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異世界ギルド創始譚  作者: イワタニ
第三章 ギルド設立編
50/247

第050話 スパイ摘発大作戦・後編

「それ、嘘ニャ」


 帰ってきたユートとエリアが、フラビオの話をすると、レオナが言下に否定していた。


「どういうことよ、嘘って!?」

「北方で狩りをしてた? 一人でかニャ? ありえないニャ」

「なんでよ? そりゃ一人で狩りをするのは危険だろうけど……」


 レオナはそのエリアの言葉を聞いてわざとらしくため息を一つつく。


「エリアは北方を知らなさすぎるニャ。北方はここと違うニャ。死の山と言われる山、そしてそこに連なる山が魔物の巣になってるニャ」

「だからなんなのよ?」

「山の上まで一人で行って狩って帰ってくる、みたいなことはありえないニャ。もっと大勢で行って倒すものニャ」

「それは確かなの?」

「あちきは北方生まれの北方育ちニャ。今は王国領になっている北方地方もよく知っているから間違いないニャ」


 それを聞いてエリアはあまり納得していない表情ながらも頷く。


「でもさ、あのフラビオさんがそんな悪人には見えなかったわよね?」

「まあスパイというにはちょっと抜けすぎてた気はするぞ」


 さすがにスパイにやってきて勝手に狩人(ハンター)をやった挙げ句に魔熊(ダーク・ベア)に殺されかける、というのはありえないのではないか、とユートも思っている。


「そこら辺はなんとも言えないニャ。別に北方じゃないところで狩人(ハンター)をやっていたのを隠しているだけかもしれないニャ」

「北方でも西方でもないってどこよ?」

「……南部とかかニャ?」


 王国南部、特にアストリアス地峡の向こう側は、今でこそ王国領となっているが、たびたびローランド王国との間で戦争が起きた係争地であり、開発が遅れていることや大規模な軍を動員すればローランド王国を刺激することから比較的多くの魔の森が残されている。


「南部、といえばタウンシェンド侯爵も南部貴族ですな」


 アーノルドがそんなことを言い出す。


「タウンシェンド侯爵のところから来た冒険者とか、やっぱり怪しさしかないじゃない!」

「そう決まったわけじゃないだろ。逆にそうやって疑われるから俺たちに嘘をついた可能性もあるわけだしな」


 議論は堂々巡りとなる。

 ともかくフラビオが北方出身と嘘をついている、ということは確定しても、それが何故なのか、ということについては様々な可能性がありすぎて結論が出ない。


「ともかく、怪しいってことはみんな思うわけよね?」

「ああ、それは間違いないだろうな」

「じゃあ監視をつけるとかどう?」

「つけてもいいけど誰をつけるんだ?」


 確かにフラビオは怪しい。

 だから監視をつける、というのは理解出来ることだった。

 しかし、ギルドの役員五人は忙しいし、職員のベッキーもキャシーもそれどころではないだろう。


「適任者が一人いるわ」


 エリアは自信を持ってそう言った。




 翌日、ギルドの会議室に呼ばれたのはユートもよく知る人物だった。


「というわけなんだけど、アルバさんお願い出来ないかしら?」

「ええ、いいですよ。報酬もいいですし」


 気配を消す、ということに限って言えばユートが知っている限り、レオナと双璧をなす男、アルバだった。

 アルバにフラビオを監視してもらう、ということでエリアが言い出した時、一番に賛成したのはレオナだった。

 レオナ曰く、山中ならばレオナの方が気配を消すのは上手いだろうが、街中ならばアルバに軍配があがるのではないか、ということであり、今回の任務には適任とユートたちの全会一致で白羽の矢が立てられたのだった。



 アルバが意気揚々と出かけていった後、ギルド本部にいたユートのところにレオナが近づいてきた。

 今日、ギルドにいるのはユートとレオナの二人だけだった。

 エリアは昨日の久々の狩人(ハンター)稼業に冒険者としての本能を刺激されたのか、それとも昨日、あまりにも勘が鈍っていることにショックを受けたのか、今日もギルドの業務を休み、二日酔いのアドリアンを叩き起こしてセリルと三人でどこかに魔物狩りに行っているらしかった。


「あれがニールらしいニャ」


 小声でそんなことを言う。

 レオナの指差す方を見ると、黒髪のもじゃもじゃとした、普段着のおっさんが立っていた。


「あちきが聞いた話だと傭人(ゴーファー)として手間を惜しまないタイプらしいニャ」


 一口に傭人(ゴーファー)といっても仕事の幅は広い。

 これはユートたちが間口を広げすぎたせいもあるのだが、ちょっとした土木工事や探し物、下手をすれば庭の片付けなど非戦闘業務の類までが傭人(ゴーファー)の仕事に入ってきていた。

