第1話 もう我慢の限界!
西暦2026年。
マーガトン星は、橙色と灰色の荒野に覆われていた。砂と蜜の匂いが漂うその星で、アリーナ・ユリアノヴァは唯一の女性として生きていた。周囲には200人もの男たちしかいない。
「もう我慢できない! クソッ、この星にうんざりだ!」
アリーナは苛立ちと深い憤りを込めて叫んだ。
「150年もここで暮らしたわ! もう新しい星に行きたい、新しい冒険がしたい!」
近くにいた男の一人、メジオットが慌てて言った。
「だめだ! お前が去ったら、この星に子孫を残す女性がいなくなってしまう!」
アリーナは冷たい視線を彼に向けた。
「それが私に関係あるとでも? お前もこの星も、勝手にどうぞ! 私は新しいものを知りたいの。新しい種族……特に女の子たちをね。男はもう十分よ!」
メジオットは必死に彼女の腕を掴もうとした。
「触らないで! この虫けら!」
アリーナは彼の手を強く捻り、鋭い蹴りを股間に叩き込んだ。そして指を軽く弾くだけで、テレキネシスで彼を数キロ先まで吹き飛ばした。
彼女の周囲にピンク色のオーラが爆発的に燃え上がった。ボルドーの髪が風に舞い、心臓の形をした深い胸元が大胆に強調される。彼女はピンクの翼を広げ、空に浮かび上がり、大声で叫んだ。
「男どもよ! もうお前たちを産み続けるのはごめん! 私は去るわ!」
周囲は静まり返った。
アリーナは最後に橙色の荒野を一瞥し、呟いた。
「700年生きてきた……そろそろ方向転換の時間ね……」
彼女は背を向け、宇宙の闇へと飛び立った。高速で東に向かいながら、心の中で思う。
『やっと……今、すごく興奮してる……でも……これからどうしよう?』
彼女は遠くにピンク色の惑星を見つけた。
『女の子……? うん、女の子と楽しむ時間よ……どこへ飛べばいいか、わかってきたわ』
彼女は光の矢となって加速した。二時間後、彼女は地球の大気圏に到達した。
「ここよ! 人間の星、地球。セクシーな女の子がたくさんいる……早く味わいたい!」
アリーナは黒い唇を舐め、地球に向かって急降下した。




