第1話 プロローグ
俺は基本的に誰かと一緒にいる事は無い、いわゆる「ボッチ」な高校生「美代 明石」(ミシロ アカシ)だ。
自慢では無いが本当に人望がないし他人と一緒に居る事もなかった。
とある金曜日の学校帰りまた何時ものようにつまらない帰り道
(ゲーセンでも行こうかな?)と不意に思いゲーセンに立ち寄る事に決めたが振り向いたら黒塗りの高級車が目の前に来てそのまま俺は轢かれた、そして最後に聞こえた事が
「やべぇよ...やべぇよ...」だった、こんな事聞きたく無かったよ。
数時間寝た気がする、俺は目を覚ますと真っ暗だったがスポットライトみたいな光が俺の場所にかかる、一瞬目を閉じたが目が慣れてきて周りを見渡すと目の前に水着じみた服に黄色いコートを着た見た目20代、黄色い髪の天然パーマかと思われる髪型の女の人が椅子で座っていた。
「あの...」
「ねえ!君、魔法に興味ない?」
話かけられて第一声がこれだ...何?魔法?興味無いと言えば嘘にはなるが魔法は存在しないらしいのが常識だ、丁重にお断りしようとしたらいきなり
「ねえ、はやく答え聞かせてよ」
....なんだこいつは!
「あの、まず俺の状況と貴方が誰か教えてくれると凄く嬉しいです」
ボッチな俺でもこれ位の質問の権利はある筈だ、そしたら答えが
「あたし?あたしは女神のハスター、貴方達からすれば邪神とか言われてるわ、失礼ね!それと貴方の置かれてる状況は貴方が車に轢かれて死んでここにいる、以上!」
なんと言う事だ!黄衣の王は実は女でしかも俺は轢かれて死んでここにいるだと?うん、多分聞き間違いだもう一d
「信じようが信じまいがどれも本当だからね」
....追い打ちはやめてほしい、泣きそうになる
「あの、話はわかりました、じゃあ魔法とかってなんですか?」
「魔法は魔法よ、アニメとか漫画である火を出したり、私を召喚したりするやつ」
最後が物騒だが大体わかった...
「で?答えは決まった?魔法覚えて別世界に行くって話?」
話が飛んでいる....勝手に決めてもらっても困る。
「では丁重におk」
「行ってくれるのね!」
「おこt」
「行ってくれる?」
あぁ...あれだ、RPGとかである「はい」を選ばないと抜けれない無限ループだ。・゜・(ノД`)・゜・。
「....はい...わかりました...」
「やった!話がわかる少年はあたし好きよ!」
邪神に好かれても嬉しく無いがこの邪神(女神?)が地味に可愛いから何とも言えない。
「じゃあ君に少しプレゼントをあげよう、女神のプレゼントだぞ!ありがたくうぇとれ!」
噛んだぞこいつ...まあ何かくれるならいいか...
そして俺の頭の上から何か降ってくる
「いてっ!...何だこれ」
(くれるなら手渡しでいいじゃん...ん?腕輪?)と思いながらも貰った腕輪を見ると何とも名状しがたい装飾がされた腕輪だった、流石俺の世界では邪神
「あの...」
「これは私からのプレゼントだからね!大切に持っておきなさい、じゃあいってら!」
そうして女神(?)の満面の笑みの元、俺の真下に穴が開き突然の事過ぎて反応も出来なかった俺はそのまま落ちていくと湖があり、そのまま湖に落ちた
この度は私の初めての作品「サモン・サクリファイス」をご覧頂きありがとうございます!
この作品の設定は「主人公が不幸にも事故で死んで女神(?)に強制的に別世界へ飛ばされるが飛ばされた物は仕方ないと思いながら生きていく」と言う世界観で行きたいと思います、よろしければ私と「サモン・サクリファイス」をよろしくお願いします!