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Chapter3~5

●3 リビルドセンター



 意識が戻った。

 わたしはゆっくり目をあけた。

 病室のように殺風景だが、点滴も酸素口もない。

 病院のようで病院ではない場所――わたしにはすぐにわかった。

 ここはアンドロイドリビルドセンターだ。

 いわばアンドロイドの病院であり、再生工場なのだ。


「お気づきのようですね……」


 タブレットを持った女性アシスタントが、私を見降ろしている。

 当然、彼女もアンドロイドのようだ。

「モルドーさん、私はリビルドセンターのエルメスです。政府の依頼により、今から政府機能を代行して事件のご説明をいたしまします。いいですか?」

 わたしは修理用ベッドから上半身をおこした。

 エルメスという女性アシスタントの胸元には、小さいモニタのようなものがついていて、常になにかの映像がながれている。

 どうやらアンドロイド相互通信機能がついている筐体のようだ。

 わたしにも相互通信機能があれば、会話を介さず一瞬で意思疎通ができるのだが、あいにくわたしのような民生用では禁じられている。

 人間に理解できないやりとりは、よくないことなのだ。

 わたしはエルメスを見て、微笑んだ。

「大丈夫ですエルメスさん。話してください」

「ではこちらを」

 彼女がタブレットを操作すると、わたしの目の前をふさぐように、大きなホロモニタがさっと降りてきた。

「けさ十時ごろ、貴方と貴方のパートナーは、自宅で政府のエージェントを応接中、女性一名、アンドロイド2名の襲撃を受けました。エージェント2名は襲撃者の麻酔銃により昏倒、パートナーのサーシャ・トーマさんは、連れ去られた模様です」

 映像が、自宅を外から撮影している監視カメラのものになる。

 黒のSUVの突入、そしてサーシャが連れ去られるようすを鮮明に再生する。

「警察本部からの連絡によりますと、サーシャさんの安否は現在不明です。彼女のブレスレット型端末、いわゆるブレットは、現場から十二キロ離れた場所の、運送会社の車両の上から発見されました」

「それは、時間稼ぎのための偽装工作ですね」

「はい。そう思われます」

 表情を変えないまま、アシスタントがつづけた。

「逃走車両は約五キロ走行したあと放置、ID未登録車でした。監視カメラの映像を詳細に解析したところ、犯人らはガード下で降車して、道路わきの地下マンホールから、下水道に侵入したようです」

「下水道……サーシャの生存に支障は?」

 下水道の一部には酸素供給がない。

 アンドロイドには問題なくても、人間のサーシャには健康被害が出るかもしれない。

「その下水道は放置されている古い施設のものだそうです。特に空気に問題があるとはうかがっていません」

「それはよかった……で、サーシャは?」

「下水道に侵入したとこまでは確かですが、その後の足取りは不明です。おそらくセンサーや監視カメラのない地下道を移動手段につかったものとみられますが……」

 現在はすでに地上に出ているかもしれない。

 エルメスは暗にそう語っていた。

 わたしは自分の知る限りの、マップを思いうかべた。

 ここは人口百万人にもなる、大都会の一角なのだ。

 地下道は広く、地上のあらゆる場所に通じている。

「つづけても?」

 わたしはエルメスにうなづいた。

「ではここからは、リビルドセンターとしてのお知らせになります。貴方は襲撃時に、アンドロイド用スタンガンライガーを受けて、回路に障害を発生しました。障害と、修理内容をお聞きになりますか?」

「お願いします」

「スタンガンの過電流により、あなたは脊椎機構、および肩の通信連絡網の一部が損傷を受けましたが、当センターによる交換修理で復帰しました。顔、指の損傷した皮膚は補修ずみ。右目角膜の微細な傷については、損傷が軽微のため、そのままにしてあります」

 そう言ってエルメスは、補修箇所のデータをホロモニタに表示してくれた。

 そのひとつづつについて、わたしは目の前のモニタに、指でチェックをした。

「あなたの量子チップは特注のものなので、当センターでは解析しませんでした。ブーストと電磁誘導方式の未知の器官も、同じく放置してあります」

 わたしはうなづいた。

 細かい仕様については不明だが、ある理由から、わたしには一定の改造が施されている。

「警察発表ならびに修理状況の説明は以上です。一連の緊急事態のため、貴方の遵法回路が、エマージェンシーモードに切り替わっていますが、くれぐれも行動は慎重に。ただいま、事件対策本部から、親展の通信が入っていますが、お受けになりますか?」

