賊(ギャング)のアジト最上奥突入成功も何だかとんでもない事になってますよ。
「ふぅーどうやらここみたいだな。」
「そうだねやたら色々な物が仕掛けられてたけど何とかアジトの最上奥まできたみたい。」
息をひそめながらマットとトゥリーヤが口々につぶやく。
「2人とも私の前にたって進んでくれてどうもありがとう。」
私は2人にお礼を言った。
「何言ってるのライリィーあなたの検索のおかげで私たちはここまでこれたんだからほぼライリィーのおかげだよ。」
「おーい罠を解除したのは俺だぞ。」
トゥリーヤに対してマットが突っ込みを入れる。
「うんまあマット君も少しは活躍したかな?」
「はいはいもう挑発には乗りませんよ。ところでライリィーこの奥に残りの賊が何人いるかとかって分かるか?」
「えっ・・・えっとごめん分からない。私の今の検索では直接会った相手じゃないと情報が入ってこないみたいなんだ。」
私は申し訳なさそうにマットの方を見る。
「そうか・・・いや気にしなくていいありがとう。それじゃこの奥に罠の類とかをあるか?」
「えーと・・・・大丈夫ないみたい。」
「よしそれじゃ突入しようと思うがトゥリーヤ入口の時と同じく一射放ってくれないか?」
「もうしょうがないな。まあ弓矢を放つのって私にとっては何よりも爽快だから良いんだけど!!」
トゥリーヤはそう言うとうれしそうに弓矢を構えた。
「いっけぇー爆発射!!」
ヒューーーーんボスっボワァー!!!!
「な・なんだこれは!!!」
早速賊の1人の声が聞こえる。
「今だ行くぞ突入だぁー。」
「いーやっほぉー!!!」
「あ、待ってよ2人とも!!」
私は慌てて2人の後を追った。
「やい賊どもペタン村の村長の依頼でお前たちを倒しに来た!!」
マットが一言そう宣言した。
私はすぐ様周りにいる賊の数を調べた。
(たしかに6人いるそして6人いる中で1人1番奥に座ってるのが賊長だろう)
「ほうここまで来るとはお前ら中々やるな・・・しかもこんな青二才のガキどもとは!!」
「ふっふっふ賊長さん私たちを馬鹿にしてると痛いめ見る事になりますよ!!」
トゥリーヤが賊長に向けて挑発する。
「ほう威勢が良いな。お前らやっちまえ!!」
「おうぅ!!!!!!!!」
4人の賊が一斉に私たち目がけて攻撃を仕掛けて来た。
「よし!!ライリィー魔術スキルを発動してくれ!!」
「うん!!分った!!」
マットの声に反応して私は最新の魔術スキルを唱える。
「小電圧!!!!」
「ぶぅうえーびやびや!!!」
大蝙蝠の時と同様痺れたような声を挙げて4人の賊は次々に気絶した。
「よし!!どうだ降参するなら今の内だぞ!!」
「今まで盗んできたお宝とか全部返してくれるなら許してあげても良いけどさあどうする?」
マットとトゥリーヤが賊長目がけて不敵な笑みを浮かべる。
「くくくく・・・・・。」
突如賊長が声を挙げて笑い始めた。
(なんだろう?嫌な予感がする・・・)
私がそう思って前を向いたその時だった。
「きゃあー!!」
「ライリィー大丈夫って!!えっ!!」
突如私とトゥリーヤは何者かに抱えられて賊長の横に連れてこされていた。
「ライリィー、トゥリーヤ!!!一体何が!!」
マットが状況が呑み込めてないと言った感じで驚きを露わにしている。
「おっと動くなよ!!もしそこから少しでも動いてみたらこの2人がとんでもない事になるからな。そうこんな風に・・・やれペンペンシィー!!」
「はい・・・賊長!!」
残っていたもう1人の賊がそう言って勢いよく両手を振り上げた。
(嫌、やめてー!!!)
「おいやめろ・・・って。」
とそこまで言って突如マットの声が止まる。
「ぺぺんぺんぺぺんぺぺぺんぺん!!」
ペンペンシィーと呼ばれた賊が私とトゥリーヤのお尻を鼓のように打ち始めた。
「ほらこう言う事になるぞ!!」
賊長が愉快そうに笑った。
(これは前に緑樹族の集落で同じような事があったような気が・・・)
「えぇーもうしょうがないな。減るもんじゃないし好きなだけ叩かしてあげるよ。」
横を見るとトゥリーヤが満更でもないような顔をして笑いながらお尻を打たれている。
(って事はもしかしてマットは・・・・・)
私はマットの方に顔を向けた。
「くっ何て卑怯な!!」
そう言いながらもマットは赤面していて言葉に説得力がない。
「な・何だ?この弓使い娘は嫌がるどころかのりのりじゃないか!!!!!」
トゥリーヤの反応に賊長が逆に戸惑いの表情を浮かべる。
「ま・マットの変態!!!!!!!!!!」
私ははずかしと怒りで大声で叫んだ。
ゴロゴロピッカァーーーン!!!!!!
次の瞬間何とも言えない音がして賊たちのアジトに雷が落ちたのだった。