 その為、試用期間中の冒険者の中にはこんなものは冒険者の仕事ではない、とふてくされつつも生活の為に受けている者も多く、その結果として傭人(ゴーファー)の依頼達成率がかなり微妙なことになっているのは一度幹部会議でも出ていた。

 そしてニールはそうした傭人(ゴーファー)とは違う、真面目なタイプ、というのがレオナの得てきた情報だった。

 実際ユートが見た、依頼の受任内容や達成率を見てもそうした傾向は十分に窺える。


 今は受付でベッキーが応対していたが、見ている限りではニールの態度は丁寧で、悪く言えば粗野な冒険者らしさがない男だった。


「悪い冒険者じゃないみたいだけど、どういう人物かわかるか?」

「レビデム出身みたいだニャ」

「てことは……可能性としては西方冒険者ギルド(偽ギルド)から送り込まれた可能性もあるってことかな?」

「ないとは言わないニャ」


 そう言いながらレオナは頷く。


「ちょっといい方法があるニャ」

「どうするんだ?」

「仮にニールが西方冒険者ギルド(偽ギルド)から送り込まれたとするニャ。だとすると、ぺーぺーを送り込むとは思えないニャ。それなりに経験があって強い可能性があるニャ」

「そうだな」

「じゃあ一度戦ってみればいいニャ」

「無茶言うなよ」


 小声でそんなことを言いながら忍び笑いを漏らすレオナにユートは呆れたように言う。



 結局、ニールの人柄を知れたのは、彼が受付を去った後、ベッキーに聞いてからだった。

 曰く、真面目で丁寧な人だった。

 また、依頼受付を担当しているキャシーも、依頼先からの評判が高い冒険者であると言っていた。


「でも戦闘が絡む依頼は受けないんですよ」


 ベッキーがそんなことを言い出す。

 傭人(ゴーファー)狩人(ハンター)のように積極的に魔物を狩りに行ったりはしないが、それでもエリアがやっていたようないわゆる“おつかい”的な依頼はある。

 当然、それは魔物との戦いがありうる依頼だったが、ニールはそんなものは受けていない、というのだ。


「そう言えば武器らしい武器も持っていなかったな」


 さっき見たニールが手ぶらで、鎧も身に着けていなかったことを思い出す。


「可能性は、低いかな」

「かもしれないニャ」


 結局ユートとレオナはそう結論付けるしかなかった。




 それから数日が過ぎた。

 四人のスパイ疑惑のある冒険者のうち、ニールは戦闘力がなさそうだし、オスニエルはギルド幹部の顔すら知らない、という理由で外れており、後はベゴーニャとフラビオの二人に絞られていた。

 このうちフラビオにはアルバが監視についており、ベゴーニャはアドリアンがレイフやリンジーと飲みに行く振りをして監視をしていた。


「ずるいわね」


 エリアはアドリアンが仕事で飲んでいることについて不満げに言っていたし、セリルはアドリアンが毎日午前様であることをよく思っていなかったようだが、ともかく二人の首に鈴をつけることには成功していた。


