サイコパス泳ぐ!
ハイ!エブリワン!トゥデイイズ!
ここ『なろう』言うてな(笑)
今日はナマズの料理食べたい脛。
脛が食べたいわけじゃないよ?
ハイ、サイコパス
では本編へ
川に到着した。
その川はまさに清流と呼ぶにふさわしく、真に透明だった。
ところてんが波打ちながら、うねっているようにも見えた。
そして、ところてんが流れ出るのを防ぐように真っ白い石が囲っていた。
早速、僕は服を脱いで、パンツだけになった。
「よっ」
そして、川に飛び込んだ。
バッシャン~~~~!!
メチャ気持ちよかった。
ずっと飛び込んで水しぶきが上がる瞬間を繰り返したいと思うほどだった。
ケモ耳少女がドン引いてたのは、別の話。
こんなに開放的な場所は都会には無いからな。
僕は都会より田舎の方が好きだ。
皆光る便利な板に洗脳されているかのように下を見ているから。
たまにいる歩きスマホガチ勢には、いつも営業スマイルで微笑みながら、スマホ諸共アッパーしてやりたい。
そんなに好きなら目に埋め込めばいいんじゃないのか?
「ぷはっ」
意外と深かったな。
具体的に言うと足が全く底に着きそうにもないほどの
潜水が長かったせいか、ケモ耳少女がうろたえていた。
「大丈夫ですか?」
「え、うん」
言うて僕的には長くなかったんだがな?
あ、『状態異常回復』か。
山で使ったのがまだ続いてたのか?長いな。
まぁ長いに越したことはないんだけどな。
「意外と深いけど気持ちいいよ?入らないの?」
水の中から手を差し伸べる。
「えと・・・・・・」
濡れたくないのか?
獣の本能的なモノか?
「泳げないですし、脱ぎたくないんです!」
ケモ耳少女が叫んだ。
怒られた感じになった。
え、これ僕が悪いの?
「えっと、別に脱がなくても良いんじゃない?」
着たままでも大丈夫だよな?
『状態異常回復』の僕だったら、多分どこでも救えるだろ。
「いや、着て入ったら・・・・・・」
「大丈夫」
恐る恐るケモ耳少女が水に足を入れた。
言うて泳げないって言ってもケモ耳だし、犬かきぐらいはできるだろ。
ちゃぷっ
「ほら」
手を差し出した。
その手を掴んで、ケモ耳少女は川に飛び込んだ。
そして、顔まで沈んだ。
「げはぁーー!!ゴボボォォォォォォ~~~・・・・・・」
何故水を飲むんだ?
そういう構造なのか?と疑えるぐらい水をがぶ飲みした。
脇に手を差し込み上に持ち上げた。
「げ~~~~~」
口から水が滝のように出てきた。
汚ねぇ。
「大丈夫?」
「もう・・・・・いいです。私・・・水飲んじゃうんですよ。げ~~~~~」
まだ出てきた。
キタネェ。
本当に泳げないそうだから、もう岸に上がるか。
ケモ耳少女を持ち上げながら岸に近づく。
足に違和感があらわれた。
『状態異常回復』しているはずだから、足がつるとかそういうことはないはずだ。
では、この違和感は・・・
グイッ
思考をかき消すほどの威力で足を引っ張られた。
川の底に何かがいる。
それだけしか分かってなかったのだが、すぐに思考が追いついて、ケモ耳少女がどこに居るのか、探した。
取り敢えず、手には居なくなっていた事は判明していたので取り敢えず、辺りを見渡した。
水中で上を見上げると川面がキラキラと揺れていて綺麗だった。
その中でジャバジャバと泡がたっていた。
見たところケモ耳少女っぽい。
まぁ溺れているだけなら別に助けは必要ないな。
どっちかっていうと、僕の方が状況的に言えばヤバいからな。
足元を見ると足にはツタのようなものが絡まっており外そうとしたのだが、それは意思を持っているかのように外そうと試みるたびにさらにキツく縛りこまれた。
そんなことをしている傍らケモ耳少女は更に溺れていた。
僕の足元からさらに深い場所から、僕の足に絡まっているのと同様のツタのようなものがケモ耳少女向かって突撃していった。
シュルル
勿論、そのツタはケモ耳少女の足を捕らえた。
マジか。
そうだな・・・・どうすればいいんだ?
最優先には、ケモ耳少女の救助。
次が僕。
じゃあどうやって助けるか。
ツタはキツく硬くて、ナイフとかがあっても切れるかどうか定かではない。
じゃあツタの大元を潰すか。
ちょっと待ってろ、僕の大切な村へのパスポート!
『百発百中』!
自分の背中を押した。
地形とかが分からないので・・・・
目標は底!
ゴボボボボボボボボボボボッ!!!
僕に押し出された僕の体は加速していき、数秒の間で底に着いてしまった。
到着した僕は辺りを見回す。
あ、そう言えば僕水中で目開けても何も見えなかった人なの見えるようになってるじゃん。
ゴボボ・・・・・・・・・・
泡?
振り向くと、巨大なナマズがいた。
パックン
食われた。
ハイ、今日の一番のサイコパスはぁ水ですね。
間違いないっす。
だってさぁところてんに見えるとか水質どうなってんねん!
ワンチャン固まってますよアイツ!
どうにかしてくださいよぉ~
~賢者タイム~
はい、というわけで今日はぎりぎりの投稿という事で!
でも、僕の作品読んでくれてる人って深夜帯なんだよね。
だから理にかなっているって言うわけで!
今日も明日もサイコォッォパァアスゥ!!!!