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第8話 朝飯などなかった。

急になにかがのしかかった感じがして目を覚ました俺

「なんだよ...朝から早々....」

ドスンときた方に目を向けるとパッと見猪だが大きさとしてはニワトリ程の大きさで重さは子供位の『猪のような何か』がのっていた

(なんだこいつ...猪にしては小さいな....)

などと思い更けていると誰かが入って来た、(誰だ?)と思いその人物を見るとミルが何か震えてキラキラ目を輝かせていた。

「な...」

「な?」

「何これかわいい!」


テンプレ通りでしたか。


「てかこれお前が連れてきたんじゃないの?」

「違うよ、こんなかわいいの最近じゃ見ないよ」


可愛い物は絶滅危惧種、はっきり今わかったね。


「それとごはん!」

「はいはい」

とミルに急かされ飯の準備をしに調理場に向かうとマノが人数分の料理を作り終えて椅子に座っていた。


「仕事早いっすね」

「ハハッ、そりゃどうも、それとミル呼んできてくれ」


などと会話をしているとミル自分からやってきた。


イノシシ(?)を抱えて

なんとうらy...けしからん


「なに...それ....少しいいかな...?あっ」


マノが物珍しげにイノシシ(?)を見て触れようとした瞬間パッとミルの脇を抜けて華麗に降りた。


そして不幸にも俺たちの飯に駆け寄りものすごい勢いで食べ始めた、そしてものの数分で俺達の飯の『8割以上』を食いきった。


「...」

「...」

「...」


絶句した、まるで時間が止まったかのように無言になりイノシシ(?)を見つめた、ミルは泣きそうになっているが。


「ねぇ...ごはんは...?」

「こいつが食った」

「....」

「.....」

「うわぁぁぁぁぁぁん!」


ミルが小学生みたいな泣き方で泣き出した、結構可愛いがうるさい。


「まぁまぁ、また作ればいいだけだから待ってて」


そう言ってマノが昼飯用の材料で飯をまた作り始めた。

こいつはいいオカンになるな(確信)


「ぐすっ...うん...」


そして娘か、やけに大きい娘だなぁ...

そしてふと疑問に思った


「そういえばマノさんが飯作ってる間は誰が門番してるんですか?」

「誰もしてないよ、ただ結界は張ってあるから大丈夫だと思うよ」


この世界には他にも魔法があるのか、昼飯の途中で聞いてみることにした、がそれ以前にこのイノシシをどうするかだな。


「んでこいつどうします?」

「こいつ...鍋にするもん...」

「まてまて、少し調べる必要があるから鍋にするのはもう少し待ってくれ」


会話が理解できるのかイノシシが俺の膝きて震えだした、割と可愛い。

と言うかこの世界にも鍋という概念はあったんだな、キノコとか色々あるし魚もあれば入れて鍋にするのもいいな。


「むぅ、わかった」

「よしよし、じゃあもうすぐご飯できるからいい子にして待っててくれ」


そして飯が運ばれてきた、イノシシは満腹なのか俺の膝の上で寝てしまった。

献立は昨日俺が作った飯の上位互換版みたいな感じだったがやはり食材を知っているだけあって美味い、素材の風味がちゃんと出ている、そして朝(昼?)飯が済み片付けをしていたが魔法について聞く事を思い出しマノに聞くとこの世界には大雑把に分けて3種類の魔法があるらしい。


1つ目は最も基本的な『召喚魔法』

これは供物を生贄として使い魔を召喚する魔法らしい。

昔、この世界の国が戦争をした時に最も使っていた魔法で今でも割と使うらしい。


2つ目は傷や病気を治したり皮膚を硬質化させたする『白魔法』

マノの結界魔法これに入るらしい。

これも昔の戦争中に使われたりしたらしいが最近は怪我を治すのに使う位しか使わないらしい。


3つ目が火の玉と出す『黒魔法』

RPGとかでよく見るあの魔法、しかしこの世界では黒魔法は『悪魔の魔法』と言われているらしい。

俺の知ってる異世界じゃない(ラノベ感)


そして『白魔法』と『黒魔法』にはそれぞれ個々の魔力を使って発動するらしいが魔力限界には個人差があらしく同じ魔法を使っても才能などで威力などが変わるらしい。

やっぱり才能ってあるんだね....


そして昼飯の後片付け終わり食後の運動がてら少し村を歩いていたら少し違和感を覚えた。

「村人が居ない....?」

遅くなりましたが更新しました

お腹減ったとお話し短いのは許してヒヤシンス


次回のサブタイトルを何にしようか

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