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異世界ギルド創始譚  作者: イワタニ
第六章 ザ・ファニー・ウォー編
141/247

間話006話 レビデムのエリア

昨日、次の更新は月曜、と言いましたが、あれ嘘です。

「どうしたらいいのよ……」


 エリアは悩んでいた。



 事の発端は、同じくユートの婚約者であり、そして将来の正室であるアナが言い出したことだった。


「ユートは最近休まずに働いています。軍のこと、ギルドのこと、そして家のこと……全て慣れないことであり休む間もないのも当然なのです」


 戴冠式からこの方、ユートは働きづめだった。

 特に昨日レビデムに戻ってきてからは西方軍司令官と西方総督代行として決裁する書類が山積みとなっており、朝に宿から総督府に出勤して夜遅くまで仕事をしているという生活だった。


「確かに……旦那様……少し忙しすぎですね……」

「まあしょうがないんじゃない? あたしの出来ることは全部やっているけど……」


 アナやジークリンデと違い、エリアは西方軍司令部副官という役職と、正騎士という位階を持っているので軍の仕事も手伝える。

 とはいえ、あくまでエリアが出来るのは副官としての役職の範囲内だけ――つまり司令官として判断したり、決裁したりという仕事はユートにしか出来ない。

 それにエリアもまた軍に関しては素人であり、手伝える範囲は限られていた。


「なかなか休日を作ることも難しいでしょうけど、せめて心を落ち着けて休めるようにしたい、と思うのです」


 アナのその言葉にエリアもジークリンデも頷く。


「で、それが本題じゃないわよね。ユートが屋敷で落ち着いて休んで欲しい、というのは誰でも賛成することでしょ。何か言いたいことがあるのよね?」

「そうなのです。今日は五月十六日、十一日後は何の日かしっていますか?」

「五月二十七日? さあ、覚えてないわ……」

「エリア、それでは駄目なのです」


 アナは茶目っ気たっぷりにエリアに笑いかける。


「ユートの誕生日なのです」


 そこから話は早かった。

 要するにユートには秘密にして誕生日を祝おうというものだった。


「ユートに聞いたところ、二十一日か二十二日にはレビデムを起てるとのことでしたので、二十七日にはエレルに戻れているでしょうし、その日ユートが帰ってきたら屋敷で身内だけでパーティーをやって驚かせるのです」


 アナの言葉にジークリンデも頷く。

 エリアもそのことについては否応ない。


 だが、問題はアナが言った次の一言だった。


「私たちが一つずつ、何かプレゼントを持ち寄るのです」


 そう、プレゼント――

 ジークリンデが意外と乗り気だったので、エリアも特に反対はしなかったが、ただユートに何を贈ろうか、と考えてみても今さら贈るものなど思いつきはしない。


 それがエリアの今の悩みだった。



「うーん、ユートって何を欲しがってるかわからないのよね」


 エリアはそう独り言ちた。

 かつて魔の森の近縁で出会った、五つ年上のユートという男は何かに強い欲を持っているようには見えない。

 寄る辺のない一冒険者から、正騎士、エーデルシュタイン伯爵、そして西方軍司令官兼西方総督代行まで、わずか四年で駆け上がった男なのに、その全てが決して自分が望んで成り上がったわけではない、という希有な男だ。


「ユートが欲しがっているのって、冒険者ギルドだけで、あとは勝手についてきた、って感じだもんね……」


 もちろん鎧やらを欲しがったことはあるが、それはあくまで命を守るためであり、自分の欲望に従っているわけではない。


「難しいわ。あたしに出来るのは魔物を狩ることくらいだしね」


 もちろん、エリアもお金は持っている。

 西方軍司令部副官という役職はエリアに十二分な定期収入を与えてくれているし、その収入の中から母のマリアに仕送りをして、残りは自分の小遣いにしているが、特に小遣いを使うこともない。

 冒険者として時折こなす依頼まであわせて考えれば、傭人(ゴーファー)時代からは考えもつかないほどの額となっている小遣いで何かプレゼントを買えばいいのだが、王都ならばともかくここは西方直轄領――人によっては西方辺境領と言うくらいへんぴなレビデムだ。

 これは西方直轄領民の気質もあるのだが、レビデムも含めて西方で流通しているものはほぼ全てが実用的な品であり、装飾性を持つものはかなり少ない。


 それに、エリアにはそうした高級な装飾品を避けたい、と思う理由は別にもあった。

 プレゼントを用意するのはエリア以外にアナとジークリンデであり、アナは王女なのだから当然そうした装飾品の知識があるし、ジークリンデもまた大森林の王族のような純エルフ(ハイエルフ)の出なのだからエリアよりは詳しいだろう。

