表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
南壬創名の雑『シ』録  作者: 南壬 創名
3/19

樹海霧中

『樹海霧中』


今 迷っている

森の中

どうすれば良いのだろう

今 彷徨っている 戸惑っている

夢も希望もなくしている


突然 微かな音が

小さいけど とても 心に響く 鈴に

僕は導かれて

そして……


走り出した

僕の瞳が 光輝いているのを感じた

僅かな希望が 向こう側にあると 思ってた

見栄と負けん気を残して

すべてを投げ捨て 夢中で進んだ

樹海の出口だけを 見つめている



この広大な森の中

ひと欠片の希望 手に握りしめて

大切な 未来へと繋がるから


夢は現実とは違う

夢は現実にはならない

だから 人は夢になろうとしている


あと もう少しで 手が届きそう その夢に

でも 届かない

焦り 空回りしている 心を落ち着かせて

理想だけでは 幸せになんかなれない

また 迷うだけ

強くならなきゃ

優しくならなきゃ



走り出した

僕の瞳が 光輝いているのを感じた

僅かな希望が 向こう側にあると 思ってた

見栄と負けん気を残して

すべてを投げ捨て 夢中で進んだ

樹海の出口だけを 見つめている


樹海の出口だけを 求めている

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