クズ男、冒険者になる
途中、道中でホーンラビットと、サーベルベアーよりも弱いビッグベアーをリリィと数匹狩った。
俺だけ、レベルが20→22にアップした。
無事、夕方に、円形都市ニホン国に到着した。
到着すると、門番が立っていて、円形都市ニホン国に来た理由とか聞かれて、身分証明カードがないと、1人500G通行料がかかった。
冒険者ギルドで登録するとギルドカードを発行してくれて、それが身分証明カードにもなるらしい。
2人分銀貨1枚払い、俺達は円形都市ニホン国に入国した。
ニホン国は円形に5メートルぐらいの壁に囲まれていて、入ってすぐが南区で屋台、宿屋、飯屋、雑貨屋、服屋、温泉など色々ある。
その次が中央区は冒険者ギルド、魔法道具店、武器屋、公園、奴隷商館などがある。
奴隷商館は男なら一度は行ってみたい。
中央区隣は西区と東区があり西区は役所、病院、学校、教会などがある。
東区は田畑があり農作を作っている。
北区は住宅街で、中央区側が平民の住宅街で、それよりも北よりがニホン騎士兵の住宅街で、それよりも北が高級住宅街で、それよりも北よりがニホン城になる。
ニホン城は西洋のお城ではなく、2階建ての大きいビルだった。
円形都市ニホン国の中では一番高い建物だった。
朝と昼と夕方に鐘がなり、それが時間の感覚らしい。
その頃ギルド内では、ギルドマスターのドアがいきよいよく開けられ
「リン、このニホン国に、規格外の魔力もった人族が入国して、ギルドに向かって来ている、その2人がギルドに来たら、私の部屋に通してくれ」
「了解しました」
ギルドの受付嬢は何事かと思い、困惑するのであった。
「カズオさん、南門から、このまま真っ直ぐ行くと、冒険者ギルドになります」
「わかった」
円形都市ニホン国はじめて見て、建物もコンクリートで作られていて、人も多く行き交い栄えてる印象だった。
「ここが、冒険者ギルドです」
「わかった」
冒険ギルドに着いて、ギルドは二階建てで結構大きい印象だった。
冒険者ギルドに入ると、中はイスとテーブルのセットが八セットあり、サイドの壁にはホワイトボードがあり紙が貼られている、二階が買い取り専用の部屋と、会議室がある。
中には、冒険者が何人かいて、受付に並んでいる。一番奥に受付があり、3人の受付嬢がいた。
ギルドに入ると、俺達は、注目された。
俺が、黒髪黒目なのと、リリィが美少女だからだろう…
受付に並んで、俺達の番になった。
「私は、この円形都市ニホン国のギルド支部のリンです。今日は、どういったご用件でしょうか?」
リンさんは、緑髪で、メガネをかけていて美人だった。
胸は、Cぐらいだった。
「冒険者になりに来ました」
「分かりました、隣のギルドマスターの部屋に入って下さい」
ギルドマスターの部屋に入ると、中は、テーブルを挟んで二つ長いレザーのソファーがあり、奥には、机があった。ソファーにはお姉さんが座っていて、そこには耳が尖っており、褐色の肌、このお姉さんは…
ダークエルフ来たーーーーー!
と心の中で叫んだ。
それよりもおっぱいが、リリィよりも大きい。
シャツのボタンが胸まで開いていて、黒の下着がまる見えで、タイトなミニスカートに黒のパンストでエロいお姉さんだった。
「坊や、私の胸に興味あるのか?可愛いい顔で、私のタイプだから、揉ましてやらん事もないぞ」
「ほ、ほ、ほんとですか?」
「カズオさん!」
ビックリした……
「カズオさんは、朝、ボクの胸をさんざん揉んで、まだ足りないんですか、おっぱい星人ですか」
リリィが頬を膨らましてる。
「リリィ、冗談だよ」
「まあ、二人とも座ってくれ」
「はい」
「はい」
「私は、ニホン国支部のギルドマスターしている、アリーナだ」
「カズオです」
「リリィです」
アリーナさんを鑑定した。
アリーナ
150歳 ダークエルフ
レベル188 元Sランク冒険者
HP1000/1000
MP3000/3000
スキル
生活魔法
回復魔法レベル3
魔力感知
気配察知
弓術レベル5
体術レベル5
剣術レベル5
水魔法レベル5
炎魔法レベル5
加速
このお姉さんTUEEEEE!