 だが、それでも中々スパイである確証を手に入れることは出来なかった。


「まああたしたちの疑いすぎってこともあるしね。だいたいランキング急上昇の冒険者だけを抜き出してるってところから外れてるかもしれないし」


 エリアはそう言っていたが、そうなると今度はいつまでアルバにフラビオを追いかけ回してもらうか、ということが問題になる。


「そろそろアルバさんにもやめてもらうか?」

「あと三日待って、それでも何もなかったら一度止めましょう」



 そう決めて、更に二日が過ぎた夜。

 五人とアーノルドはいつものようにギルドの二階のリビングルームで幹部会議を開いていた。

 といっても大きな議題はないので、マーガレットに作ってもらった夜食を食べながら半分おしゃべりをしているような状態だった。

 例によって例の如く、エリアとアドリアンはマーガレットのところからエールの小樽を持ち出してきてそれを飲んでいたが。


「アドリアンさんとエリアがギルド食堂の売り上げツートップじゃないんですか?」


 ユートが冗談めかしてそんなことを言うと、ふたりはぎくりとしたような表情を浮かべていた。


「ま、まあほら、マーガレットさんにはこの本部の建物建てる時とかお世話になってるでしょ!?」


 エリアはそんな風に言い訳していたし、ユートもそれ以上は追及しなかったが、恐らく毎晩のエール代がすごいことになっているのだろうということは想像に難くなかった。


 そんな他愛ない会話をしていた時、不意に呼び鈴響いた。


「誰よ、こんな夜中に」


 夜中、といってもまだ九時過ぎだったが、酒場のような店はともかく、一般家庭では灯にする油や蝋燭を節約する為にもう寝ていてもおかしくない時間帯だ。

 ユートたちはギルドの仕事、ということもあって夜遅くまで明かりを灯しているが、それはかなり例外的な部類になる。


「あんたら、早く降りてくるんだよ!」


 マーガレットだった。


「行くわよ!」


 エリアは剣帯ごと愛用の両手剣を引っつかんで飛び出す。


「アーノルドさん、ここをお願いします!」


 ユートもそう叫ぶとエリアに続いた。

 レオナ、アドリアン、セリルもまた、慌てて飛び出していく。



「どうしたの!?」


 階下でエリアが勢い込んで訊ねる。


「エリアさん、すいません!」


 アルバだった。


「あのフラビオって男がこの酒場に入ったところまでは見ていたんですが、巻かれました!」

「あんたが? 気付かれたの!?」


 アルバの気配を消す能力の高さは折り紙付き、それなのにその監視から外れるとは思えなかった。


「どこかで何か仕掛ける気よね、これ?」

「可能性は高いな」


 アドリアンは考え込む。


「とりあえずマーガレットさんは店に戻って!」

「ああ、わかったよ。あんたらが何やってるかは大体想像つくからね。あんまり無茶するんじゃないよ」


 何も言っていなかったにもかかわらずうすうす勘づいていたらしいマーガレットはそんなことを言いながら酒場に戻っていく。


「とりあえず俺とセリルはそこら辺を見回ってくる」

「あちきも探してくるニャ」


 そう言いながら三人はバラバラに動く。

 ユートとエリアもそれに続いて通りに飛び出していくが、それらしい人影もない。

 それでも近くにいるか、と通りから通りを飛ぶように駆けていくが、当然ながらそんなめくら滅法な探し方で見つかるわけもない。



「ユート、一度冷静になるわよ。フラビオは何をしてくると思う?」


 しばらく走り回ったと、エリアはこれ以上闇雲に探し回っても無駄、とばかりにユートにそう訊ねてきた。


「さあ……ただアルバさんに見られたくないこと、となると西方冒険者ギルド(偽ギルド)への報告か、犯罪行為か、どっちかだろうな」

「そうね」


 エリアは今度はアルバの方を向き直る。


「アルバさんはここの酒場に入ったところまでは見ていたのよね?」

「ええ、見ていました」

「じゃあその後、出てくるのは?」

「見ていません」


 ユートとエリアは思案を巡らせる。


「マーガレットさんに、入ってきたか聞いてみるか?」

「そうね」


 一度ギルド本部に戻り、マーガレットに聞いてみる。


「今日はあたしの知らない冒険者は来てないよ!」

「えっと、フラビオって人は?」

「知らないよ!」


 ギルドの受付より冒険者に詳しいマーガレットがそう言うならば、確実に来ていないのだろう。


「アルバさんはどこまで見ていたの?」

「店に入っていくところまで見ていました」

「どういうことよ……!?」


 エリアが理解出来ない、と言わんばかりに頭を抱えた。


「なあ、もしかしてあっちに行ったんじゃないか?」


 ギルドの受付とマーガレットの酒場は中で繋がっている。

 待合用のベンチや観葉植物で仕切られており、ギルドの受付が閉まった後はロープが張られているが別に入ることは不可能ではない。

 勿論うっかり入ってくる酔っ払いや、情報や金を盗もうとする物がいるかもしれない、ということで受付が閉まった後は貴重品は全部鍵のかかる倉庫へ移していたが、それを知らずにフラビオが隠れている可能性もあった。


「探してみましょう!」


 エリアが言うが早いかギルドの受付の方へ入っていく。

 だが、すぐにエリアは小首を傾げることになる。

 そこはベッキーとキャシーが帰った時のままであり、特に物が動かされた形跡もない。


「うーん、いなさそうなんだけど……」

「アルバさん、隠れやすそうなところはありませんか?」

「その棚の陰とかですけど、別に……」


 アルバの指摘する隠れやすそうな場所を見ても誰もいない。


「どういうことなのかしら……厨房の方に隠れている、とか?」

「厨房にいたらどんな隠れるのが上手い人でもマーガレットさんに見つかるさ」


 食事時から夜にかけての厨房は戦場だ。

 アドリアンが夜食やエールをもらいに行って、ちょっと邪魔をしただけでマーガレットの怒声を浴びせられているのをユートもよく知っている。

 まさかそんなところに隠れられるとは思えなかった。


「あとは……」

「まさか地下倉庫はないでしょ。ほら、鍵が掛けてあるし……」


 そう言ってエリアは地下倉庫に続くドアのノブを回す。


「え?」


 エリアの間の抜けた声が響く。

 そう、ドアは普通に開いたのだ。


「最後に閉めたの誰よ!?」

「じゃなくて侵入されてるんだろ! アルバさんはアドリアンさんたちを探して戻るように言って下さい。あと、マーガレットさんに役員以外、ギルドの受付から逃さないように頼んで!」

