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狗&狛編『双子の妖と温もりの在処』

本編『転生陰陽師は男装少女!?~月影の少女と神々の呪い~』もよろしくお願いいたします!

本編はこちら:https://ncode.syosetu.com/n7258kk/

むかしむかし、あるところに、生まれたばかりの五匹の子犬がおりました。

母犬は真っ白な毛並みで、その美しさから神の使いと崇められ、大きな神社で大切に飼われておりました。


五匹のうち、三匹は母によく似た美しい白を持っていました。

ところが、なぜか二匹だけが、墨に浸かったように全身真っ黒な姿で生まれてきたのです。


一匹は雄、一匹は雌。

つぶらな瞳の、可愛らしい兄と妹でした。


どんな色で生まれても、子は子。

母犬は、可愛い我が子に満遍なく愛情を注いでいました。


しかし、神社の人間はそうではありませんでした。


「全身真っ黒ではないか……まるで妖魔だ」

「なんと不吉な。息の根を止めてしまえ!」

「いや、祟りがあるかもしれん。誰か、遠くへ捨ててこい!」


黒を凶兆と捉えた人々は、無情にも、まだ目もろくに開かない二つの小さな命を、山奥へ捨ててしまったのです……。



***



それから数十年──。


「お、いいカモが来たぞ……あっちだ!」

「ま、待って、兄ちゃん!」


二匹の黒い影が、山中の下草の茂みの中を走り抜ける。

その影たちは、山に捨てられた、あの黒犬の兄妹だった。

二匹は街道が見える位置まで来ると、一気に速度を緩め、道端の大岩の影に身を潜めた。


道の向こうから、旅人がやって来る。

少し身なりのよい老人と、護衛の若者の二人組のようだ。


「くんくん……うまそうな匂いがする。これは当たりだな!」


鼻をひくつかせる兄の横で、妹の腹がきゅるきゅると鳴った。


「兄ちゃん、おなかすいた……」

「……待ってろ。あいつらから、うばってきてやる」


兄の声には、いつもの威勢の良さに混じって、微かな躊躇(ためら)いがあった。


――また、こんなことをして。

かあちゃん、オイラたちのこと、どう思うかな……。


心の奥で、小さな声が囁く。

だが、妹の空腹に歪んだ顔を見ると、その声を振り払うしかなかった。


生きるために、仕方がないのだ。

他に道はないのだ。


そう言い聞かせて、兄はふらふらした足取りで街道に転がり出た。

地面に倒れ込んだ子どもに気付き、若者が慌てた様子で駆け寄ってくる。


「おい、坊主。大丈夫か?」


若者が声をかけると、兄は、さも憐れな表情で訴えた。


「……オ、オイラ、おなかがへって……」

「そうか。困ったな……。俺もあまり持ち合わせがないんだ」


そう言うと、若者は懐から握り飯をひとつ取り出して、兄に差し出した。

その優しい行為に、兄の心が一瞬揺らいだ。


――この人は、悪い人じゃない。


だが、すぐにその後ろで、身なりの良い老人が声を荒らげた。


「おい、何をしておる! そんな汚い小童、放っておけ!」

「しかし!」

「お前はワシの護衛だろう! 仕事をせんのなら金は払わんぞ!」

「……っ」


雇い主にそう言われて、若者は渋々立ち上がった。


「すまんな、坊主。それだけでは足りないだろうが、勘弁してくれ」


すまなそうに顔を曇らせた若者に、子どもはニヤリと笑って言った。


「嫌だ!」

「……は?」


呆気にとられた若者の隙をついて、子どもは大きな黒犬に姿を変えると、脇をすり抜けて、老人に襲い掛かった。


「な、なんじゃ!? ぎ、ぎゃあああ!」

「……なっ!? 坊主、妖魔だったのか!」


若者は慌てて雇い主の元へ向かったが、すでに黒犬は老人を地面に押さえつけ、その鋭い爪を喉元に突き立てていた。


「な、何をしておる!早く助けんか!」

「は、はい!」


刀を手に向かってくる若者を、黒犬はひと睨みして言った。


「動くな! 動けばこの爺さんの命はない!」

「ひっ!? よ、よ、よ、妖魔がしゃべった!?」

「妖魔じゃない! あんな奴らと一緒にするな!」


兄の心に、怒りが込みあげる。


妖魔――瘴気から生まれ、人を食らい、災いをもたらす邪悪な化け物。