 その二人に伍してエリアが装飾品やら高級品を選んだとしても、センスや知識の差が際立つだけの結果に終わるのは見えていた。


 そうなると、エリアのプレゼントは必然的に実用品、ということになるが、単なる実用品でいいのだろうか、という気持ちもある。


「あたしが狩ってくる、とか? それならあの二人にはまず無理だし、あたしらしいプレゼントにはなると思うけど……魔物の素材で何かいいものあったっけ? 魔石……はいらないわ。いくらでも買い取れるし……」


 エリアは自分の中にある魔物の知識を総動員したが、なかなかいいものは思いつかない。

 毛皮のようにあったとしても加工の期間を考えるとプレゼントとするには厳しいものばかりだった。


「一人で悩んでてもしょうがないわ。エリックさんあたりならいい知恵を出してくれるかも」


 エリアはそう言ってパストーレ商会へと出かけていった。




「それならば、一ついいアイディアがあります」


 エリアから事情を聞いたパストーレ商会代表支配人のエリックがすぐにアイディアを出してくれた。


「エーデルシュタイン伯爵閣下はお疲れ、ということでしたら、ゆるゆると休めるものなどを用意するのはどうでしょうか?」

「休めるもの? って何よ?」

「布団です」


 エリックの答えを聞いてエリアは顔をしかめた。

 確かに布団は高価であるし、贈り物として悪いものではないが、なんというか華やかさに欠けるところがある。

 いくら実用品を贈るとはいえ、もう少し華やかなものの方がいいのではないか、と思ったのだ。

 そんなエリアの表情に気付いたらしく、エリックは如才ない笑みを浮かべて言葉を続ける。


「いえいえ、金糸銀糸を使って縫い上げれば華やかさも演出できますよ。それに、もう一つ、エリア様にしか出来ないことがありますよ。布団の中身ですが、一般に使われる木綿や、貴族の方が使われる真綿ではなく、魔物の羽根を使うのです」

「羽根?」

「ええ、羽根布団といい、真綿のかわりに水鳥の羽根を用いたものが本来の形です。これは貴族の一部が珍重しているようで、冬でも暖かく過ごしやすいものなのですが……」

「それのかわりに魔物の羽根を使えばもっといいもの、そしてあたしらしいものになる、ってことね。ありがとう!」


 エリアが水鳥のような魔物と言えば魔鵠(ダーク・ダック)か、とぶつぶつ言いながら飛び出そうとしたので、慌ててエリックが呼び止める。


「お待ち下さい。加工には職人を待機させておきますし、作り始めておきます。ですが、羽毛そのものの加工に二日はかかります」


 アナが言うように二十二日に受け取ろうと思ったら、十九日までに狩り集めないといけない。


「今日を含めて四日、か。厳しいわね。何羽くらい狩り集めればいいの?」

「そうですな。魔雁(ダーク・グース)は水鳥よりもだいぶ大きいですし、羽根も多いので四十羽から五十羽、といったところでしょうか」

「一日十羽、か。やってやれないことはないわね」


 エリアはそう言うと、再び礼を言って出ていった。




 数時間後、エリアはレビデムからほど近いところにある魔の森にいた。

 ここはそこまで魔物の数は多くないが種類は多く、その中に魔鵠(ダーク・ダック)も含まれていることをエリアはレビデムにいた冒険者から聞き込んでいた。


「なんであちきまでが付き合わされてるニャ!?」


 そう、エリアは一人ではなく、同行者がいた。

 レオナだ。

 彼女は妖虎族大隊が寝泊まりしている西方軍の宿営地にやってきたエリアに有無も言わされずに連行されたのだ。


「だってあたし一人で狩りに行こうとしたらユートに止められたんだからしょうがないでしょ?」

「あちきじゃなくてゲルハルトでもいいニャ!」

「あんたの方がいい理由を二つ挙げられるわ。一つはあんたの方が魔物の場所を察知する能力が高いし、警戒心が強い魔鵠(ダーク・ダック)を仕留めるには適任なこと。もう一つはゲルハルトはユートを“石神様が導いてくれた兄弟”って公言してるけど、石神様の教えを知らないあたしにはそれがどんな関係かわからないし、秘密守ってくれるかわからないってこと」

「…………理屈としては正しいから余計腹立つにゃ」


 レオナは仲間が魔物狩りに行くならば、危険にさらさないために同行するのはやぶさかではないし、エリアがレオナを選んだ理由もよく理解出来たが、それでも納得はいかなかった。


