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緑樹族の民たちからのお願いとライリィーの決意表明

「ライリィー!!」


私はふと誰かに呼ばれ目を覚ました。


「よかった・・・目を覚ましてくれて。」


そこには安堵の表情のトゥリーヤの姿があった。


「トゥリーヤ私は一体?」


「早速目を覚ましたばかりであれだけど詳しい事は後とりあえず私について来て!!」


「あっうん!!分かった。」


トゥリーヤの言葉に慌てて返事をし私は後について行くのであった。





「あっ・・おいライリィー。今ちょっと大変な事になってるみたいでさ・・・。」


夕食の席ですっかり酔っぱらって寝込んでいたマットが声をかけてきた。


「おーライリィー殿。目を覚ましましたか。」


「グラドさん、私、トゥリーヤに一緒に来るように言われて来たんですけど・・・。」


私は半分状況が呑み込めていない感じでグラドさんに訊ねる。


「ライリィーさん、あなたのおかげで魔豚人オークの進軍を撤退させる事が出来ました。」


パウムがそう言うと深々と私に向かって頭を下げた。


魔豚人オークの進軍を撤退?・・・・!!!!)


そこまで考えて私は気を失う前までの記憶を全て思い出した。


「ライリィー殿、あなたが私たち緑樹族の民のほぼ全員が酔いつぶれていた所、結界を破った魔豚人オークの進軍を足止めしてくださったおかげで私たち緑樹族の民全員が目を覚ます事が出来、結果魔豚人オークの進軍を撤退させる事が出来たのです。」


パウムに続き緑樹族の族長であるグラドも深々と頭を下げた。


「本当にありがとうございました!!」


その場にいた緑樹族の民全員が私に向かい一斉に頭を下げる。


「ライリィー俺が寝ている間にお前のおかげで緑樹族の民の集落が無事に済んだって皆口々に言ってるんだよ。お前一体何をしたんだ?」


緑樹族の民全員が私に深々と頭を下げるのを見てマットが驚くような顔で私の方を見て来る。


「グラドさん、緑樹族の皆さん、私大体の事を思い出しました。それで本題について教えていただけませんか?」


「そうじゃった。それが理由でトゥリーヤにここに連れてきてもらうように頼んだったのじゃ。」


グラドはそう言うと本題を切り出した。


「魔豚人のハイオークの存在ですか?」


「あーそうじゃ、ただの魔豚人オークの軍勢だけじゃどう考えても緑樹族の民の結界を破る事など出来はしない。恐らく黒幕には魔豚人のハイオークの存在がある。」


「切込み隊長役の魔豚人オークが撤退の際に魔豚人のハイオークの存在を口走っていらしたから間違えないと思います。」


「それで私をここに呼んだ理由とは何ですか?」


「ライリィー殿、そして先に話をしていたマット殿、そなたたち2人には我々と一緒に魔豚人のハイオークが指揮する魔豚人オークの軍勢と戦って頂きたい。」


「ぶしつけななお願いだと言う事は分かっています。しかし今の状態では2人をプラタナの森の外まで連れて行く事も出来ない状態です。父上同上僕からもよろしくお願いします。」


「って事な理由よライリィー!!正直俺も最初にこのお願いをされた時は正直戸惑ったぜ。だけどお前が魔豚人オークを撤退させたって聞いて、俺も協力しない理由にはいかないって感じたんだ。」



「ライリィーさ。あんたたち2人をここに連れてくる理由をつくった私がこう言う事を言うのはあまりにも調子良いと思われちゃっても仕方がないと思うけどさ。私があんたたち2人をここに連れて来たのは単なる偶然じゃないと思っているんだ。うまく言葉では言えないけどね。」



「トゥリーヤ・・・分かりました。私も微力ながら協力します。私生まれてこれまでこんなにたくさんの人たちから力を貸してほしいってお願いされる事なんてなかったんです。だけどそんな私に皆さんは本気になって頼って下さっている。そして唯一同じパーティーを組んでいる、マットも共闘の件に賛成しているなら私に断る理由なんてありません。」



「ライリィー・・・・」


「ライリィーさん・・・」


「ライリィー殿・・・」


トゥリーヤ、パウム、そして緑樹族族長のグラドがそれぞれ口を開く。


「皆で協力して魔豚人のハイオークが指揮する魔豚人オークの軍勢を退治しましょう!!」


「おーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」


こうして私は全員で協力して魔豚人オークの軍勢と共闘する決意表明をするのであった。







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