自分たちはそんな存在ではない。

ただ生きるために、仕方なくこんなことをしているだけなのに。


唸り声を上げて睨みつける黒犬を前に、若者は交渉を持ちかけた。


「……落ち着け。何が望みだ?」

「持ち物、ぜんぶ置いていけ」

「そうすれば、見逃してくれるのか?」

「取って食ったりはしない。おまえら、マズそうだし」


心にもない強がりを言う。

本当は、こんな風に人を脅すのは嫌だった。

だが、妹を守るためには、強くあらねばならない。


「ふ、ふざけるな!これはぜんぶワシの物だ!」


地面に顔を押し付けられながら、老人はなおも居丈高(いたけだか)に叫んだ。

だが、「ガルルルルルッ」という唸り声と共に、その息が首にかかると、「ひぃっ!」と情けない声を上げて、ガタガタと震え始めた。


名主(なぬし)様、ここはそいつの言うとおりにするしかなさそうだ」

「……く、くそっ!わかった、荷物は置いて行く!だから、そこをどけ!」

「……まだ立場がわかってないのか?」


背中を押さえる力が一層強くなり、老人の脆くなった背骨がミシッっと嫌な音を立てた。


「わ、わかった! ワシが悪かった! 頼む、殺さないでくれ!」

「初めから、そう言えばいいのに」


黒犬は、若者への警戒は緩めず、老人を解放する。


「……ひ、ひゃあああ! お助けえええ!」

「ちょ、名主様! ひとりでは危ないですよ!」


一目散に逃げていく二人の後ろで、黒犬――の兄は、ケタケタと愉快そうな笑い声を上げた。

だが、その笑い声の奥には、自分でも気づかぬ空虚さがあった。


「もう出てきても大丈夫だぞ!」

「うん!」


岩の影から、黒髪の可愛らしい女の子が飛び出してきた。

嬉しさからか、黒い耳と尻尾が隠せていない。

女の子は尻尾を嬉しそうに振りながら、くりくりとした黒目を輝かせて、兄の元へ駆け寄って来た。


「……どれどれ。お、魚の干物に干し柿か。まあまあだな」

「えー、お肉がよかった……」

「もんく言うなら、やらないぞ!」

「兄ちゃんの意地悪!」


妹の屈託のない笑顔を見て、兄の心は少し軽くなった。


これでいいのだ。

妹が笑っていてくれるなら、それで。


野犬となりながらも助け合い、なんとか生き延びてきた兄妹は、気が付けば双子の(あやかし)となっていた。


(あやかし)は、瘴気から生まれ出る邪悪な妖魔とは違い、精霊のような存在である。

長い年月をかけて霊力を蓄え、人の姿を取ることができるようになった動物たちだ。

いたずら好きのものも多いが、本来なら人に大きな害をなすことはない。

だが、生き抜く(すべ)を他に知らぬ彼らには、この方法しかなかった。


山中に潜んで妖術で人を騙し、必要な物を拝借して命を繋ぐ日々。

そうしているうちに、数十年の月日が流れていた。

近くの村の人間が討伐にやって来たこともあったが、それも妖術で幻覚を見せてやり過ごした。


いっそ、殺めてしまえば楽なのだろう。

しかし、兄妹は頑なに不殺を貫いた。


それは、「神の使い」と言われた母犬の子であることの誇りであり、「凶兆」と言われたことを否定するための意地でもあった。


――オイラたちは、「悪」なんかじゃない!


兄はいつも自分にそう言い聞かせていた。

だが、人を騙し、脅し、物を奪う日々に、その確信は少しずつ揺らいでいく。


仕方がないで済ませていいのか。

本当に自分たちは正しいのだろうか、と。



***



そんなある日。

兄妹の前に、小綺麗な格好の美しい少年が現われた。


「おお! これまた、いいカモが来たぞ!」

「なんだか、すごくおいしそうな匂いがするね!」


二匹は喜び勇んで、いつものように岩陰に隠れた。


ところが――。


「……隠れてないで、出ておいで」

「へあ!?」


兄が街道に出る前に、少年が声をかけてきた。


予想外のことに驚きながら、男の子の姿に変化して少年の前に出る。

できるだけ憐れみを誘うように、弱弱しく、涙を浮かべながら。


「……あの、オイラ、おなかがへって……」

「そうか、可哀想に」


そう言うと、少年は優しい笑みを浮かべながら近づいて来た。


(よし、いいぞ!)