「後で埋め合わせはするわよ。で、どっかに魔鵠(ダーク・ダック)いた?」


 レオナは木に登って周囲を見ながら、物音に耳を傾けて気配を探る。


「水音みたいな音が聞こえるからいるとしたらあっちニャ。それと遠雷のような音が聞こえるから天気にだけは要注意ニャ」


 それだけ言うと、低い姿勢のままするすると進んでいく。

 エリアは何度か離されそうになったが、意地でもついていくとレオナの言うとおり、それなりに大きい湖が木陰から見えてくる。


「あそこ?」

「しっ。いるニャ」


 レオナが声を低くして、湖面を指差す。

 見ると確かに白い水鳥――魔鵠(ダーク・ダック)の群れがいた。


「エリア、弓で射れるかニャ?」

「任せなさい。アドリアンほどじゃないけど、あたしも主な武器は一通り使えるわ」

「そういえば黄金獅子(ダーク・レオ)の時に弓使ってたニャ」


 数年前のことを思い出してレオナが笑う。


「せめてあちきも楽しませてほしいニャ」


 エリアはそう言うと、魔石銃を構えた。

 一張りの弓と、一挺の銃が魔鵠(ダーク・ダック)を狙う。


 そして、無音で矢が飛び、風切り音に驚く魔鵠(ダーク・ダック)の一羽を見事に射た。

 その魔鵠(ダーク・ダック)を見てか風切り音に驚いてか、魔鵠(ダーク・ダック)の群れは一斉に飛び立つ。


「今ニャ!」


 レオナの声とともに轟音が響いて神銀(オリハルコン)の弾丸が宙を飛び、エリアが矢継ぎ早に矢を射かける。

 たった一発だったレオナの弾丸は飛び立つ魔鵠(ダーク・ダック)を撃ち落とすことは出来なかったが、エリアは数にものを言わせて一羽を射落としていた。


「当たれば魔石銃は一撃なのに、ね」

「そのうち慣れればいいニャ。扱いが難しいけど一撃必殺なのはあちき好みニャ」


 レオナはそう言いながら魔石銃を撫でた。


 その後は魔鵠(ダーク・ダック)が戻ってくるのを待ち、射落としていく作業だった。

 魔物であるからエリアたちを攻撃しに来てもおかしくないのだが、魔鵠(ダーク・ダック)はその大柄さから森の中に入れないらしく、それでいながらエリアたちに敵意を燃やしているので逃げない、という理想的な状態だった。


「今日はこんなもんにしとくニャ。これ以上増やしてもどうせ持って帰れないニャ」


 十羽そこそこを射落としたところでレオナがそう言った。


「そうね」


 そういうとエリアは下着だけになって湖に入り、浮いている魔鵠(ダーク・ダック)を回収しては背負子に積んでいく。

 その間、レオナは魔石銃でエリアに襲いかかろうとする魔鵠(ダーク・ダック)を牽制するために何発が撃っていたが、なかなか撃ち落とすには至っていないようだった。

 全てを背負子に積むと、レビデムへ戻り、エリックが紹介してくれた工房に魔鵠(ダーク・ダック)を運んでいく。




 そんな生活を四日続けると、四十羽以上が集まっていた。

 最初の頃には一発も当たらなかったレオナも水鳥を撃つ感覚を身に付けたのか、最終日には結構当たるようになっていた。


「狙いが問題じゃないニャ。距離が長くなれば風に流されることを忘れちゃいけないだけニャ」


 そんな風に極意を語っていたが、ともかく必要な数が集められたことであとは工房の仕事、ということになった。


 そして、魔鵠(ダーク・ダック)の羽根布団が完成したのは二十一日の夜であり、危ないところだったがどうにか間に合わせることが出来た。




 エレルに着いて、ギルドでユートが今から冒険者の審査を始めようとした時にはエリアは冷汗三斗だったが、ユートに気付かれないようにアドリアンたちにサプライズ誕生日パーティーのことも告げることが出来たし、無事にエレルにエーデルシュタイン伯爵家屋敷へと戻ってくることも出来た。

 早く帰ろうと走り出してしまったのは愛嬌だが、屋敷に戻った時には既に薄暗くなっていたのだからしょうがない。


 恐らく中ではアナとジークリンデが屋敷の者たちを動員してパーティーの準備をしていることだろう、と思いながら屋敷の広間の、両開きのドアを開ける。


「あれ?」


 ユートが間の抜けた声を漏らした。

 アナやジークリンデが待っていると思った広間は真っ暗なのだ。


「え?」


 そう思った瞬間、パッと明るくなる。

 吊されたシャンデリアやランプに一斉に火が入れられたのだ。


「ユート、誕生日おめでとう!」

「おめでとうなのです!」

「おめでとう……ございます……!」


 三人の声が響く。



 ユートの驚きようはなかった。

 まさか自分の誕生日をこんな形で祝われるとは思っていなかったらしい。


 そして、並べられたご馳走を食べる前に三人からプレゼントが渡される。


「アナは何にしたの?」

「わたしはこれなのです」


 そう言いながら差し出したのはリングピローに置かれた四つの指輪だった。


「これはわたしが最初のパーティーに出る時に、父上が贈って下さった銀のティアラを鋳溶かして作った指輪なのです。ユートとわたしと、そしてエリアとジークリンデの――エーデルシュタイン伯爵家の絆のために」