「はい」

「では引き続きモニタをご覧ください」

 ホロモニタの映像が切りかわり、捜査本部らしい、警官と役人らしきおおぜいの人の顔が映った。

 中心人物とみられる、奇妙に少年ぽい制服の男が、わたしを見て口を開いた。

「モルドー・トーマさん、対策本部のマリオ・ヤマシタです。ケガで入院しているガリオンの甥です」

 マリオが甲高い声を早口でまくしたてた。

 どうやら頭のいい人物らしい。

「どうも。モルドー・トーマです」

「今日はひどい目にお遭いになりましたね。この事件捜査は私が統括することになりました。ガリオンが行った依頼の内容は、把握しておられますか?」

「はい。未知の疫病に娘の血液が有効だとか」

「その通りです。今朝の事件ですが、サーシャさんの安否は現在不明なままです。われわれも厚生省も、現在犯人たちから接触を待つと同時に、サーシャさんを全力で探しています。ご心配でしょうが、あなたは家に帰り、われわれからの連絡をおまちください。今後の連絡は貴方のブレットでいいですね?」

「お願いします。IDはここに」

 わたしは左手首のブレットを開き、バーコードを表示した。

 マリオとなのった、少年ぽい捜査官が、画面のむこうで読みとった。

「ところでマリオさん」

「なんでしょう?」

「厚生省はわたしの娘の血液がほしいと伺っていますが、娘が死亡した場合、やはり血液は必要ですか」

 相手の反応を見るために、わざと乱暴な言い方をしてみる。

 しかし画面のむこうの人物は、すこしも動じず、たんたんと続けた。

「はい。その場合、サーシャさんの遺体は一度お預かりして検死をすることになります。そのときに必要な処置がされるでしょう。もちろんそうした事態はできるだけ避けたいと考えています」

「そうですか。では」

 わたしは表情を変えず、軽くうなづいた。

「冷静な対応をどうも」

 ホロモニタが素早く上にあがった。

 アシスタントはもういなかった。

 修理と情報伝達という用が済んだので、さっさとひきあげたのだろう。

 ポーンという音がして、ドアの窓にSTANDBYと表示された。

 わたしはゆっくり立ち上がって、機能に問題が生じていないか確認してみた。

……うん、大丈夫そうだ。では急がねばならない。

 わたしは出口の端末に左腕のブレットをかざした。

 また音が鳴り、PAYOUTと表示されて、ドアのロックがカチッ、と解除された。

 ドアをあけ、外に出た。

 明るい光と、ざわめきが一気に飛び込んで来た。

 ここは円形の大きな広間だった。

 人間とアンドロイドのカップルが多数いて、これから修理に行くアンドロイドとの、しばしの別れを惜しんだり、すっかりキレイになったアンドロイドを出迎えたりしていた。

 もちろん、わたしには誰も迎えには来ていなかった。

 わたしは誰にも目をくれず、素早くブレットを操作した。

 玄関から出るとすぐに無人タクシーが目の前にとまった。



●4 帰りのタクシー



 家に向かうまでの車内で、知り合いのハッカーにメールを送る。

 左手を軽くふってブレットを開いた。

 送り先は、4年前、私のパートナーだったナルシア自身が、災厄にまきこまれたデータハッキング事件と、その過程で知り合ったハッキング技術者だ。

 わたしも大きなダメージを受けたが、その時に彼にAIの主要部品を交換してもらい、助かった。

(お久しぶりです。ナルシアの生前はずいぶんお世話になりました。モルドー・トーマです。ナルシアとの死者面会について、あなたの協力が必要です)

 アカウントにメールを送ると返事はすぐにきた。

(なつかしいね。あの事件ではお互い危険な目に遭ったし、ナルシアは残念だった。ところで、死者のブレインデータのダウンロードは、命日や特別な日にしかできないはずだが?)

 返事が早い。

 おそらく、音声入力だ。

 わたしも素早く指をうごかした。

 こちらは音声記録をとられている一般車両の中だから、入力はブレットから行わなければならないのだ。

(もちろん知っています。死んだ人間の脳内記憶再生が特別な日に限られること。でも娘のサーシャがなにものかに拉致誘拐されました。事件解決のアドバイスをもらうため、今すぐナルシアと話をしたいのです)

(そういうことか。しかし、君の行動には遵法が求められるだろ?)

(いいえ、わたしは今、エマージェンシーモードです。したがって違法行動も可能です。今日が命日だという書きかえはできますか)

 誘拐の事実を確認しているのだろうか、しばらく間があく。

 やがて、

(なら、君ができるだろ。GDC(ゴーストデータ管理センター)に侵入すればできるよ)

 と、意外な返事がとどいた。

(わたしが、ですか?)