いつも通りの展開にほくそ笑んでいると、不意に体の自由が利かなくなった。


「……え?」


目をしばたたかせながら体を見ると、いつの間にか、何かが書かれた大量の紙で体を縛り上げられていた。


「な、なんだ、これ!?」


紙だと言うのにそれはひどく丈夫で、渾身の力を込めても破ることができない。

しかも、妖術も使えなくなっていた。


「……まさか、これ……」


その紙には見覚えがあった。

自分たちが生まれた神社で見たことがある。

確か「お札」とか「呪符」とか言うものだ。


「うまく化けたつもりだろうけど、焦っちゃったのかな? 可愛いお耳と尻尾が出ちゃってるよ?」

「あっ!?」


言われて気付いた。

こんな失態を犯したのは、(あやかし)になりたての頃以来だった。


「……可哀想だけど、悪さをするなら、お仕置きが必要だ」


少年は、綺麗な顔でゾッとするような冷たい笑みを浮かべると、何かを呟いた。

途端に、体がキリキリと締め上げられる。


「……ぐっ!」


痛みと恐怖に、兄の心が叫んだ。


――死んじゃうのかな。

ついに、オイラたちも……。


仕方なかったとはいえ、悪事を働いたバチが当たったのだろうか。

だが、死への恐怖よりも強い想いが胸を貫いた。


――アイツだけでも、逃がさないと。


「兄ちゃん!」


意識を失いかけたその時、妹が少年の前に立ちはだかった。


「兄ちゃんを離して! 兄ちゃんは、わたしのために人間をおそってたの!」


「……ば、ばかっ! 出てきちゃ、ダメだ……」

「だって!」

「逃げろ……」

「いや!……ガルルルルルッ」


涙をポロポロ零しながら、妹は少年に向かって唸り声を上げた。

その小さな体で、必死に兄を守ろうとする妹の姿に、兄の心が締め付けられた。


――この子まで、オイラのせいで……。


「あー、ごめん、ごめん。そんなに泣かないでよ。ちょっと懲らしめるだけのつもりだったんだ」


少年は困ったように頬を掻くと、兄を締め付けていた術を少し緩めた。


「……ゴホッ」

「兄ちゃん、大丈夫!?」


心配する妹に微笑み、兄は少年を睨んだ。


「……オイラたちを、どうするつもりだ?」

「んー、どうしようか?」

「はあ!? なんだよ、それ……」

「いや、人を襲う妖魔が出ると聞いて退治しに来たんだけど。君たち、悪い子じゃないっぽいからさ」


その言葉に、兄の心が震えた。

悪い子じゃない――そんな風に言われたのは、初めてだった。


「というか、君たち妖魔じゃなくて妖だよね?」

「……うん。ねえ、兄ちゃんもわたしも、もう行っていいの?」

「んー、このまま見逃したら、また人を襲うだろ? それも困る」

「……じゃあ、どうするんだよ」

「えっと、そうだなあ。……いっそ、うちの子になる?」

「……は……?」


この少年は何を言っているのだろうか。

理解できないでいる兄妹に、少年は満面の笑みで語りかけてきた。


「僕は陰陽師(おんみょうじ)なんだ。君たちさえよかったら、僕の式神(しきがみ)にならない?」

「陰陽師ってなあに?」


きょとんとしながら首をかしげる妹に、少年は優しく目を細めた。


「妖魔とか、悪いものを退治する人だよ。式神はその眷属……お手伝いをする者のことなんだ」

「……そうしたら、兄ちゃんが人間をおそわなくても、ご飯食べられる?」


妹の問いかけに、兄の胸が痛んだ。

この子は、自分が悪事を働くのを心配してくれていたのだ。


「もちろん! 毎日、ちゃんとあげるよ……って言っても、式神になったらお腹は空かなくなるんだけどね」

「そうなの?」

「うん。でも、食べることはできるから、食べたいなら美味しいご飯を用意するよ」

「ホント!?」

「おい、だまされちゃダメだ! 人間なんて信じられるか!」


兄の叫びは、自分自身への戒めでもあった。

これまで散々人間に裏切られ、捨てられてきた。

今更、人間を信じるなど……。


「……君たちの事情は何となく察してるし、信じられないのは当然だと思う。でも、信じてよ」


少年の瞳に、嘘偽りのない真摯さを見た。

だが、それでもまだ、心の底から信じることはできなかった。


「……」

「裏切ったら、その時は復讐していいからさ」

「……その言葉、忘れるなよな」

「忘れないよ」


少年は兄の戒めを解くと、優しく微笑んだ。


「僕は、安部朔夜(あべのさくや)。君たちは?」


「……お名前、無いの……」


妹が悲しそうに俯いた。

その頭を、朔夜(さくや)はそっと撫でた。

その温かい手のひらに、妹だけでなく兄も、久しく忘れていた感覚を思い出した。


――かあちゃんも、こんな風にあったかかったな。


「なら、僕が名付けていいかな?」

「……勝手にすれば?」

「子犬かあ……。じゃあ、お兄ちゃんが"(こう)"で、妹ちゃんが”(こま)”、なんてどうかな?」

(こま)! わたし、(こま)