 そう言うと、ユートの手を取ってその指にはめる。


「エリア、ジークリンデも」


 エリアがアナに指を差し出し、アナがエリアの指に填めようとするのをユートが手を振って止める。


「あ、それは俺が填めるよ」


 ユートはそう言うと、エリアの手を取って左手の薬指にその指輪を填めてくれる。

 続いてジークリンデ、そして最後にアナに。


「アナ、ありがとう。エーデルシュタイン伯爵家のことも、俺のことも考えてくれて」

「むしろユートは毎日お疲れ様なのです。どうか、身体のことも心のことも気遣って欲しいのです」


 アナはそう言いながら上目遣いでユートを見る。

 ユートもそのアナの視線に、少し恥ずかしそうにしながら頷いた。



「旦那様……私からはこれですの……」


 ジークリンデが出したのは鎖かたびらだった。

 武骨なその一品に、ユートは嬉しそうな、それでいて怪訝そうな表情を作る。


「北方では妻は夫の無事を祈り……服を編みます。しかし、旦那様のされることを考えるとただの服では無事とは思えません――これは、純エルフ(ハイエルフ)に伝わる精霊銀の秘法を用いた……精霊銀の鎖かたびらですの」


 か細い声で、ジークリンデが話す。


「精霊銀?」

「軽いのに……強い銀ですの。サファイアを……ビリオム石と氷晶石と混ぜ合わせて……精霊の力を借りることで作りますの」


 秘法だからか、詳細には教えてくれなかったが、どうやら精霊銀は珍しい銀らしい。


「軽いなら鎧下(ギャンベゾン)胸甲(キュイラス)の間につければいいわね」


 本来ならばそんな装備をすれば重すぎて動きが鈍くなってしまう。


「音は大丈夫か?」

「魔物狩りは無理かもしれないわ。でも軍人として戦うならかなり安全になるんじゃないかしら」


 エリアの言葉にユートは頷いていた。


「ジークリンデ、ありがとう」

「旦那様……私は……エリア様のようにともに戦うことも……アナスタシア様のように知恵を使うことも……出来ません。でも……あなたのご無事を祈る妻がいることを覚えておかれますよう……」

「ああ、わかった。何があっても無事に帰ってくる」


 ユートの言葉にジークリンデは嬉しそうに微笑んだ。


 次はエリアの番、と思ったところで、玄関口が騒がしくなった。


「よう、ユート、祝いに来てやったぞ」


 そう言ってやってきたのはアドリアンだった。

 後ろにいるのはセリル、そして元セラ村村長の息子アルバと、元西方冒険者ギルドの幹部だったギルバートだった。


「一応、エレル冒険者ギルドの準幹部ってことでこいつらも連れてきた。問題ないよな?」

「ええ、ようこそエーデルシュタイン伯爵家屋敷へ」

「ユート様にはいつもお世話になっております」

「エーデルシュタイン伯爵閣下のご厚意、感謝致します」


 そんな挨拶のやりとりがあり、そしていよいよエリアのプレゼントを披露とする番となった。


「あたしのはね、これよ。羽根布団。あたしは装飾品とか選ぶセンスもない、魔物を倒すだけの能しかない女よ。だから、魔鵠(ダーク・ダック)の羽根布団。ユート、あんた疲れてるかもしれないけど、ちゃんと休んで疲れを残さないように、ね」


 エリアがそう言うと、ユートは真顔で頷いていた。


「エリア、ありがとう」

「といっても、アイディアはエリックさんのだし、レオナも手伝ってくれたんだけどね」


 そう言いながらエリアは照れ笑いをしたが、ユートは首を横に振る。


「身体のことを気遣ってくれてるのが嬉しいんだよ。アナはエーデルシュタイン伯爵家が円満にあるように、ジークリンデは俺が怪我しないように、エリアは俺が病気しないようにちゃんと考えてくれているのが嬉しいんだよ」


 そう言いながら、ユートは泣いていた。


「あんた、大の男が泣くんじゃないわよ!」


 エリアはそう笑い、ユートも、そしてみんなもまた笑っていた。


というわけでサプライズ更新でした笑

いや、単にここで間話挟んでおく方がいいかな、と思っただけなんですが。


次の更新は本当に11月9日の月曜日です。

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