表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/206

大蝙蝠(ラージバッド)の駆除とあー何て良い日

「このぉー!!待ちやがれ!!」


マットがそう叫びながら上空を飛ぶ大蝙蝠(ラージバッドを追いかけている。


「あーあマットの奴完全に翻弄されてるね。まあ仕方がない事だけど。」


トゥリーヤが様子を見ながら笑っている。


「トゥリーヤ今回の依頼クエストにはトゥリーヤの力が必要不可欠なんだよ。」


「ライリィー私の力じゃないでしょ私たちの力が必要不可欠なのスクーマさんもそう言ってたし。」


頭を下げる私に対してトゥリーヤは頑張ろうと言った形で軽く背中に手をかざした。


「あっ・・うんそうだね。ありがとうトゥリーヤ!!」


「おいこらお前ら何してるんだよ!!俺が必死で大蝙蝠ラージバッドを追いかけているって言うのに!!やる気あるのか!!」


「あーごめんごめん今から援護するからちょっと待ってて!!」


トゥリーヤはそう言うと弓矢をかまえ戦闘態勢に入った。


(私も昨日スクーマさんに検索リサーチで見てもらって習得してた新しい魔術スキルを使う時だよね。)


私も心の中でそうつぶやきそして戦闘態勢に入るのだった。



連続射リピートショット!!!」


トゥリーヤの放った弓矢が大蝙蝠(ラージバッドに直撃した。


「グギャウ!!!」


悲痛な声を挙げて大蝙蝠ラージバッドが地面へと転落した。


「マット止めはお願いね。私は上空を飛んでる大蝙蝠ラージバッドを地面へ落とす事が役目だから。」


「了解!!どんどんたのむぜ!!」


トゥリーヤの言葉にマットが返事をする。


(すごいやトゥリーヤ・・・そしてマットもしっかりと大蝙蝠ラージバッドに止めを指してる。)


「ライリィー!!そっちの方に大蝙蝠(ラージバッドが行ったぞ!!」


気がつくと私の方に向かって一匹の大蝙蝠ラージバッド急降下してきている。


「魔術スキル小電圧プチボルト!!!」


「ビィヤビィヤビィーヤ!!!」


大蝙蝠(ラージバッドは見事に感電するとそのまま地面に落ち消滅した。


「な・なんて威力なんだ!!」


「あちゃーこれは私よりもライリィーの方が強力かもね。」


私の新しい魔術スキルを見た二人が口々にそうつぶやいた。


「わ・私1人で大蝙蝠(ラージバッドを倒せた!!」


私は信じられないと言った感じで自分の手の平を見た。


「よし!!それじゃ出来るだけどんどん大蝙蝠ラージバッドの駆除を進めるぞ!!」


「ライリィーすごいじゃん。私も負けてられなくなったからねー!!」


こうしてその後大蝙蝠(ラージバッドの駆除の依頼クエストはしばらく続くのであった。






「あーなんでだよー!!。」


「ご・ごめんマット私つい新しい魔術スキルがすごくて・・・」


「私はライリィーに負けまいと思って本気を出したまでだよ。」


この日私たち3人が駆除した大蝙蝠ラージバッドは80匹その内私が1人で倒したのが35匹。

トゥリーヤが倒したのが35匹。そしてマットが止めをさしたのが僅か10匹である。


「まあまあマットこの依頼(クエストはどちらかと言うと私たち向きだってスクーマさんが言ってた理由だし。それにマットだってちゃんと協力したじゃん・・・10匹だけど。」


「なっ!!あー良いですよ。俺は怒りました!!今日はスタット街には帰らず近くのペタン村に泊まる事にするから。文句は一切受け付けないからそのつもりで!!」


トゥリーヤの言葉にマットは完全にへそを曲げてしまったようである。


「あー待ってよ!!マット。」


私は慌ててマットの後を追う。


「ふっふっふーところでマットペタン村に泊まるのは勝手だけど宿泊費とか誰が払うの?私お金全く持ってきてないんだけど。」


「あっ!!そう言えば私もスクーマさんが基本的に食事や部屋を用意してくれてるからそれ関連のお金は全く持ってなかったんだった。」


「な・あー何て日だぁー!!!!」


マットのさらなるくやしそうな声がその場に響くのであった。






「ようこそペタン村へおやおや随分と若い冒険者様のパーティーじゃありませんか。」


ペタン村の村長がそう言うと私たち3人を順番に見回した。


「若いからって舐めてもらっちゃ困るんだよおっさん。俺たちこれでもちゃんと大蝙蝠(ラージバッドの駆除の依頼(クエストまかされてるんだからな。」


「はいこれがその証拠だよ。」


「あっ私のもあります。」


私たちはそう言うとペタン村の村長に大蝙蝠(ラージバッドを倒して手に入れたアイテムを見せた。


「こ・これは蝙蝠羽根ブラックウィング小牙リトルサーベルたしかに大蝙蝠ラージバッドを退治して手に入るアイテムだ!!!!。」


ペタン村の村長はそう言うと明らかに驚いた様子になった。


「と・そこでペタン村の村長さんちょいと交渉したい事があるんだけど。」


「い・言われなくても分かってます。ペタン村で最高のおもてなしをさせて頂きます。」


「あーマットの奴相当いろいろと今日の事で溜まってるね。」


トゥリーヤがペタン村の村長と交渉するマットを見て愉快そうに笑った。


(何だかよく分からないけど今日は私にとって何かよかった日かもしれない。)


私は心の中で今日の大蝙蝠ラージバッドの駆除している様子を思い返していた。


「あー何て良い日だなぁー!!」


マットは何か特別に意味をこめてそうつぶやくのだった。


こうして私たちはペタン村のおもてなしを受ける事になったのであった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