 本来のわたしは民生用のアンドロイドだ。

 ハッキングなどの技術や知識は持ち合わせていないし、検索して蓄積することもできない。

……はず。

……自分の記憶をさぐる。


 きらびやかな無数の知識がわたしの脳内にひろがった。

 これは……なんだ?


(エマージェンシーモードで接続されるコードと記憶が動いているはずだ)

 ハッカーから通信がはいる。

 動きはじめた記憶をリンクしながら、テキストを打つ。

(たしかにそのようです。しかし、なぜ?)

(ナルシアのとき、君を助けたのを覚えているだろ)

 ナルシアのとき、というのは、ナルシアが亡くなったときのことだ。

 わたしの中に事故と、その結果招いた自分の破損、そして彼に修理してもらった記憶がよみがえる。

(君を助けるために交換した量子チップは、おれがふだん使ってるものだった。あれには、汎用アンドロイドOSだけじゃなくて、カスタマイズした、ハッキングの基礎技術がはいってた)

(それは、知りませんでした)

(言ってなかった。ふだん関係ないように急遽コードに一行足して隔離したからな。だが消してしまうのはどうかと思ったので、エマージェンシーモードで接続するように条件文を書いたんだよ)

(なるほど)

 もしかするとアンドロイドとしては平凡なわたしが、電子工学系に強いのは、もともと技術系のチップだったからかもしれない、と思った。

(モルドー、能力を使え。今がそのときだ)

(わたしに、できるでしょうか)

(君ならできるさ……ところで、警察本部には厚生省との合同捜査本部も設置されたようだが。そっちはアテにできないのか?)

 わたしは、揺れる車内でブレットを叩く。

(状況から判断すると、厚生省や犯人はサーシャの血液抗体を狙っています。つまり、血液を手に入れさえすればよいので、サーシャの命を軽視する危険性があります。わたしが先に救い出さなくてはなりません)

(そういうことか)

(それともうひとつ、ナルシアとの面会は、なんどもできるようにしたいのですが、どうしたらいいでしょう?)

(なんども、となると、毎日書きかえをすればいいのさ。いつまでだい?)

(長くて一週間、でしょうか)

(GDCの管理者アカウントは今、つくった。アドレスといっしょに二重のクリミナルパックで送るよ)

(……わかりました)

 たしかに彼の言語が理解できる。わたしのなかに潜在されていた記憶が、もとのAIOSとリンクしはじめている。

(もう一度言う。君ならできるよ。ただし毎日命日データを書きかえることはできても、面会の時間制限や、一日一回という高次なルールは変えることが出来ない。つまり、面会は毎日一回、三分までだ)

(ありがとう。これからもご協力をお願いするかもしれません。おそらく、わたしひとりでは、手が回らないでしょう。報酬はお支払いします)

(わかったよ)


 ブレットを閉じた。


 GDCの管理者専用ページのアドレスと、管理者アカウントは、すぐに暗号メールで送られてきた。

 わたしはそれを開いて、書かれてある情報を記憶する。

 つづいて、アドレスを偽造するためのOSを検索し、それを自分のブレットにインストールした。

 再起動してから、GDCにアクセスし、侵入を開始する。

 死亡日と氏名ですぐにナルシアの基礎データは見つかった。

 命日を今日に書きかえ、ブレットを閉じる。

 実に簡単だった。

 問題はこれを面会の前にいちいちやらないといけないことだけだ。


 車が、あと十分ほどで到着することを告げた。

 サーシャを助け出さなくてはならない。

 わたしがやるしかないのだ。

 警察も、政府も、アテにはできない。

 諸々の状況から考えて、わたしが動く以上に有効な手立てはなさそうだ。

 事件の状況をもういちど考えてみる。

 犯人はガリオンやわたしを気絶させ、サーシャだけを連れ去った。

 この状況から見ると、犯人はきっとサーシャの血液抗体がほしい連中なんだろう。

 つまり、サーシャの身には一刻を争う事態が生じている。

 そして、わたしはナルシアとの一日一回の面会で、事件解決のヒントをもらって、サーシャを少しでも早く助け出さなくてはならない。

 それも、厚生省や、捜査本部より先に。

 車が自宅に到着した。

 壁には無残な大穴があいていた。

 わたしが大穴を無視して、玄関ドアから中に入ったところで、GDCから通信が入った。

(今日はナルシアさんの命日です。面会が可能です)



