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第3話 召喚と邪女神と供物と

投稿が遅れました、申し訳ないです、それと一話と二話を少し見づらかったので編集しました。

多分このペースで更新すると思いますのでこれからもよろしくお願いします!それでは


前回のあらすじ!

明石はハスターに異世界に飛ばされ落ちた先は湖で服を乾かしていると焼いたら美味そうな名前の半魚人に出会い踏んだり蹴ったりしてミルと出会い東京の事を話した。

「そういえばさアカシは何で使い魔とか召喚しなかったの?」

「召喚ですか?無理ですよ、魔法使えないんですから」

「えっ?」


なにその(魔法使えないとかどうやって生きてきたの?)みたいな顔されても困る、実際飛ばされてきたんだから知る訳ないだろう。


「ねえ...聞いちゃ悪いんだけどさ...アカシってどうやってここまで生きてこれた訳?」

「生きてきたと言うか飛ばされて来ました」


何の躊躇いも無く真顔で言い放った、しかし事実だ!


「飛ばされて来たって....さっきの大きな音はアカシなの?」

「ええそうですよ!ハスターとか言う自称女神の邪神に飛ばされて来ました!」


思い出しただけでも少しイライラしてくるな...

あの糞邪神女神....長いから邪女神と呼ぼう


「ハスターってそれ風の女神よ....」

「えっ?」

「えっ?」


何だと?この世界では邪神じゃないのか!

それより今は召喚だ...


「えっと....それより魔法の使い方とやり方を教えてもらいたいのですが...」

「女神様に飛ばされる、いやそもそも女神様に会ったかどうかも....」(ゴニョゴニョ)

「あの!」

「あぁ、ごめんね!何だったっけ?」


何をゴニョゴニョ言って言おうが事実は事実だ


「魔法を教えて欲しいんですが」

「オーケー、魔法ね、ただ基本的な事しか教えられないかもだけどいい?」


この際だ、教えてもらえるだけありがたい


「ええ、問題無いですよ、よろしくお願いします」

「じゃあまず基本中の基本、供物を使った召喚からね」

「えっ?基本って火の魔法とかじゃ...」

「どこで知ったかは知らないけどそれは中級からね」


俺の知っているRPGの基礎では無かったようだ...


「じゃあまずこの鎧の破片を供物にして召喚してみるから見てて」


そう言うと腰の辺りの鞄から金属片を出してミルは何か唱え始めた。


「集え 集え 集え 祖に我に集え、汝手向けるは過去の栄光、来れ過去を今に変え実在を見せる者よ!サモン!」


するとミルの手にあった金属片が震え、あの鎧を着た騎士(?)が音も無くミルの隣に立っていた


「ざっとこんなもんよ、そこら辺の物でもできるから物は試しでやってみてよ!戻す時はリターン!で戻るから」


リターンと言うや否や鎧の騎士は消えた


(知っている呪文はほぼクトゥルフTRPGのオンセで覚えた物しか無いがするだけならタダだしやってみるか)


そう思い邪女神から貰った腕輪に手をかけ呪文を唱え始める


「いあ!いあ!はすたぁ!はすたぁ!くふあやく!ぶるくとぅむ!ぶぐとぉらぐん!あい!あい!はすたぁ!」


詠唱が終わると腕輪が光り地面にあの邪女神が寝ていた


「う〜ん、あと5分だけ〜」


何を呑気に寝ているんだこの邪神は、水着(?)を脱がせてやろうかと手を出そうとするとミルが騒ぎ出した


「えぇ!?なんで女神様召喚できちゃってるの!?しかも呪文まで!アカシあなた何者!?」


それで目が覚めたのか邪女神が起きた、このやろう...


「うぅ〜まだ眠いよ〜」

「おい邪神、なんだこれは」


寝ぼけていいようが関係無い、邪神に質問する。


「えぇ〜、やだよめんどくさい〜」

「脱がすぞ」

「もう、そんなに見たいの...おませさん」


などと頬を赤らめながら言う、どう見てもBもない胸で面白い冗談を言うな、この邪神


「そんな貧相な身体見ても嬉しくないですよ、それよりなんですか?これ」


と言いながら腕輪を見せると


「むぅううう!貧相とは失礼な!このナイスばでぃの魅力がわからないとはどういう事よ!まずはそこから知る必要があるわね!」


ハハッ!どう見てもAの胸を強調されてナイスボディだって?おかしくって腹痛起こすわ!つっても長くなりそうなので軽くあしらっておこう。


「あー、先程の無礼お許し下さい、そうですね女神様はいい身体付きですね(棒)」

「そうでしょ?わかればいいのよ、それとその腕輪は私を召喚する為の供物だと思ってくれればいいわ、他にも効果はあるけど多分それがわかりやすいわ」

「さいですか、ついでにRPGみたいなステータスのチェックみたいなのってあります?」


これは重要だと思う、魔法を使う世界だから無いと困ると思うんだが。


「おん?無いよそんな物、自分の身体でわかる筈だから心配しないで!」


なんと言う事でしょう!魔法があるRPGみたいな世界なのにステータスが確認できないだと!?

。・゜・(ノД`)・゜・。

そんな感じに嘆いているとミルがガチガチになりながら邪女神に話し始めた


「あっ、あのっ!私、ミルフォード・タスクって言います、よよろしくお願いしますっ!」

「あっ、よろしくね、ミルフォードさん、それとコレに色々教えてあげると嬉しいけどお願いできる?」

「はいっ!」


即答だった、それと着るものが欲しいから割り込むように会話に入った


「なあ女神さんよ」

「なに?」

「着るものくれ」

「え〜」

「なんならそのコートでもいいぞ」

「やだよ」

「その水着でもいいぞ」

「わかったから下着はやめて!」


(下着なのかよ、てかそれなら最初からくれよ)

など思いながら黄色いコートをもらいそのまま羽織った


「んじゃ、コートありがとお疲れさん、リターン」

「えっちょまっ!」


(最後まで言えず消えていく女神、なかなか実物だな

それとコートも貰ったし案外いい神様なのかもな。)

など考えているとミルが震えながらこちらを凝視している、強すぎる視線で何を言いたいかハッキリわかった。


「ねえアカシ!今!今!」

「あーハイハイわかったわかった、女神様だろ?」

「そうだ!女神様に今あったんだぞ!」


その後色々熱弁された、勘弁してくれ。


「それとなアカシ、この後どこ行くかとか決めているのか?」

「いや、決まって無いけど?」


当然決まっていない、なんの目的も無いまま飛ばされてきたからな。


「じゃあ村に来ない?冒険者としてなら話は通るし!」

「そうさせてもらう事にするよ、行く当ても無いし」


ベターだがこれが俺の求めていたものだ!やったぜ!

てかこの子すごくフレンドリーだな...


など思いながらも村に行こうと決めたのであった。


設定ですがハスターのスリーサイズは上から

73、56、80


ミルは

87、60、78の設定です

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