さらばペタン村・・・・そして南を目指して冒険再開
「よしそれじゃ行くとするか。」
「そうだねマットそれじゃ皆さんお元気で。」
マットの言葉を聞きつつ私はペタン村の住人たちに挨拶をした。
「おう!!また来いよ。村長の尻の腫れが収まるまでは俺が村長代理をするからな。」
元賊の長はそう言うとニカっと笑った。
「ペンペンシーまったねー。」
トゥリーヤはペンペンシーに向かって手を振っている。
「・・・・・・。」
「どうしたのムクト?」
黙り込んで下を向いているムクトに対して私は声をかけた。
「な・なんでもない・・・です。」
ムクトはそう言うと私から顔を背けた。
「ライリィーほっとけ。多分自分の身うち同然だった人と接点があったエレナさんに会って気持ちが揺れてるんだろう。」
マットがそう言って気にする事ねーってと言った感じで私に声をかける。
「えっ・・・うん分かったマット。」
私はマットにそう返事を返しながらも少し心配目にムクトの方を見た。
数時間前
「それでは私はそろそろ行くとするよ。あなたたちと同じようにパーティーの仲間が待っているからね。」
「エレナさんほんとのほんとにどうもありがとうございました。」
「あー元気で私はここからキシリシュタイン王国がある北方面へ向かうよ。ムクト、君の事はジャケットにあったらちゃんと伝えておくからね。ところであなたたちパーティーは今後どこへ行くかとか決めているのか?」
「いえそれが全く決めてないんですよ。」
「そうそうこんな奴がパーティーのリーダーなもんで。」
「あっうるせーぞトゥリーヤ。」
「もし特に決めていないのであれば私が現在住んでいる南方面のサーシェルの街を目指して冒険すると良い。この変では手に入らない珍しいアイテムとかも手に入るからな。」
「エレナさんは南を目指すのがお勧めって言ってたよね。これでライリィーの目標も達成に近づくかもよ。」
「うんありがとうトゥリーヤ。」
「まぁーエレナさんの忠告は俺にとっても丁度良いんだよ海の幸の食材アイテムがたくさん手に入る確率が上がるからな。」
「みんな早く出発する・・・です。」
「あ・ごめんね。ムクト・・・それじゃペタン村の皆さんまた会う日まで!!」
私たちはそう言うとペタン村に別れを告げ南へと向かい歩き始めた。
それから数時間後
「結界発動!!」
「爆発射!!」
「小電圧!!」
ムクトとトゥリーヤ、私の3人の連携で突如現れた怪鳥の大群を退治していた。
「あーなんかこれと同じような展開前にも見たような気がするな!!!」
そしてその様子に不満そうに文句を言うマットの姿も。
「ふぅーすごいざっと80匹は倒したね。」
「えーと怪鳥を倒して手に入るアイテムは小翼だ納品すると1つ1000パシットだから全部で8万パシットになるね。」
「やったじゃんライリィー結構な金額だよ。」
「小鬼たち50体で小角が1本800パシットですからそっちは4万パシット合計12万パシットって事になるわ・・・です。」
「トゥリーヤ、ムクト、2人ともどうもありがとう。」
私は2人に向けてお礼を言う。
「ほらライリィーこの街の冒険者ギルドに行って納品しろよ。そしたらその後宿屋探しだ。」
「うんマットもありがとう。」
「べっ別に俺は純粋な食材アイテムにしか興味がないそれだけだ。」
「もうもうマットったら照れちゃってほんとはライリィーの事が好き・・・」
「あっ!!うるせーぞトゥリーヤ!!」
「ライリィーとにかくあの2人はほっといてさっさと冒険者ギルドに納品しに行こう・・・です。」
「あ・うんそうだね。」
こうして私たちは近くにあった街へと入って行くのだった。
「たしかにアイテムの納品は受け取ったよ。納品額はスタット街のスクーマ・ドレッドア宛てに送っておくよ。」
セイエス街の冒険者ギルドのマスターである老人はそう言って笑った。
「はいどうもありがとうございました。」
「ちょっと待てライリィーまだ肝心な事を忘れている。」
その場から去ろうとしようとする私にマットが待ったの声をかけた。
「えっマットどうしたの?」
「ライリィー重要な事を忘れてるよ。」
「検索で私たちが新たに得たスキルをみてもらわなくちゃ意味ないわ・・・です。」
「あっそう言えばそうだったね・・・すいませんセイエス街冒険者ギルドのマスターのホオエン・ハオブゥーさん。」
「!!!ライリィーなんであなた検索が使えるの・・・です。」
「はははそりゃ驚くよな普通・・・・。」
「そうだね私も初めは驚いたから。」
驚くムクトに納得するマットとトゥリーヤ。
「ほぉライリィー・ダガンサお嬢ちゃんは検索のスキルが使えるんだね。それじゃお嬢ちゃんから1番初めにに観てみるとしよう。」
こうして私を最初にトゥリーヤ、ムクト、マットの順にホオエンさんの検索が行われたのであった。
「よしそれじゃ冒険者ギルドでやる事も済ませたし、宿屋でも探すか。」
マットがそう言って全員に声をかけようとした時、
バコォーン!!!
「な・なんだ一体?」
冒険者ギルド内に誰かが誰かを殴りとばしたような音が響きわたるのであった。




