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「どうなるのですか?」
【首飾りが呪物としての力を発揮していきます】
結論を先に話してくれた猫さんは詳細を話してくれた。
幽霊になって生前よりも早く走れるようになった猫さんは墓荒らしたちに追い付くことが出来た。
しかし、馬で来ていたらしく、さすがに馬に乗られては追い付くことが難しいと思い、猫さんは女たちに飛び掛かろうとした。
だが……。
「あ゛ぁああああ!」
まず初めに、男たちが呻き声をあげ、目玉が飛び出るのではないかと思えるほどに目を見開いて、泡を吹きながらその場にバタバタと倒れだした。
何が起こったのか戸惑う女の首に掛けられていた首飾りの鎖が大きく広がり、ギュルギュルと女の首に巻き付くと、ゴギ、ボギと嫌な音が鳴る。
女の首の骨が折れた音と、女の首が折り曲げられた音だった。
歪な姿で死んだ女の身体が地面に打ち付けられると、首飾りは女の首から離れ、たまたま近くにいた馬の首に巻き付いた。
混乱した馬は首飾りを振り払いたい一心で、凄まじい速さでその場を駆け去って行ってしまった。
それから世界各地で、呪いの首飾りの噂が聞かれるようになったという。
【どうやら主の恋人の未練と後悔の念が時が経ち呪いへと変化してしまったようなのです。
それからほぼ300年。探し続けていました。追い付くことは幾度かあったのですが、追い付いたところで浄化する方法がなかった。
しかし、この国でシャルロットさんの存在を知り、呪いを浄化してくださる人間と出会えた。
呪いを解いていただいたら、再び主の墓に首飾りを戻してやりたいと考えています】
「それがいいですね。私も一緒にお墓参りをさせていただきたいです」
【ぜひ。主と主の恋人も喜ぶと思います】
いろいろなことが解決して国を出たら猫さんのご主人様のお墓参りにいくことになりそうだ。




