弓使い(アーチャー)の少女トゥリーヤ・ユラシル
「はぁはぁはぁーライリィー大丈夫か?」
「う・うんマット何とか大丈夫・・・。」
私たちは追ってくる小蜜蜂の群れを何とかまく事が出来た。
「それにしても誰だよ小蜜蜂の巣に弓矢なんて放ったのは!!」
マットは逃げて来た方向に目を向けながら不機嫌そうな声を挙げた。
「私の事がどうしたって?」
「なっ!!」
突如マットの後ろに弓矢を持った私たちと同じ年くらいの少女の姿があった。
髪は緑色で長いのを三つ編みのように結ってある。
「えーとトゥリーヤ・ユラシル 弓使い(アーチャー)の少女。」
私は検索で入って来た情報を口にした。
「へぇーそっちの金髪のブロンドのお嬢ちゃん検索が使えるんだ?」
トゥリーヤはそう言うと物珍しそうな目で私の方を見てきた。
「あっおいお前よくも小蜜蜂の巣に弓矢何て打ち込んでくれたなおかげで俺たちは大変な目にあったんだぞ!!」
マットが怒りをトゥリーヤにぶつける。
「あっあーごめんごめん。あなたたちのおかげで私はこれを手に入れる事が出来たよ。」
トゥリーヤはそう言うと小蜜蜂の巣を取り出した。
「小蜜蜂の巣から取れるハチミツは正直高値で売れるんだよ。」
「そ・そんな事くらい俺だって知ってるこの横取り魔め!!」
「ちょちょっとマットそう言う言い方はよくないよ!!」
頭に血が上っているマットをたしなめながら私はトゥリーヤの方を向いた。
「はじめましてトゥリーヤさん私はライリィー・ダガンサ 15歳 理由あって冒険者をしています。」
私は自己紹介してマットの方に目をやった。
「マット・バァーンズ 16歳 料理人として自分の店を出すために食材アイテムを手に入れるために冒険者になった。以上!!」
「えっあなたたちって私と同年代!!正直年下かと思ってた。」
トゥリーヤは驚きの声を挙げた。
(ウー私ってそんなに幼く見えるのかな?)
トゥリーヤの言葉に私は少し落ち込むのであった。
「それよりあなたたちかなり疲れているでしょう?小蜜蜂の巣のお礼もあるしよかったら私たちの集落に来ない?ほらもう辺りが暗くなってるし、正直森の出口も分からないでしょう?」
「えっ!!良いんですか?」
私はトゥリーヤの提案にうれしそうに声を挙げる。
「はっ!!当然だ。それくらいしてもまだお釣りが来るぜ!!」
マットは当然だと言った感じで答えた。
「はははそれじゃ決まりだね。それじゃ改めて私も自己紹介するよライリィーの言った通り私の名前はトゥリーヤ・ユラシル 年齢はマットと同じ16歳以後よろしく!!」
トゥリーヤは自己紹介を終えると私たちに後について来るように手招きした。
私とマットはそれに続くようにその後に続いて行くのであった。




