第零話 ~優しい魔王~
悪魔界――――
そこは悪魔神カオスが支配する世界
下級悪魔どもはカオスにおびえ過酷な労働を強いられる。
反逆悪魔などは罰で消されたりもする。
人間がそこにいたとすればおそらく1日ともたないだろう・・・
きっと見ただけで恐怖に震えるはずだ。
悪魔界はそういう世界だ―――――――
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なんてことはない(笑)
悪魔と呼ばれるのがおかしいくらいに普通の生活、営みがある。
悪行なんて人間の方が多いくらいで、いつもみんな善意に満ちている。
それだけではなく・・・
下級悪魔で身体能力が普通の人間の十分の一以下
カオスでも人間の二十倍程度の能力しかないのだ。
優れている点といえば変身能力だ。
現在人間界には日本限定で人間の姿の悪魔が多く潜んでいる。
だが活動などは基本的に悪魔界を発展させるための資金のボランティアばかりだ。
悪魔界の通貨は円だったりするなど、日本の影響をだいぶ受けていて、日本語も使用されている。
カオスも実は心やさしく、人間の年齢に合わせると15歳くらいの男の子である。
だが遊び呆けていたため、人間界の知識がとても少なく、行ったこともなかった。
現在のカオスは7代目
数日前6代目が亡くなり、今は精神的に勉強どころではなく、ただひたすらに落ち込んでいた。
普段ならオレ様系王とか下級悪魔に言われているが、普段強気な分、ショックに弱い。
ガラスのハートなのである。
そんな優しい悪魔様がある日突然言い出した。
『オレは父上の愛した人間界に行くぞ!』
その時の執事&メイド悪魔は声も出ないほど驚いていた。
ども、坂本真李尾です。
この作品のネタはなんか塾で勉強してる間にフッと思いつきました。
何かコレよくね?みたいな
受験前なのになにやってんでしょうね僕。
でももうすぐ終わるので終わり次第書かせていただきます。
書きまくらさせていただきます。
それでは