●5 ナルシア



 リビングのホロモニタに、自分のブレットの出力を指先のアクションで接続した。

 ホロモニタにナルシアが現れた。

 あいかわずきれいだ。

 彼女が一番よく似合うノースリーブの黒のワンピースを着て、髪はゆるやかなウェイブがかかっている。

 生きているときの同じ、赤い眼鏡が素敵だ。

 今までなんどか過ごした再会日みたいに、死んだときと変わらないナルシアが、、ちゃんとそこにいた。


「あら、もう私の命日なの?モルドー」


 ナルシアが魅力的に笑っている。

 この特別な面会を、できるだけ簡単に説明しなくてはならない。

 わたしはうなづいた。

「やあナルシア、とつぜん呼びだしてゴメンよ。今日はちょっとわけがあってね、これは特別な面会なんだ。実を言うと、わたしがGDCに違法な改造を施した。。だから、これからは毎日会えるよ。ただし時間はいままでどおり、一回につき三分だけだ」

「違法……そうなの?あなたにそんなことができるなんて、私、ちっとも知らなかったわ」

「わたしもだよ。ナルシア、ところで、君に協力してもらいたいことがあるんだ」

「なにかしら?」

 ナルシアはこの事態をすこぶる自然に受け入れたようだ。

「よく聞いてナルシア。サーシャが未知の疫病に抵抗力のある血液抗体を持っていることがわかって、今日政府から命にかかわる量の血液の提供を求められた。それとほぼ同時に、自宅が急襲されて、サーシャがなにものかに誘拐されてしまったんだ」

「なんてこと……」

「ナルシア、サーシャの命があぶない。政府もあてには出来ないんだ。でも、この緊急事態でわたしの遵法規制が解除されてエマージェンシーモードになってる。いつもはできないような犯罪行為もやれる。どうすればいいかな?」

「連れ去った相手はわかってるの?」

「いやわからない。手がかりもない。犯人は襲撃に使った車にサーシャを乗せ、5キロ走行して車を放棄、犯人とサーシャは途中のガード下で降車して下水道に消えた。顔認証はされているだろうから、犯人がわからないということは、記録に残っていない人間か、未登録アンドロイドの可能性が高い」

 わたしが記録映像を表示しながら事件のあらましを説明すると、ナルシアは首をかしげた。

「下水道を通ってどこか地上に出たのかしら。でもそれだと痕跡が残るはずよね。いまごろ警察は、下水局からこの街のすべてのマンホールの開閉記録をとっているはずよ。こっちもなんとか情報もらわないと。それと犯人について、なにかわかったことはない?」

「襲撃のときの映像しかない」

 拉致された瞬間の記憶映像をブレットでリピートした。

 女の履くスニーカーがちょっと変わっていた。

「ナルシア、これ、手掛かりにならないかな。ニケの新しいスニーカーを履いてるようだよ」

「おおニケ、なつかしいわ。むかし学生の頃アルバイトしてたのよ。そこの店長をたずねてみたらどうかしら?ゴーストレター送っておくから。死んでからもメールがおくれるなんて便利よねえ。」

 今は特別な日に死者からもメールが来る。

 もちろんあらかじめGDCに登録されたブレインデータが、AIチップと連動して行う一種のサービスだが、人格と記憶はほぼ生前とそのままで、特に違和感はないようだった。

 しかしこれを受けとるには、受取人の許可が必要だった。

 その店長さんとやらが、ナルシアを忘れていて、知らない死者からのメールに驚く可能性はないのだろうか。

 ブレットにナルシアからの情報がとどく。

 ニケの販売店のデータだった。

「それから昔私補導されたことがあったの」

「それ、ずいぶんなカミングアウトじゃないか」

 補導されている記念写真がモニタに映る

 というか、女二人で映っているただのスナップショットだ。

 ナルシアはやっぱり黒のワンピだが今よりずっと若かった。

 もうひとりはポニーテールの美人で、まっ赤な皮のライダースーツを着ていた。

「今はアテにならないとはいえ、こういうことはやっぱり警察でしょ。一緒に映ってる刑事さんにもゴーストレター送っておくわ。返事はあなたにするように書いておくから」

「あ、この女の人、刑事さんなんだ」

「性格は冷静沈着。関西弁で誤解されやすいけど、とってもいい人よ」

「そうなんですか」

 時間が来てアラームが画面の隅に点滅した

「ナルシア、残念だけど時間みたいだ。また明日」

「わかった。じゃ、また明日ね!バイバーイ」

 ナルシアは生前していたように、赤いメガネをちょっと触って、手を振ってみせた。

 ホログラムが消えた。



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