人魚族たちの仲間プクね!!」
「閉眼射!!」
「うぐプク!!」
「うぐプク!!」
「よしまずは魔魚兵士2体退治!!」
「や・やつら仲間がいるプク!!こちらも応援を呼ぶプク!!」
1体の魔魚兵士の掛け声の元援軍の魔魚族たちがやって来た。
「まずは男2人をやっつけるプク。」
「おうーーープク!!」
たくさんの魔魚兵士たちがマットとアークめがけて総攻撃をしかける。
「スキル攻撃強化!!」
ムクトがすかさず状態強化用のスキルを唱えた。
「こ・これは!!」
「す・すごい何だか身体中に力が漲って。」
「2人とも今です一気に蹴散らして!!」
「よし行くぜ!!アーク!!」
「あー言われなくてもそのつもりだよ!!」
ムクトの掛け声の元、マットとアークは魔魚兵士に向かって次から次へと攻撃をしかける。
「な・馬鹿な甲冑を着ているのにグフゥー!!」
「数で圧倒している我らがガフゥー!!」
ムクトの攻撃強化のスキルによって強化されたマットとアークにより、裏門に集まった魔魚兵士たちは瞬く間に倒されて行った。
「す・すごい普通に攻撃していただけなのに魔魚兵士たちの甲冑をアッと言う間に破壊した。」
「あっけないくらいに簡単に倒せたね。」
マットとアークが驚いたように顔を見合わせる。
「ははは・・・2人とも凄いじゃん・・・てか私の出番はほとんどなかったな。」
トゥリーヤはケラケラ笑いながら魔魚族たちのいなくなった裏門周辺を見回す。
「さあ本番はここからだわ。裏門からアジトに侵入しましょう。」
「おっおう!!ムクトありがとな!!」
マットがムクトに礼を言う。
「ライリィー中に入ったら私のフォローお願いね。」
「うん分かったよムクト!!」
「それじゃいざ突入!!魔魚族たちのアジトへ!!」
「あっこらトゥリーヤ!!前衛じゃないのに先に行くな!!」
真っ先に魔魚族たちのアジトに入って行こうとするトゥリーヤをマットが追って行く。
「それじゃムクト。引き続きスキルでの援護を頼むよ。ライリィーの新スキルの方もいざって時に楽しみにしているよ。」
「えーアークもちろんだわ。特にライリィーの新スキルには期待しておいて。」
「うん・・・それじゃ2人の後を追おう!!」
こうして私たちは上場の滑り出しで魔魚族たちのアジトの裏門から侵入する事に成功するのだった。




