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冒険者の日常の日々  作者: りゅうけんたろう
第一章 下級下位
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プロローグ

とりあえずテストで書いてみた。

続くかもしれないし、続かないかもしれない。

 目が覚める。

 体を伸ばし、ベットからでる。

窓を開けると日が出ておらず、薄暗い朝のひんやりとした新鮮な空気を吸い込み深く息を吐く。



 服を着て枕元に置いてあるナイフを腰に差す。

 音をたてないようにドアを開けて階段を下りていく。

炊事場からは、かすかに人の気配がする。

 朝食の準備をしているのだろう。



 裏手に周り体を捻り、柔軟をする。時間をかけて体全体をほぐしていく。

 体がある程度温まったら、作業小屋に行く。

薪が積まれたそばに、立てかけるようにして置かれた手斧を取る。

 近くにある薪割り台に薪を置き、鞘を外した手斧を振りかぶり薪を割る。



その作業を日が昇るまで続ける。腕で額の汗をぬぐい大きくため息をつく。

 手斧を薪割り台に刺して引っかけておく。

 散らばっている薪を拾い上げひもで縛り、束を作っていく。

 まとめた薪の束をカゴにある程度入れ宿屋の方へ持っていく。


 「おはようございます。」

 

 ちょうど薪を取りに来た宿屋の看板娘が声をかけてきた。

 茶色い髪で小麦色の肌、薪を抱えている腕は若い娘にしては筋肉質に見える。

 日ごろ力仕事をしているのだということがわかる。

 顔は美人というには幼なすぎるが、愛嬌がある可愛らしい顔をしていた。

 

 「やぁ、おはよう。」


 「今日も、薪をありがとうございます。」


 少女は手元のカゴに積まれた薪の束を見て言った。


 「いや、宿代をまけてもらっている身としてこれぐらいはやらないとね。」


 少年は苦笑いしながらカゴを置き、薪束を薪棚に並べていく。


 「あぁ、今日も斧を借りていっていいかい?」


 「いいですよ。今日の分の薪割りはもう終わってるみたいですね。

 斧は壊さないようにしてくださいね。じゃぁ、もういきますね。」

 

 彼女は薪束を抱えて、そそくさと宿に戻っていった。朝食の準備に忙しいのだろう。


 少年は作業場に戻り、引っかけておいた手斧を取り鞘にしまう。

 


 「はぁ、早く剣を買えるぐらい稼がないとなぁ。」

 


 彼は冒険者である。

 ただし駆け出しの下級冒険者であり、金がなく武器も買えないでいるのだ。

 これは、そんな男の日常のお話である。


初めて書くので

ものすごく誤字脱字が多くなりそうな予感。

気づいたら修正します。

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