150歳もビックリ!
「冒険者になりに来たのか?」
「はい」
「はい」
「坊やは、黒髪黒目で、その変わった服装に規格外の魔力量、迷い人だな」
「………」
「まあいい、英雄でも目指すのか?」
「いえ、俺は、ほのぼの自由に暮らしたい
だけです」
「面白い奴だな」
「リン来てくれ」
受付してくれた、受付嬢が入って来た。
「失礼します」
「リン冒険者登録の説明してくれ」
「はい、まず冒険者登録にギルドカード作るのに、1人2000Gかかります。紛失されますと、再発行に10000Gかかります。こちらのカードの裏に血を垂らして下さい」
言われた通り、4000G払い、2人はカードに血を垂らした。
するとカードに、カズオ 18歳 人族 レベル22 ランクFと表示されていた。
リリィの方にも表示されていた。
「では、こちらがギルドカードになります。ようこそ冒険者ギルドへ」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
「それでは冒険者ギルドの説明をさせていただきます」
「はい」
「はい」
「冒険者ギルドには様々なクエストが寄せられます。ギルドから緊急クエストを出すこともあります。
依頼者と冒険者の仲介を行う組織であり、クエストが達成できなかった場合など報酬分を弁償していただく事になります。
また冒険者には、ランクがあり、上からSS S A B C D E Fでランクによって受けれるクエストが違います。
クエストは、一つ上のランクのクエストまで受ける事が可能です。
現在この世界ではSSランクはいなく、Sランクが3人います。
そのうちの1人が、ニホン国のSランクです。
最初は、みんなFランクからのスタートです。
ランクはギルドに貢献したり、定期的にクエストを完了するとランクアップします。ランクアップを目指して頑張って下さい。
後、ギルドは基本的に冒険者同士の揉め事には、介入する事はないです」
「わかりました」
「わかりました」
「お二人はFランクからのスタートになります。今日からクエストを受けますか?」
「色々する事があるので今日はやめておきます。この国に来る途中に、魔物を討伐したのですが、買い取りしてもらえますか?」
「大丈夫ですよ。ちなみに何を討伐されましたか?」
「ホーンラビット20匹 ブラックウルフ30匹 ビッグベアー2匹 サーベルベアーです」
「………」
「あの…」
「お2人で討伐したのですか?」
「はい」
「それで、討伐した魔物は?」
「アイテムボックスに収納してます」
「……」
「アイテムボックスもすごいですが、かなり数ですし、サーベルベアーはランクBで、冒険者ランクBでも苦戦するぐらいですし、駆け出し冒険者はホーンラビットにも苦戦します。お2人とも強いのですね、私ビックリして、気絶するかと思いました」
「………たまたまです」
「二階の買い取り専用受付に出して下さい。査定してお金をお支払します」
買取り専用受付で、全部の魔物を出すと、
受付の女性は言葉を失っていた。
一時間ぐらいして、査定が終わり、買取りの額を受け取った。
買取り額は、全部で14万3000Gになった。
ホーンラビット20体で20000G
ブラックウルフ30体で3000G
ビッグベアー2体で20000G
サーベルベアー10万G
ホーンラビットとビッグベアーとサーベルベアーは高く売れた。
ホーンラビットは、角と肉の買取りで、
ビッグベアーとサーベルベアーは、毛皮と肉の買取りで、ブラックウルフは肉も人気なく、安かった。
現在、所持金90万Gぐらいある。
俺も今日から冒険者だ…
「カズオさん冒険者パーティーとして、これからずっと、よろしくお願いいたします」
「よろしくな、リリィ」
ギルドを出て、満天の星空を眺めた。
「リン、あの2人の事は、毎回報告してくれ」
「分かりました」
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読んでいただいてありがとうございます。