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ギュルシュ大盗賊団の主要メンバーの襲来

「さてそれではギュルシュ大盗賊団について詳しい事を話そうか。」


鍛冶部族ドワーフの集落のとある場所につくとボルガンさんは話を切り出した。


「ボルガンさん、ギュルシュ大盗賊団って一体どんな組織何ですか?」


私は真っ先に疑問に思ってた事を訊ねる。


「ギュルシュ大盗賊団と言ったらたしか200人規模の大がかりな組織だったはず・・・ですよねボルガン様?」


「ムクトのお嬢さんの言う通りじゃ。ただし脅威なのは200人規模の大がかりな組織だからと言う理由ではなくその中に団長のギュルシュ含め数名の強さを持った団員が存在すると言う事なのだ。」


「数名の強さを持った団員誰なんだよそいつらは?」


ボルガンさんの言葉にマットが苦々しい顔をする。


「それでは話していこうとするかの・・・ギュルシュ大盗賊団の主力メンバーを。」


ボルガンさんはそう言うとギュルシュ大盗賊団の主力メンバーの事について語り始めた。






同刻ギュルシュ大盗賊団アジトにて


「さてとそれではそろそろ鍛冶部族ドワーフたちの集落に向かうとするかギュルシュやつらには

伝えてあるな?」



「あークレイジャそろそろ集まってくる事だろう。」


魔導士クレイジャに言われギュルシュが返事をする。


「おうギュルシュ来てやったぜ!!」


巨漢の大男がそう言いながらやってきた。


「ボーマー良く来てくれた。他の2人はどうした?」


ボーマーと呼んだ大男に対してギュルシュが訊ねる。


「ギュルシュ私の背後に刃を向けているこの者もそうか?」


魔導士クレイジャが自分の周りに結界バリアを張りながらそう訊ねる。


「っち、やっぱ食えねーわなこのクレイジャって奴はよ。」


忍者のような恰好をした暗殺者アサシンらしき男がそう呟く。


「サシンサ・・・心配ないクレイジャは信頼出来る奴だ。」


「はぁー男ってこうどいつもこいつも血の気の多い奴らばかりなのかね?」


かったるそうに欠伸をしながら鶏の鶏冠のような頭をした女が現れた。


「メドリーもよく来てくれた。」


ギュルシュがそう言って鶏の鶏冠のような頭をした女にも声をかける。


「ギュルシュこれで全員集合か?」


「あー、ボーマー、サシンサ、メドリーそしてクレイジャお前と俺を含めた5人で鍛冶部族ドワーフたちの集落を直接攻撃に行く。」


「おい!!ギュルシュ前みたいに下っ端たち連れていかなくて良いのか?」


ボーマーがそう言ってギュルシュに訊ねる。


「ボーマー言うまでもないだろう?何なら俺1人だけでも十分だ?」


「あっ何だとサシンサてめぇーぺしゃんこにされてーのか!!?」


サシンサの言葉にボーマーがキレたような顔をする。


「全くこれだから男ってのは馬鹿だって言うんだよ。まあそれはそうとそこの魔導士クレイジャとか言ったっけ?正直アタイもあんたの事はあまり信用していないんだけどね・・・、」


メドリーはそう言うとクレイジャの方を疑いの視線で見る。


「まあ3人とも落ち着け・・・クレイジャは世界五大宝石の1つワーブス紅玉ルビーの情報の他、鍛冶部族ドワーフたちの集落に世界五大宝石を2つ所持している冒険者パーティー一行がいると言う情報も持っている。」


「世界五大宝石を2つも所持している冒険者パーティーだと?」


「我々が血眼になって探しても見つけられなかった世界五大宝石をしかも2つも。」


「へぇーそれはすごい情報だね。だから私ら3人が呼ばれたって理由か。」


ボーマー、サシンサ、メドリーが口々に呟く。


「メドリーの言う通りだ。やつらがどう動くのか今までクレイジャに様子を監視させておいたクレイジャどうだ?」


「うむ・・・どうやら冒険者パーティー一行を鍛冶部族ドワーフたちが稽古をつけていたらしいな。これならギュルシュお前も少しは楽しめると思うぞ。」


「そうか情報をありがとうクレイジャ。俺自ら動く事になるとはどれくらいぶりだろう?」


ギュルシュはそう言うとうれしそうなしかし不気味な笑みを浮かべた。


「と言う理由だ。ボーマー今回は私たち5人だけで行く。」


「そ・そうか、そう言うの事なら俺はそれでいいや。」


「・・・・心得た。」


「まあ退屈凌ぎが出来れば私は構わないよ。」


クレイジャの言葉に3人がそれぞれ頷く。


「さてそれでは鍛冶部族ドワーフの集落に向けて出発するとしようか、世界五大宝石を一気に手にするために。」


こうしてギュルシュ大盗賊団の会議が行われていたのであった。






「以上がギュルシュ大盗賊団主要メンバーの情報じゃ。」


「うーん僕らが思っていたよりもギュルシュ大盗賊団は強敵ぽいね。」


「私はその魔導士クレイジャって人物が何やら情報を操作しているような気がするわ。」


「まっ要するにあっちも5人、こっちも5人って事は数としては同じって事だね。」


「何はともあれ俺たちは鍛冶部族ドワーフの稽古で強くなったんだ。大丈夫だぜ。」


ボルガンさんからの情報を訊いてそれぞれがそれぞれの意見をつぶやく。


(ボルガンさんの話を聞いた限りたしかにギュルシュ大盗賊団の主要メンバーは皆強そうだけどこっちも準備していけば決して勝てない相手じゃないよね!!)


「ボルガンさんそれでは、ギュルシュ大盗賊団のアジトに攻め込む準備をはじめ・・・。」


私がボルガンさんに向けてそう言おうとした時だった。


「ボ・ボルガン様大変です!!!!」


特攻長のディロスが慌てたようにやって来た。


「ギュルシュ大盗賊団の主要メンバーがこちらに向かってやって来てます。」


「な・なんじゃと・・・。」


ボルガンさんを始め予想だにもしていなかった事態に全員が驚きを隠しきれないのだった。




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