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第5話 初めての料理は前途多難

なんやかんやで飯を作る事になった。

飯なんて作った事は中学の頃の調理実習が最後だった気がする。

卵焼き程度なら誰でもできると思うし簡単な物でも作ろうか、と思い台所らしき所を見つけた、しかも外でだ、台所と言うかまど以外木製感がするし言うなればアウトドアなどでで切り株にまな板を置いて調理するって感じ。


「初めてのお料理はアウトドア感満載の異世界クッキングですか...」


などと独り言を呟きながら食材を探すが面倒なのでミルに聞く事にした。


「なあミル、食材ってどこにある?」

「うん?しょくざい?わかんない」


ミルに聞いた俺が馬鹿でしたよ、気は勧まないが赤の他人にいきなり食料を媚びるのも失礼だ、不幸中の幸いか周りは森だから食料くらいあるだろう、致し方ないがミルに少し遅くなると言っておくか。


「ミル、少し飯の材料とってくるから待ってろ」

「じゃあ私も行くよ!」


その返答は期待も予想もしてなかった、ミルの事だから『わかった!けど速くね!』とか言って来ないと思っていたが数秒考え人材が増えるのはありがたいからこのまま連れて行こう。


「わかった、じゃあそこの森でキノコとかあるだろうから拾ってくるぞ」

「うんうん!まかせて!」


そうして村の外に出ようとするとマノが『お前もか...』と言わんばかりの悲しそうな目で見た気がした。


「で、具体的には何を探すの?」


森に出た俺にミルが問いかけてきたが即答した。


「食えそうな物を持ってくる、以上!」


多分これが一番速くて理解できると思います。

そう言うや否やミルは「オッケー!そこで待っててね!」といい近くの木に登り姿を消した、俺はまあ近くでキノコや草でも拾えばいいだろうと思い周りを見たら見るからにヤバそうなキノコとかも色々あったが『後でマノさんに聞けばいいだろう』と思い数分間探した。


「みっけた!もうどこ行ってたの!」


背後から声が聞こえたから振り向くとミルが半泣きで見ていた、キノコ狩りに夢中ですっかりミルの存在を忘れていたなんて言えない。


「ほら、最初に言っただろ?飯の材料を探しに行くって」

「バカ!バカバカバカ!ちゃんと居てって言ったじゃん!またどこか私の知らない所に行ったと思ったじゃん!」

「落ち着け、俺はここだ、ここにいるぞ」


話が全くわからないがなだめて村に戻ったが門でマノが驚きを隠せない表情でいたが御構い無しにマノの所へ向かった。


「おま...戻ったのか...」

「そりゃ...ミルの飯作んなきゃですし、それよりこれが食えるかどうか聞きたい」

「あぁ...そうか、とりあえず見せてみろ」


こうしてマノに収集したものを見せた。

結果が

毒キノコ×7

猛毒キノコ×2

食えるキノコ×6

木の実×27

ミルが取ってきた何かの肉×1

の結果になった、猛毒キノコを見た瞬間マノが「これ食う以前から見た目からして以上じゃんwww」などと爆笑された、ついでに山菜を少し分けて貰った。ともかく食料は入ったから調理だ!


ミルのキッチン(?)に戻りフライパンらしい物がないかを探していると小さい寸胴鍋らしき物と雪平鍋らしき物と果物ナイフらしき物があった。

なんで鍋ばっかなんだよ(ーー;)。


「とやかく言っても仕方ない!料理だ、まずキノコ細かくを切って少し火を入れて別の鍋に肉、山菜を入れて...」


など色々試行錯誤してやっと飯ができた。

少し遅くなりましたが更新です!

今回は飛ばすか飛ばさないかで考えたのですが練習と言う面もありますので書かせていただきました。

それにここでミルちゃんの伏線も仕掛けておきたかったのでちょうど良かったです。


それでは次回も何卒よろしくお願いします!

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