はしゃぐ妹を横目に、兄が小さくつぶやく。


「……まあ、悪くはない」


口元が緩んでいるところを見ると、まんざらでも無いようだ。


「じゃあ、一緒に家に帰ろう。式神契約しないとね。あ、師匠たちにも伝えないと……」


ブツブツ独り言を言いながら歩いていく朔夜(さくや)の後を、二匹の子犬が追いかける。

妹は跳ねるように、兄は用心深い足取りで。


――本当に、大丈夫なのだろうか。


兄の心に不安がよぎったが、妹の嬉しそうな表情を見ると、その不安も和らいでいく。

もしかしたら――もしかしたら、本当に幸せになれるのかもしれない。


こうして、人に捨てられて妖になってしまった黒犬の兄妹は、陰陽師(おんみょうじ)安部朔夜(あべのさくや)式神(しきがみ)として生きていくことになった。



***



それからしばらくして。

朔夜(さくや)の屋敷に、今日も可愛い言い争いの声が響く。


「もう!狗兄(こうにい)、しっかりしてください!」

「はえ?」

「そんなんじゃ、朔夜(さくや)様の式神(しきがみ)として失格ですよ!」

(こま)さあ。なんか、話し方も性格も、変わりすぎじゃない……?」


日を追うごとに口やかましくなる妹に、(こう)がうんざりした様子でつぶやいた。


朔夜(さくや)様に相応しいように、成長したのです。狗兄(こうにい)は寧ろ、幼児退行してませんか?」

「えええ!? ひどいよ、(こま)。オイラだってがんばってるのに……」

「だったらいい加減、成長してください! お兄ちゃんなんですから!」

「昔は可愛かったのに……」

「……なんか言いました?」

「い、言ってないよ……」


(こま)朔夜(さくや)への敬愛を胸に、日々自分を磨き上げていた。

一方の(こう)は、相変わらずのマイペースぶりで、そんな妹に振り回されている。


だが、二匹の瞳に宿る光は、あの頃とは全く違っていた。

不安も恐怖もない、純粋な幸せの光だった。


その様子を微笑ましく見守るのは、この兄妹の主となった朔夜(さくや)と、兄弟子の賀茂真白(かものましろ)だ。


「まーた、やってるよ。飽きないね、あいつらは」

「癒されるよねえ……」


呆れ顔の真白(ましろ)の隣で、朔夜(さくや)は蕩けた顔をしている。


「おーい、朔夜(さくや)。顔、やべえことになってるぞ……」

「おっと、失礼!」

「お前ホント、式神(しきがみ)に甘いよな」

「だって、あんなに可愛いんだよ!?」


食い気味で力いっぱい答える朔夜(さくや)に苦笑しながら、真白(ましろ)は真面目な顔で言った。


「はいはい。でも、最低限の(しつけ)はちゃんとしろよ」

「わかってるって。あれであの二人、仕事はちゃんとできるんだ」

「……ならいいけどさ」


そんな会話をしていると、真白(ましろ)の背中にドンっと衝撃が走った。


「うおっ!?」


振り返ると、満面の笑みの(こう)がへばりついていた。


真白(ましろ)! オイラと遊ぼうぜっ!」

「あのさ、(こう)ちゃん。オレ、休憩してるだけで、まだ修行の最中なんだけど……」

「えー……」


悲しそうな顔で見上げる姿に胸が痛む。

結局、真白(ましろ)はぼりぼりと頭を掻きむしると、やけくそ気味に答えた。


「……あー! わかったよ! ちょっとだけな!」

「やった! 真白(ましろ)、大好きだぞ!」

「おう、オレも(こう)ちゃん大好きだぜ!」


真白(ましろ)(こう)が仲良く庭に飛び出していく。

そこへ「真白(ましろ)様の邪魔をしたらダメですよ!」と言いながら(こま)まで合流し、鬼ごっこが始まった。


「……真白(ましろ)も人のこと言えないじゃないか」


苦笑しつつ、朔夜は楽しそうにはしゃぐ双子の(あやかし)を優しい瞳で見つめた。


あの日、山で出会った時の彼らを思い出す。

人を騙し、脅すことでしか生きられなかった彼らが、今はこんなにも無邪気に笑っている。


(こう)(こま)にとって、朔夜(さくや)が命の恩人であることは間違いない。

だが朔夜(さくや)にとっても、この二匹は掛け替えのない存在になっている。

彼らの純粋な笑顔が、朔夜(さくや)の心を癒し、支えてくれていた。


これから先、彼らが二度と辛い想いをすることが無いように――。

そして、この温もりが永遠に続くように――。


朔夜(さくや)は心の中で、静かに祈りを捧げた。

庭先に響く、幸せな笑い声に包まれながら。

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