サイコパス第一村人と出会う!
昨日投稿できなかったぁ!
昨日は誕生日パーリーだったんだぁ!
くっ・・・・許せ・・・・・・・・・・
今日はもう一個投稿するように頑張るから・・・・・・・・・・
では、楽しんで!
ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!
青い空を溺れるように落ちていく。
だが、これであの老人が本当の神様だった、という説が更に濃厚になった。
ていうかもう、マヂ神。
重力が向いている方に体の前方にあたる部分を向けると、風圧で口がベロベロとなってしまう。
さっきソレをやっていたら、息も吸えないし、目もほとんど開けないし、色々辛かった。
でもちょっと気持ち良かったのは別の話。
そんなことは置いといて、さっきほんの少し見えたのは、緑の森だった。
この速さで気に突き刺さったら、どうなるのかな・・・・・・・・
まぁ確実に死ぬな。
でも、死んだらまたあそこに行くだけだろうし、大丈夫か。
どうせこの速さだったら痛みなんてコンマ何秒とかですむだろうし。
ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォオオオオオオオオ~~~~~~~~!!!!!!!!!
背中から感じられる風圧以外特に刺激が無くなってきた。
することが無いな、早く終わった時の試験ミタイダナ。
することが無かったので、叫んでみることにした。
僕が学校に居るとまとわりついてきたパリピみたいに。
良い奴だったんだけど、五月蠅くて敵わない。
「うあぁぁぁぁ!!・・・・・・・・・・」
出したはずの声が消えてなくなった。
空に置き土産をしてきたみたいに。
音が消えた。
下を見るのは出来ないので、じっくりと時間をかけて風圧が大丈夫な安全圏内を探しながら横に首を向けていく。
緑がギリギリ見えた。
という事は、死期が近いんだな。
あー短い人生だったな、本当に。
ものの数秒?流石に数分間か。
そんなことはどうでもいい。
でもまた落下死なんて面白みがないなぁ
せっかくなら別な死に方をしてみたいモノなんだがな。
横を見ると木の幹が見えた。
WOW・・・いつの間にかこんなところに・・・・・・・・・・
こんないつのまにか骨折みたいに死ぬのか。
よく考えたら高高度から落ちて死ぬんなんて、面白みがありまくりじゃないか。
ゴバンッ・・・・・・・・
「ん?」
あれ?死んでない?
体をくるりと地面の方に向けると、どうやら僕は地面の1メートル上空で滞空しているようだった。
何だ死ねないのか。
それを認識した途端にまた落下を始めた。
ドサッ
「うべ」
顔面から突っ込んだんだからこれくらいの声は出さしてくれ。
そんなことはさておき、立ち上がって周りを見渡してみた。
ただの森の中だった。
田舎って感じの。でも少し剥げた山という印象も同時に入ってきた。
そんなことより目に入ったものがあった。
今僕が立っているところを中心として、半径1~2mほどのクレーターが出来上がっていた。
下段突きの拳をそのクレーターの中心に置いた。
「フッ」
笑える。
少しぶらりとしてみた。
光が濃い方に行くと、そこは崖で、木が生えておらず開けていた。
だから、景色がひと通り見えた。
『山』
が沢山群生していた。
つまり、山しか目に入ってこなかった。
グラ・・・・・・・・・・
揺れた?地震とかあるのか。
しかし、揺れはすぐに収まったので、気にすることは無かった。
フォン!
目の前にモニターのようなモノが「やぁ」と出てきた。
『さっきの神様じゃよ!これを見ているってことは無事ってことじゃよな?まぁよい。とにかくその世界で生きていくには[スキル]を扱うのが必須となる。先ずは「ステータス!」と言ってみよ』
「ステータス・・・」
ピロンッ
『ダメじゃ!もっと声を張り上げろ』
まさかのSNS感覚。
「ステータス!」
何にも起きなかった。
僕は一人で何してるんだ。
ピロンッ
『そう言ってもスキルは使えないから、心の中でステータス!と叫ぶんじゃ』
チッ
ステータス!
フォン!
もう一個モニターのようなモノが出てきた。
『数値』
『スキル』
『アイテム』
『???』
これらがモニターのようなモノに書いてあった。
ピロンッ
『取り敢えず、スキルを押してみるんじゃ』
ポチリンコ
『状態異常回復』
『索敵』
『百発百中』
『圧倒的武力』
確かに神の間で選んだ者達だった。
ピロンッ
『スキルはその名前を呼べば使えるぞい。恩恵のおかげでクールダウンの時間は半減されて、発動時間もちょっと伸ばしておいたぞ』
小枝を拾った。
僕は、覚えていたが、もう一度しっかりと思い出した。
『スキルは使用者の概念によって効果が変わる』
つまり、僕の想像次第。
『百発百中』!
小枝をダーツ持ちした。
『加速』のイメージ。
『弱点着弾』のイメージ。
『ホーミング』のイメージ。
略せば
『僕の考える百発百中は、僕から発射された物質を加速させ、相手をホーミングし、弱点に着弾する』
目標は少し離れた崖の上にある木にした。
ちょうどダーツ持ちしていたのもあって、能力を試すために、ダーツみたいに投げた。
ヒュンッ!
ただの小枝は投げた瞬間に『加速』していき、本当に「あっ」と言う間に、木に着弾した。
そしたら、こっちにまで、ギギギィィ、という音が聞こえそうなぐらいに木が倒れ始めた。
腐食していたのか、キノコが寄生したのか、よく分からないが『弱点に着弾する』は成功したようだった。
あ、真っ直ぐ目標の期に向かって投げたから『ホーミング』性能分からんやん。
ピシッ
目線が変わった。
ん?
あ、俺また落ちてるの?
さっきの僕の着地地点にあったクレーターからヒビが派生して、崖がもぎっとなってしまっていた。
走ってももう遅かった。
石と共に落ちる。
マジか。
ドゥガーーーン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「っ~・・・・・」
めっちゃ怪我した。
後頭部からの出血。
背中の打撲。
脊椎のヒビ。
肩甲骨、頭蓋骨、尾骶骨etc.の骨折。
「あぁ~~」
流石に痛いな。
骨折したことが無かったから、これはこれで、人生初体験ってことなんだけど・・・・・・・・やっぱ痛すぎる。
まぁ、このために『状態異常回復』を貰ったんだよ。
賭けだけど。
『怪我は状態異常』
『毒とかは状態異常』
『いつもと変わる点があればそれは状態異常』
略せば
『僕の考える状態異常回復は、何でも回復する』
ていうわけで、『状態異常回復』!
ジュク・・ジュク・・・・ジュクジュク・・・・・・・・・・
「グアッ!」
体の内側がグリルされているように熱くなった。
でも、もうピンピンだ。
人間は痛みになれる人間だからな。
もう立てる状態にまで回復した。
瓦礫の上に立つと、ちょっと離れた所に人だかりがいて、メッチャ目が合った。
第一村人だ。
話でも聞こうかと歩いて近づいていくと、その6、7人の第一村人達は薄汚い恰好をしており、よく見たら少女を取り囲んでいた。
めんどくせぇ。
この話で一番のサイコパスは、倒れてしまった木ですね。
木は普通倒れないじゃないですか、それに、小枝で倒れるなんてそれはもうサイコパスでしょう!!
・・・・・・・・・・
はい、筆者がサイコパスだってことで終わり!
サイコゥパァゥス!!!!
タピオカを飲みにイクゥ!