「わかりました!」


 恐らくそれだけでマーガレットは事情を把握してくれるだろうし、マーガレットが人垣を作れと言ってそれを拒否するような冒険者はいないはずだ。


 そう言うと、ユートは片手半剣を抜き放った。

 エリアが持つ燭台の灯を反射して、鈍色が揺らめく。


 ユートはドアを抜けて、用心深く、足音を立てないように階段を降りる。

 そして、資料が入っている倉庫のドアの前に立つ。


「(こっちの鍵は……?)」

「(開いているかもしれないわね……)」


 小声でエリアとそう話すと、ユートは頷いて指を三本立てる。

 そして、心の中でカウントダウンしながら、指を折っていく。


(三、二、一……!)


「ゼロ!」


 ユートはそう叫ぶと、ドアを一気に開けて中に飛び込む。

 その刹那、左腕に熱いような衝撃が走った。


「痛っ!」


 叫ぶ。

 後ろからカーン、という甲高い音とともに、ナイフが跳ねてユートの傍の床に突き刺さる。


「投げナイフよ! ユート、大丈夫!?」

「ああ、大丈夫だ!」


 幸いなことに左腕の傷は深手ではない。

 片手半剣を右手一本で握ると、倉庫の奥にいる男――フラビオを睨みつける。


「へへへ、まさかあっさりバレるとは、よ」


 フラビオは山中で会った時の生真面目そうな仮面をかなぐり捨て、にやにやと笑いながら二本のナイフをちらちらと見せる。

 エリアがしゃがんで、燭台を床に置く。


 かしゃん、と置いた音がまるでゴングとなったかのように、フラビオが跳躍した。

 たっぷり二メートルはあるその距離を跳躍一つで縮めると、両手に握ったナイフでエリアに斬り掛かる。


「エリア!」

「甘いわ! 舐めるんじゃないわよ!」


 そう言うと、両手剣で簡単に片方のナイフをはじき飛ばし、もう片手を狙う。

 だが、フラビオはすぐに後ずさる。

 そして、エリアが追撃しようとしたところを投げナイフで牽制する。


「ちょっと! 何本持ってるのよ!?」

「へへへ、何本だろうなぁ?」


 そう言いながら、今度は何か別の物を投げつける。

 ユートの傍に飛んできて刺さったそれは、長さがせいぜい十五センチくらいで、両側を尖らせた鉄の棒だった。

 まるで棒手裏剣だな、と思いながら、それを警戒しつつユートは片手半剣を再び両手で握りしめる。

 今、エリアが戦っている間にシャツを裂いて左手に強く巻き付けたお陰で血はもう流れ出ていない。


「こういうところだと火魔法が使えないのが不利だな」


 外そうが当てようが、ユートの放った火魔法は恐らくギルド本部を燃やしてしまうだろう。

 それを聞いてフラビオはますますいやらしい笑みを深める


 とはいえ、絶対的に不利なのはフラビオであることは明らかだった。

 ユートとエリア、二人を相手にしないといけない上、もうすぐアドリアンたちも戻ってくる。

 アドリアンたちが戻ってくる前にユートたちを出し抜けたとしても、今度はギルドの受付のあたりで人垣を作っているであろう冒険者たちを突破しなければならないのだ。


 まあ何本持っているかわからないが、棒手裏剣と投げナイフが尽きれば取り押さえられるだろうとユートは踏んでいたし、エリアも恐らく同じ考えのようだった。

 エリアが棒手裏剣を警戒しながらゆっくりと近づいていく。

 だが、その足元に棒手裏剣を投げられて二歩ほど下がらざるを得ない。

 囲めば、と思うが、あちこちに置かれた、資料の入った木箱が邪魔で思うようにいかない。


 それでも二手に分かれてじりじりと近づこうとした時、風切り音が響きフラビオがぐらりと崩れ落ちた。


「取り押さえて!」


 聞き慣れた声が響く。

 その声を聞いて、ユートとエリアは飛びかかっていた。

 フラビオは自害しようとしたのか、ナイフを喉に当てていたが、ユートが体当たりした弾みでそのナイフがざっくりと肩に入る。

 フラビオが痛みからかナイフを放したところでエリアがナイフを蹴飛ばし、ユートが抑え込む。


「やったわね」


 倉庫の入り口には短弓を構えたセリルが立っていた。


いつも通り土日はお休み、次話は15日の19時に更新するつもりです。

もしよければ感想などなどよろしくお願い致します。

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