表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
105/206

風系魔術スキル空圧流(エアロストリーム)!!

「よし、それじゃ騎士ナイトもどきの青年今すぐぺしゃんこにしてやるから待ってな!!」


「みんななるべく身を寄せ合って固まって防御体勢をとって!!」


私はみんなに指示を出す。


「そうはいかないね!!円月輪チャクラム!!」


メドリーと呼ばれた鶏冠頭の女性がこちらに何やら武器みたいな物を投げてくる。


結界バリア!!」


ムクトが透かさず結界バリアのスキルを発動するしかし・・・。


「甘いね、私の円月輪チャクラムは通用しないよ!!」


速射クイックショット!!」


トゥリーヤが円月輪チャクラムを落とすべく弓矢を放つ。


「へぇー少しはやるみたいだね。」


トゥリーヤの速射クイックショットに気がついたからだろうかメドリーが円月輪チャクラムを呼び戻したかのように自分の手元におさめる。


「私の結界バリアをすり抜けるですって!!」


「しかも自分の意志でそれを操作する事が出来るなんて!!」


メドリーの円月輪チャクラムにそれぞれ驚きの声を挙げるムクトとトゥリーヤ。


「な・なんて武器なんだよあれ!!マジ反則すぎるだろ!!」


「よそ見をしていて良いのかな?」


「マット後ろ気をつけて!!」


「なっ!!」


カキィーン!!


マットを背後から攻撃しようとしたサシンサをアークが止める。


「ほぉー俺の気配が分かるのか・・・。」


サシンサはそう言うと自分が元いた位置へと瞬間的に戻った。


「アークサンキューな。」


「あーマットだけど正直向こうはムクトの結界バリアお構いなしに攻撃してくる事が出来ると言う理由か・・・。」


アークが前を向きながら相当厄介だなと言った顔をする。


「へぇーサシンサあんたの攻撃が読まれるなんて珍しいじゃないのさ。」


「黙れ!!メドリーお前の円月輪チャクラムも防がれたではないか。」


「おいお前ら俺の攻撃準備の邪魔をするなら一緒にぺしゃんこにしてやるぞ!!」


ボーマーがそう言いながら他の2人をせめる。


「おい、あいつら1人、1人の実力は俺たちより高そうなのに何やらもめてるな。」


「恐らく1人、1人の実力は私たちよりも上かもしれないけど、それ故にそれぞれが自信過剰で連携をとる事はやはり考えてないみたいね。」


「ライリィーねぇー何か打開策とかない?正直私の弓矢攻撃じゃ相手にダメージを与えられる事も出来ないと思うんだ。」


「トゥリーヤ同様僕の剣技で攻撃しようにもあのボーマーとか言う大男が何かしかけているみたいで下手に身動きをとるのは正直危険だよ。」


みんながそれぞれ相手の様子を窺いながら私に声をかけて来る。


(とりえあず、メドリーとサシンサの攻撃パターンは少しだけど分った、後はボーマーの攻撃準備がどんな物かをもう少し気を付けて見るべきだよね。)


「とりあえず今はまだ防御体勢を固めて!!」


「分ったぜライリィー!!」


「マット、トゥリーヤ、僕の後ろに隠れてあのボーマーって言う大男の攻撃を何とか防いでみせるから!!」


「了解アークやっぱ騎士ナイトは役に立つわ。」


「ライリィーごめんなさい私の結界バリアが通用しないばっかりに。」


「気にしないでムクト、ムクトの結界バリアがうまく活かせる方法がないか考えてみるから。」


私はムクトにそう言いつつボーマーの攻撃準備の様子を注意深く探る。


(あのボーマーって言う大男どうやら自分の中に大量の空気を吸っているように見えるな。)


「おいあのボーマーって言う大男なんか少しずつだけど身体が大きくなって行ってないか!!」


マットがボーマーの方を見ながらそう言う。


「へっへっへ俺の最大級の攻撃を受けて見ろ!!」


ボーマーはそう叫んだかと思うと何やら技を発動させた。


「喰らえ!!風船爆弾バルーンボンバー!!」


ボーマーの大きくなった巨体がアークに向かって接近して来る。


「アークそのまま剣を真っすぐボーマーに向けて構えておいて!!」


「えっ!!わ、分ったよライリィー!!」


私の指示にアークが慌てながらも了解する。


「おーしぺしゃんこにしてや・・・。」


「風系魔術スキル空圧流エアロストリーム!!」


「なっなにぃー!!」


私の魔術スキルに驚くボーマー。


「アークそれを剣に纏って突き刺して!!」


「よし!!いけぇー!!」


アークはそう叫ぶと剣をボーマーの腹目がけて突き刺した。


「!!まずいよけるぞ!!メドリー。」


「!!言われなくてもそのつもりサシンサ!!」


サシンサとメドリーがそう言って透かさず後退しようとした。


「ムクト、あの2人の後ろに結界バリアを張って!!」


「分かったわライリィー!!」


私に言われた通りムクトが後退したサシンサとメドリーの後ろに結界バリアを発動した。


「アーク勢いよく剣を引き抜いて!!」


アークが私の空圧流エアロストリームを纏った剣を勢いよく引き抜く。


「う・・・うぉーーーー!!!」


ボーマーが物凄い勢いで飛んでいくとムクトが発動した結界バリアに反射してそのままサシンサとメドリーを巻き込んだ。


ブバァーーーーーーーン!!!!


物凄い破裂音と共にその場に倒れこんで意識不能になっている3人の姿が目に入った。



「やっ・・・やったのか?」


信じられないと言った様子でマットが叫ぶ。


「やっやったぁーライリィーとアークそしてムクトの連携で相手側3人一気にやっつけたよ!!」


トゥリーヤがその場で飛び跳ねて喜ぶ。


「ラ・ライリィーどうもありがとう。」


ムクトが驚きながらも私にお礼を言う。


「言ったでしょムクト。必ず結界バリアを活かせる方法を考えるって。」


「えっ!!えー本当にどうもありがとう。」


「ほぉーまさか我がギュルシュ大盗賊団の主要メンバー3人を一気に倒すとはね。」


ギュルシュの声を聞き私たちの間に再び緊張した空気が流れる。


「面白いこれなら俺もしばらくぶりに少しは楽しむ事が出来るかな?」


ギュルシュはそう言うと私たちを見回しながら不気味な笑みを浮かべるのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